目からうろこの整体コラム

マッサージチェアは長く使うほど効果がある?実は逆かもしれません

昔、銭湯などに20円で動くマッサージチェアがありましたよね。

普通の椅子に背中や腰を押す突起が付いていて、数分間だけ動くあのタイプです。

最近のマッサージチェアは本当に進化しました。

リクライニング機能が付き、ローラーが背中を動き回り、腕や脚まで空気圧で刺激してくれます。

空港などにも設置されていて、待ち時間につい利用したくなる方も多いでしょう。

昔とは比べものにならないほど性能は良くなっています。


どうして10分くらいで止まるのでしょう?

町中のコイン式マッサージチェアを見ると、多くは約10分で終了します。

「もう少しやりたいな。」

そう感じたことがある方も多いと思います。

もちろん回転率や料金設定などの理由もあるでしょう。

しかし私は、それ以上に筋肉への刺激時間が関係していると考えています。


約30年間の施術経験で感じていること

私は約30年間、さまざまな肩こりや腰痛の患者さんを施術してきました。

その経験から感じているのは、

筋肉は長時間刺激し続ければ良くなるわけではない

ということです。

むしろ、同じ場所に刺激を与え続けることで、一時的には気持ち良く感じても、その後かえって筋肉が硬くなってしまう方を数多く見てきました。


自宅のマッサージチェアは注意が必要です

実際に問題になりやすいのは、自宅のマッサージチェアです。

テレビを見ながら。

そのまま寝てしまう。

終わってもまた動かす。

これを繰り返してしまう方が少なくありません。

すると、

筋肉が硬くなる

さらに気になる

またマッサージする

という悪循環に入ってしまうことがあります。


マッサージガンも同じです

最近人気のマッサージガンも同じです。

コリが強い場所だからといって、

ずっと当て続けてしまう方がいます。

しかし、強い刺激や長時間の刺激は、かえって筋肉が緊張しやすくなる場合があります。

※マッサージガンの正しい使い方については、別の記事で詳しくご紹介します。


実は施術でも同じ考えです

患者さんから、

「今日は2コマ続けてお願いできますか?」

と相談されることがあります。

しかし私は、お断りしています。

理由はシンプルです。

続けて施術するよりも、一度筋肉を休ませてから施術した方が効果が高いからです。

筋肉には刺激を受け止め、変化する時間が必要です。

私は約30年間の施術経験から、

続けて長時間施術するよりも、

1日〜数日空けてもう一度施術した方が、筋肉は良い反応を示すことが多い

と考えています。


セルフチェック

次の項目に当てはまりませんか?

□ マッサージチェアで20分以上座ることが多い

□ マッサージチェアで寝てしまう

□ マッサージガンを同じ場所に何分も当てている

□ 「長くやるほど効く」と思っている

一つでも当てはまる方は、刺激を与え過ぎている可能性があります。


まとめ

マッサージチェアもマッサージガンも、使い方次第では体を楽にしてくれる便利な道具です。

しかし、

「長くやればやるほど効果が高い」というわけではありません。

大切なのは、

  • 強さ
  • 時間
  • そして刺激する方向です。

私は約30年間の施術経験から、力や時間よりも「筋肉を正しく捉えること」の方がはるかに重要だと感じています。

適度な刺激と十分な休息。

その積み重ねが、筋肉を良い状態へ導く近道だと考えています。

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温泉は肩こりや腰痛に本当に効果があるのでしょうか?

温泉に入ると肩こりや腰痛が楽になるのは、なぜでしょうか?

「先生、温泉に入ると肩こりが楽になるんですよ。」

患者さんから、このようなお話を聞くことがあります。

温泉地へ行くと、効能の欄には

  • 肩こり
  • 腰痛
  • 神経痛
  • 疲労回復

など、さまざまな症状が書かれています。

では、本当に温泉にはそのような効果があるのでしょうか?

