- 2017年10月23日
- くすのきカイロプラクティックオフィス
先週、国立博物館に行った際、こんなものを見つけてしまったんですよ。
文楽小屋!
以前六本木でこんなことやってましたよね。
東京では文楽はあまり盛んではありませんがとても面白いんですよ。
僕も何度か見たことありますが、正直って歌舞伎よりも面白いです(笑)
何が違うか?
歌舞伎はその華やかさや様式美、舞踊など様々な要素が入ってきます。
役者による技量の違いというのもありますよね。
それに比べて文楽は物語が直接入って来るんです。
義太夫と人形だけですからね。
ですから、心中物なんかを見てるとグッとくるんですよね。
そうそう、文楽って人形浄瑠璃の事ですからね。
近松なんかもその点を考えて歌舞伎には本をほとんど書いていないんですよね。
今、歌舞伎で演じられている3大義太夫狂言「仮名手本忠臣蔵」「菅原伝授手習鑑」「義経千本桜」もオリジナルは文楽です。
太夫も文楽の方が格が上なんじゃないかなあ。
文楽の舞台はあんなふうになってます。
上から見るとこうですね。
ちなみに人形は3人で動かすんですが、本当に不思議なもので見ているうちに後ろの人形遣いも視界から消えていきます。
人形だけが動いている錯覚に陥るんです。
面白いですよ~。
一般的に文楽をご覧になった事のある人ってほとんどいないと思います。
でも、雨の中こんなに並んでいらっしゃったんですよね~。
ちなみにこの後は雨が上がって良かったです。
演目何だったのかなぁ。それだけでもチェックしてくればよかった。。。。。