今回は、整体師としての視点からお話ししたいと思います。

 


温泉が気持ち良く感じるのには理由があります

温泉へ入ると、

「体が軽くなった。」

「肩や腰が楽になった。」

と感じる方は少なくありません。

これは決して気のせいだけではなく、入浴そのものが体にさまざまな影響を与えているためと考えられています。

例えば、

  • 体が温まることによる血流の変化
  • お湯の浮力による筋肉や関節への負担の軽減
  • 水圧による体への刺激
  • 心身がリラックスしやすくなること

などが重なり、体が楽に感じられることがあります。

 


温泉と家庭のお風呂は何が違うのでしょうか?

温泉には泉質によってさまざまな成分が含まれています。

そのため、泉質ごとの特徴が期待されることもあります。

一方で、毎日の家庭のお風呂にも大きなメリットがあります。

ゆっくり湯船につかることで筋肉が温まり、血流が促されることで、体がほぐれやすくなる方も少なくありません。

つまり、

「温泉だから特別」

というだけではなく、

ゆっくり入浴すること自体にも意味がある

と私は考えています。

 


筋肉がリラックスすると体も楽になります

整体の施術でも目指していることの一つは、筋肉の緊張を和らげることです。

温泉や入浴も、筋肉がリラックスしやすい環境をつくるという点では共通しています。

筋肉の緊張が和らぐことで、

  • 肩こり
  • 腰痛
  • 全身の疲労感

などが軽減したように感じる方もいらっしゃいます。

 


忙しい方でもできる健康習慣

「温泉に行きたいけれど、なかなか時間が取れない。」

そんな方も多いと思います。

そのような場合でも、

毎日シャワーだけで済ませるのではなく、湯船にゆっくりつかる時間をつくるだけでも、体を休めるきっかけになります。

忙しい毎日の中だからこそ、入浴時間を少し大切にしてみるのもおすすめです。

 


まとめ

温泉が気持ち良いのは、単に気分の問題だけではありません。

温熱や浮力、水圧、そしてリラックス効果などが組み合わさることで、体が楽に感じられることがあります。

もちろん、慢性的な肩こりや腰痛では、入浴だけで根本的な原因が解決するとは限りません。

しかし、

筋肉をリラックスさせる習慣として、温泉や毎日の入浴は健康づくりに役立つ方法の一つです。

肩こりや腰痛が気になる方は、整体による筋肉のケアとあわせて、毎日の入浴習慣も見直してみてはいかがでしょうか。

 

 

肩こりについてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事もおすすめです。

 

 

運動不足が続くと、体はどう変わるのでしょうか?

運動不足が肩こり・腰痛を招く?「サルコペニア」について知っておきたいこと

「最近、階段を上るのがつらくなった…」

「少し歩いただけで疲れてしまう。」

「以前より肩こりや腰痛がひどくなった気がする。」

このような変化を感じている方はいませんか?

年齢のせいだと思ってしまいがちですが、その背景にはサルコペニアが関係していることがあります。

サルコペニアとは?

サルコペニアとは、加齢や運動不足などによって筋肉量や筋力が低下し、体の機能が衰えてしまう状態のことです。

筋力が落ちると、

  • 歩くのが億劫になる
  • 階段がつらくなる
  • 転びやすくなる
  • 疲れやすくなる

といった症状が現れやすくなります。

そして運動量が減ることで、さらに筋力が低下するという悪循環に陥ってしまいます。

運動不足は高齢者だけの問題ではありません

サルコペニアというと高齢者をイメージされる方が多いかもしれません。

しかし近年では、

  • リモートワークが増えた
  • 車で移動することが多い
  • デスクワーク中心で歩く機会が少ない

など、40〜50代の働き盛りの世代でも運動不足になる方が増えています。

運動量が減ると筋力が低下するだけでなく、同じ姿勢が続くことで筋肉が硬くなり、肩こりや腰痛につながることも少なくありません。

筋肉は使わなければ衰えます

私自身、Apple Watchで活動量を確認していますが、仕事の日と休日では消費カロリーにかなり差があります。

整体師という仕事は体を動かす機会が多いので特に感じますが、普段の通勤や買い物なども意外と大切な運動になっています。

「少し歩く」

「階段を使う」

そんな日常の積み重ねが筋肉を維持するためにはとても重要です。

急に頑張りすぎるのは逆効果です

「運動不足だから今日から頑張ろう!」

という気持ちは素晴らしいことですが、筋力が落ちた状態で急に激しい運動をすると、筋肉が悲鳴を上げてしまいます。

筋肉痛だけでなく、肩や腰を痛める原因になることもあります。

まずは無理のない範囲で、

  • 少し歩く
  • 軽いスクワット
  • ストレッチ

などから始め、徐々に体を慣らしていくことが大切です。

筋肉を動かし、必要に応じてケアをすることが大切です

運動不足で硬くなった筋肉は、適度な運動と筋肉のケアを組み合わせることで動きやすくなることがあります。

当院でも、

「最近歩くのが減って肩こりがひどくなった」

「筋力が落ちて腰がつらい」

というご相談をいただくことがあります。

施術だけではなく、日常生活で無理なく体を動かす習慣を取り入れることも大切だと考えています。

まとめ

サルコペニアは高齢者だけの問題ではありません。

運動不足は筋力の低下だけでなく、肩こりや腰痛など、さまざまな不調につながることがあります。

「最近体力が落ちたな…」

と感じたら、それは体からのサインかもしれません。

無理のない運動を続けながら、筋肉を良い状態に保つことが健康な体づくりにつながります。

筋肉は年齢に関係なく、使えば応えてくれます。今日できる小さな一歩が、10年後の体を大きく変えてくれるかもしれません。

肩こりが慢性化する仕組みや、当院の施術についてさらに詳しく知りたい方は、こちらのページもぜひご覧ください。

👉 肩こりページはこちら

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朝起きた時、肩がこってるのは枕のせい?

朝起きた時に腰が痛かったり肩が凝った感じがする人が少なくありません

テレビなど見ていると、それは布団のせいとか、枕のせいとしているのをよく見かけます。

質のいい睡眠などというフレーズもよく聞きますね。

朝起きた時に肩が凝った感じが増していて枕を何度も変えているという方も少なくないように聞きます。

寝ていて症状が増してしまうのは布団や枕が悪いからでしょうか?

 

僕の答えはそうではありません。

 

朝起きた時に症状が増しているのは元々コリが強いからです。

 

どういう事でしょう?

 

人は寝ている時は心臓の動きもゆっくりになり血流が悪い状態になります。

つまり、慢性的にコリが強いところも血流が悪いですからより凝っている状態になってしまいます。

 

それで朝起きた時にコリが増して感じるのです。

その証拠に起きて2〜3時間もすると症状は緩和します。

それは血流が良くなるからです。

 

では布団や枕はなんでもいいかと言えばそうとも言えません。

 

布団で言えば、柔らかく沈むタイプのものは腰への負担が大きく腰痛の原因になりますし、高さの高い枕は肩こり、首こりの原因になります。

 

その2タイプに気をつければあとは好みになります。

 

僕は腰痛や肩こりのためにそんなに高い寝具を買う必要はないと考えます。

 

それよりも、慢性的なコリを取り除く事です。

 

しっかりと筋肉の深部からコリを取り除けば朝の症状は無くなります。

ぎっくり腰は、痛みが引いてからが大切です

ぎっくり腰を起こした時の対処法について、患者さんから聞かれることがよくあります。

以前にもこのテーマで記事を書いたことがありますが、今読み返すと、当時は「発症直後にどう対処するか」という部分に重点を置いていました。

もちろん、ぎっくり腰を起こした直後の対応は大切です。

ただ、約30年間患者さんの腰を見てきた現在は、ぎっくり腰は急性期が終わった後のケアこそ重要だと考えています。

痛みが引いたからといって、腰の状態まで元に戻っているとは限らないからです。

ぎっくり腰と慢性腰痛は同じではありません

慢性的な腰痛は、長時間同じ姿勢を続けたり、疲労をためたりすることで、腰やお尻の筋肉が少しずつ固くなり、重さや痛みが出てくることがあります。

一方、ぎっくり腰は、

  • 朝、顔を洗おうとした時
  • 床の物を取ろうとした時
  • テレビのリモコンへ手を伸ばした時
  • 立ち上がろうとした時

など、何気ない動作をきっかけに突然強い痛みが出ます。

私の臨床では、ぎっくり腰の直後には、筋肉やその周囲の組織を傷め、炎症を疑う反応が見られることが多いと感じています。

そのため、発症直後から深部を強く施術することはしていません。

まずは急性期の反応が落ち着くことが大切です。

発症直後は、無理をしないことが第一です

ぎっくり腰を起こした直後は、仕事や家事を無理に続けず、腰へ大きな負担をかける動作を避けてください。

特に、

  • 重い物を持つ
  • 中腰を繰り返す
  • 痛みを我慢して強く伸ばす
  • 無理に運動する
  • 強く揉む

といったことは避けた方がよいでしょう。

ただし、「安静」といっても、何日間も寝たきりになる必要はありません。

トイレや食事など、痛みが強くならない範囲の日常動作は行いながら、無理な動きだけを控えるという考え方です。

冷やすか温めるかは、体の反応を見ます

発症直後に熱っぽさやズキズキする痛みがあり、冷やすと楽になる場合は、保冷剤をタオルで包み、10〜15分ほど当てる方法があります。

冷やし続けるのではなく、皮膚の状態を確認しながら短時間にしてください。

一方で、温めた方が楽に動ける方もいます。

そのため、すべてのぎっくり腰に対して、

「必ず3日間冷やす」

「お風呂は絶対に禁止」

と一律に決める必要はないと考えています。

ただし、発症直後に長風呂をしたり、熱い湯に無理に入ったりする必要はありません。

浴槽への出入りが不安な場合は、シャワーで済ませる方が安全です。

翌朝に痛みが強くなることがあります

ぎっくり腰は、痛めた瞬間よりも、その日の夜から翌朝にかけて痛みが強くなることがあります。

寝ている間に腰が動かず、起床時には筋肉がこわばっていることも影響します。

そのため、発症当日に無理をして動き続けると、翌朝さらに動きにくくなることがあります。

最初のうちは、

  • 動作をゆっくり行う
  • 寝返りや起き上がりで腰をひねらない
  • 一気に立ち上がらない
  • 痛みを我慢して動かない

ことを意識してください。

痛みが引いたら治った、ではありません

ぎっくり腰の強い痛みは、数日かけて少しずつ落ち着くことがあります。

この段階で多くの方は、

「もう治った」

と思います。

しかし、私はここが非常に重要だと考えています。

急性期の炎症が落ち着いても、傷めた場所やその周囲の筋肉が、深部で固まった状態のまま残ることがあるからです。

痛みは軽くなっても、

  • 腰が重い
  • 前屈がしにくい
  • 朝だけ腰が固い
  • 長時間座ると張る
  • また同じ動作で痛めそうな不安がある

という状態が残ることがあります。

この固まった状態を放置すると、慢性腰痛へ移行したり、再びぎっくり腰を起こしたりする一因になると、私は考えています。

ぎっくり腰を繰り返す方には共通点があります

ぎっくり腰を何度も繰り返す方の腰を触ると、痛みがない時でも深部の筋肉が強く固まっていることがあります。

一度目のぎっくり腰の後に、強い痛みだけが引き、そのままにしてしまう。

すると腰の柔軟性が十分に戻らないまま、仕事や家事を再開することになります。

その状態で疲労が重なったり、不意に体を動かしたりすると、再び痛めやすくなります。

最初は数年に一度だったものが、

  • 年に一度
  • 数か月に一度
  • 少し疲れるたびに不安になる

という状態へ変わっていく方もいます。

「ぎっくり腰は癖になる」と言われる理由の一つは、急性期の後に残った筋肉の硬さが十分に整えられていないことではないかと、私は考えています。

急性期が終わった後に、深部の筋肉を整える

私の施術では、ぎっくり腰の痛みが強い急性期に、無理に深部を刺激することはしません。

強い痛みや熱感が落ち着き、少しずつ動けるようになってから、腰やお尻の筋肉の状態を確認します。

そして、

  • 傷めた場所の周囲
  • かばって固くなった筋肉
  • 腰を支えている臀部
  • 深部に残った強いコリ

を丁寧に緩め、柔軟性を取り戻していきます。

私は最近、ぎっくり腰は急性期を乗り切るだけでなく、その後に残った深部の硬さを取ることが、慢性化や再発を防ぐために重要だと強く感じています。

炎症が落ち着く前に無理な施術をするのではありません。

急性期が終わった後だからこそ、固まった筋肉をしっかり整えるのです。

すぐに医療機関へ相談した方がよい症状

次のような症状がある場合は、単なるぎっくり腰と決めつけず、早めに医療機関へ相談してください。

  • 足に強い力が入らない
  • 両脚にしびれが広がる
  • 尿や便が出にくい、または漏れる
  • 股の周囲の感覚がおかしい
  • 発熱や強い体調不良がある
  • 転倒や事故の後に強い痛みが出た
  • 痛みが急速に悪化している

また、痛みが長く続く場合も、一度きちんと検査を受けることが大切です。

ぎっくり腰は、その後のケアまでが対処です

ぎっくり腰を起こした直後は、無理をせず、急性期の反応が落ち着くのを待つ。

少し動けるようになったら、できる範囲で日常生活へ戻していく。

そして痛みが引いた後は、腰の深部に固まった筋肉を残さないように整える。

私は、この三段階が大切だと考えています。

痛みが引いた=腰が元の状態に戻った、ではありません。

ぎっくり腰を何度も繰り返している方や、その後から慢性的な腰痛が続いている方は、急性期が終わった後の腰の状態にも目を向けてみてください。

腰痛が慢性化する仕組みや、当院の施術についてさらに詳しく知りたい方は、こちらのページもぜひご覧ください。

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花粉症とぎっくり腰。一見関係ないようで実は深い関係があります。

花粉症とぎっくり腰。一見関係ないようで実は深い関係があります。

「花粉症とぎっくり腰に関係があるの?」

そう思われる方も多いかもしれません。

実は、この2つには**”朝”**という共通点があります。

今日は、花粉症の季節に気をつけていただきたい「ぎっくり腰」についてお話しします。

朝は、ぎっくり腰が最も起こりやすい時間帯です

以前、ぎっくり腰についてのブログでもお話ししましたが、ぎっくり腰は午前中に起こることが圧倒的に多いと私は感じています。

その理由は、朝は腰の筋肉がまだ硬く、ハリが強い状態だからです。

起きてから体を動かし始めることで徐々に血流が良くなり、筋肉も柔らかくなっていきます。

そのため、一日の中でも朝は腰に最も負担がかかりやすい時間帯なのです。

(詳しくは「ぎっくり腰の対処法」の記事もぜひご覧ください。)

花粉症も朝に症状が強くなります

一方、花粉症には「モーニングアタック」と呼ばれる現象があります。

起床直後は、くしゃみや鼻水などの症状が強く出る方が少なくありません。

つまり、

朝は腰の筋肉が硬い。

そして、

朝はくしゃみが増えやすい。

この2つが重なることで、ぎっくり腰のリスクが高くなってしまうのです。

くしゃみは腰に大きな衝撃を与えます

ぎっくり腰になった患者さんから、

「顔を洗おうと前かがみになった瞬間に…」

「リモコンを取ろうと少しかがんだだけで…」

というお話をよく伺います。

それほど、朝の腰はデリケートな状態です。

そこへ、くしゃみによる強い衝撃が加われば、ぎっくり腰を起こすきっかけになってしまうことがあります。

花粉症シーズンのぎっくり腰予防

私がおすすめしているのは、とても簡単なことです。

くしゃみをする時は、壁や机などに手を添えること。

実際にやってみると分かりますが、何も支えずにくしゃみをする時と比べて、腰への衝撃はかなり軽くなります。

花粉症の方なら、経験されたことがある方も多いのではないでしょうか。

一番の予防法は、腰の疲労をためないこと

もちろん、最も大切なのは普段から腰の状態を整えておくことです。

慢性的に腰の筋肉が硬くなっている方は、朝のハリも強くなり、ぎっくり腰のリスクも高くなります。

花粉症の季節だけ対策をするのではなく、

普段から腰の疲労をためない体を作ること。

それが、ぎっくり腰を予防する一番の近道だと私は考えています。

 

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腰痛には腹筋運動?その前に知ってほしいこと。

腰痛には腹筋運動?その前に知ってほしいこと

腰痛になると、

「腹筋が弱いから腰痛になるんですよ。」

「腹筋を鍛えれば腰痛は良くなります。」

このように言われた経験はありませんか?

確かに、筋力を維持することは腰痛予防にとって大切です。

しかし、腰痛がある時に、いきなり腹筋運動を始めることが本当に良いのでしょうか?

私は約30年間の施術経験から、慢性的な腰痛の方は筋力強化より先に行うべきことがあると考えています。

筋肉はどのように強くなるのでしょう?

筋力トレーニングをすると筋肉に適度な負荷がかかり、筋繊維には小さな損傷が起こります。

その傷が修復されることで、筋肉は以前より強くなっていきます。

しかし、この仕組みがうまく働くのは、

  • 筋肉に柔軟性がある
  • 血流が良い
  • 回復しやすい状態にある

ことが前提です。

腰痛がある時の筋肉は違います

慢性的な腰痛がある方は、腰やその周囲の筋肉が硬くなり、血流も低下していることが少なくありません。

そのような状態で腹筋運動などの筋力トレーニングを行うと、筋肉への負担が大きくなり、かえって腰痛が悪化してしまうケースもあると私は考えています。

もちろん、すべての腰痛に当てはまるわけではありません。

腰痛の原因や状態によっては、医師や理学療法士などの指導のもとで筋力トレーニングが勧められる場合もあります。

大切なのは「順番」です

私が大切だと考えているのは、

① 筋肉のコリを改善する

② 血流を良くする

③ 筋肉が動きやすい状態をつくる

④ 筋力トレーニングを行う

という順番です。

筋力をつけること自体を否定しているわけではありません。

むしろ筋力がつけば、コリができにくい体づくりにつながると考えています。

だからこそ、筋肉が十分に動ける状態をつくってから筋力強化を始めることが大切なのです。

腰痛を悪化させないために

腰痛があると、「運動不足だから鍛えよう」と考える方は少なくありません。

しかし、筋肉が硬くなっている状態で無理に腹筋運動を続けると、症状が悪化してしまうこともあります。

まずは筋肉の状態を整え、血流を改善し、筋肉が本来の働きを取り戻せる環境をつくること。

その上で筋力トレーニングを取り入れることが、腰痛が出にくい体づくりへの近道だと私は考えています。

 

 

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冬になると肩こり・腰痛・膝痛が悪化する理由とは?

冬になると肩こり・腰痛・膝痛が悪化する理由とは?

冬になると、

「肩こりがいつも以上につらい…」

「腰痛が悪化した気がする…」

「膝の痛みが強くなる…」

そんな経験はありませんか?

寒くなると「年齢のせいかな」「冬だから仕方ない」と思われる方も多いのですが、実は寒さには症状を悪化させる理由があります。

今回は、冬に肩こりや腰痛、膝痛が悪化しやすい理由と、自宅でできる簡単な対策をご紹介します。

寒さが肩こりや腰痛を悪化させる理由

寒くなると体は体温を逃がさないように血管を収縮させます。

そのため筋肉への血流が低下し、もともと慢性的なコリがある筋肉はさらに硬くなりやすくなります。

さらに寒さを感じると、無意識に肩をすくめたり、体に力が入ったりします。

この状態が続くことで肩や首、腰の筋肉はさらに緊張し、肩こりや腰痛を悪化させてしまうのです。

膝についても同様で、周囲の筋肉が硬くなることで動きが悪くなり、痛みを感じやすくなることがあります。

冬の対策は「冷やさないこと」

冬の肩こりや腰痛対策で一番大切なのは、

「筋肉を冷やさないこと」

です。

「温シップを貼っています。」

という方も多いのですが、私は約30年間の施術経験から、慢性的な肩こりや腰痛には、使い捨てカイロなどでしっかり保温する方が効果を感じる方が多いという印象を持っています。

※感じ方や効果には個人差があります。

おすすめの保温方法

肩こり

肩甲骨の内側、やや上のあたりに貼るタイプの使い捨てカイロを使用すると、肩周囲が冷えにくくなり、寒さで肩をすくめることの予防にもつながります。

腰痛

腰痛が出やすい腰の下部を温めると、筋肉の緊張を和らげるのに役立ちます。

膝痛

膝はカイロを直接貼りにくい場所です。

そのため、ウール素材などの保温性の高いサポーターを利用すると、膝周囲の冷え対策になります。

カイロを使う時の注意点

使い捨てカイロは便利ですが、一つだけ注意があります。

寝る時に背中や腰へ貼ったまま眠ってしまうと、体重で圧迫されて低温やけどを起こすことがあります。

カイロは就寝中の使用を避け、日中の活動時に利用することをおすすめします。

「寒いから仕方ない」と諦めないでください

冬は肩こりや腰痛、膝痛が悪化しやすい季節です。

しかし、その多くは筋肉が冷えて硬くなることが大きく関係しています。

「寒いから仕方ない」と我慢するのではなく、

  • 体を冷やさない
  • 筋肉を温める
  • 保温を意識する

この3つを心掛けるだけでも、冬のつらさは軽減できることがあります。

寒い季節こそ、体をしっかり温めながら、肩こりや腰痛、膝痛を悪化させないように過ごしていきましょう。

肩こりが慢性化する仕組みや、当院の施術についてさらに詳しく知りたい方は、こちらのページもぜひご覧ください。

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朝起きると肩こりや腰痛がひどい…その原因とは?

朝起きると肩こりや腰痛がひどい…。その原因は枕でしょうか?

「朝起きると肩がガチガチ…」

「寝る前より腰が痛くなっている…」

このような経験はありませんか?

こうした症状があると、多くの方は

「枕が合わないのかな?」

「マットレスが悪いのかな?」

と考えます。

もちろん寝具が影響するケースもありますが、私は約30年間の施術経験から、寝具そのものが主な原因であるケースは、それほど多くないと感じています。

では、なぜ朝になると肩こりや腰痛が強くなるのでしょうか?

朝に症状が強くなる理由

朝起きた時に肩こりや腰痛がひどくなる方の多くは、もともと慢性的なコリを抱えています。

夜眠っている間は活動量が減り、心拍数もゆっくりになります。

そのため筋肉への血流は日中より少なくなり、慢性的にコリがある筋肉はさらに硬くなりやすい状態になります。

その結果、

「朝起きた時が一番つらい」

という状態になるのです。

時間が経つと楽になるのはなぜ?

「朝は痛いのに、お昼頃には楽になってくる。」

このような方も多いのではないでしょうか。

起床後は体を動かし始めることで血流が徐々に改善し、硬くなっていた筋肉が少しずつ柔らかくなります。

そのため、朝感じていた肩こりや腰痛も軽くなっていくのです。

ぎっくり腰が朝に多い理由

ぎっくり腰は、朝から午前中に起こることが少なくありません。

私はその理由も、朝の筋肉の硬さが関係していると考えています。

慢性的にコリがある筋肉は、朝は特に硬くなっています。

その状態で、

  • 顔を洗う
  • 靴下を履く
  • 荷物を持ち上げる

といった何気ない動作をした時に、筋肉へ急な負担がかかり、ぎっくり腰につながることがあります。

そのため、朝は特に無理な動きをしないよう注意することが大切です。

改善の目安は「朝」です

施術を続けている患者さんにも、私はよくお話ししています。

朝起きた時の症状は、改善の一つの目安になります。

朝の肩こりや腰痛が少しずつ気にならなくなってきたら、それだけ深部のコリも改善してきていると私は考えています。

逆に、

「朝だけはまだつらい」

という場合は、深部のコリがまだ残っているサインかもしれません。

朝の痛みを当たり前にしないでください

「朝だけだから大丈夫。」

そう思っている方も少なくありません。

しかし、朝に症状が強く出るということは、慢性的なコリが積み重なっている可能性があります。

放っておくと、肩こりや腰痛がさらに悪化したり、ぎっくり腰などを起こしやすくなることもあります。

朝の肩こりや腰痛が続いている方は、「寝具が悪い」と決めつける前に、一度筋肉の状態にも目を向けてみてください。

慢性的なコリを改善することが、朝のつらさを軽減する近道になると私は考えています。

肩こりが慢性化する仕組みや、当院の施術についてさらに詳しく知りたい方は、こちらのページもぜひご覧ください。

👉 肩こりページはこちら

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ぎっくり腰は、なぜ朝に多いのでしょうか?

ぎっくり腰は、なぜ朝に多いのでしょうか?

「ぎっくり腰(急性腰痛)」を経験したことはありますか?

突然腰に激痛が走り、その場から動けなくなってしまう…。
数日間寝たきりになったり、少し動くだけでも恐る恐るになってしまったりと、本当につらい症状ですよね。

では、ぎっくり腰は腰で何が起きているのでしょうか。

私は約30年間の施術経験から、多くのぎっくり腰は筋肉を痛めることで起こると考えています。

患者さんにはよく、
「腰に寝違えが起きたようなものだと思ってください。」
とお話ししています。

ぎっくり腰は朝に起こりやすい

実は、ぎっくり腰には起こりやすい時間帯があります。

それはです。

なぜだと思いますか?

寝ている間はほとんど体を動かさないため、朝起きた直後の筋肉は硬くなっています。

特に、もともと腰のコリが強い方ほど、朝は筋肉の柔軟性が低下しています。

その状態で、

  • 顔を洗おうと前かがみになった時
  • 靴下を履こうとした時
  • ソファから立ち上がろうとした時

このような何気ない動作でも、筋肉を傷めてしまうことがあります。

これが、ぎっくり腰のきっかけになることが少なくありません。

一方、午後以降に起こるぎっくり腰は、重い物を持ち上げた時など、大きな負荷がかかった場面で起こることが多い印象です。

痛みは時間が経ってから強くなることもあります

ぎっくり腰というと、

「グキッ!」

という瞬間に、その場へ倒れ込んでしまうイメージを持つ方も多いでしょう。

もちろん、そのようなケースもあります。

しかし実際には、

「ピキッと違和感があっただけなのに、時間が経つにつれて痛みが強くなり、翌朝には動けなくなってしまった。」

というケースも少なくありません。

これは、筋肉を傷めたあとに炎症が広がっていくためです。

温めるより、まずは冷やしましょう

ぎっくり腰になると、

「温めた方がいいのでは?」

と思われる方も多いのですが、受傷直後は炎症を抑えることが大切です。

そのため、まずは患部を冷やすことをおすすめします。

湿布でも構いませんが、可能であれば保冷剤やアイスノンなどをタオルで包み、患部を冷やす方が効果的です。

また、炎症が強い間は長時間の入浴も控えた方がよいでしょう。

一般的には炎症は約72時間続くと言われていますので、最初の2〜3日間は無理をせず、炎症を落ち着かせることを優先してください。

痛みが治まっても終わりではありません

痛みが軽くなると、

「もう治った。」

と思ってしまう方も少なくありません。

しかし、炎症が治まっただけで、筋肉の深部には硬さやコリが残っていることがあります。

私は約30年間の施術経験から、この深部のコリが残ったままだと、慢性腰痛へ移行したり、ぎっくり腰を繰り返しやすくなったりすると考えています。

だからこそ、痛みが落ち着いた後に筋肉の状態をしっかり整えることが、再発予防につながると考えています。

まとめ

ぎっくり腰は、突然起こるように見えても、その背景には長年蓄積した筋肉のコリが隠れていることがあります。

特に朝は筋肉が硬くなっているため、何気ない動作がきっかけとなって痛めてしまうことも少なくありません。

私は約30年間、多くのぎっくり腰の患者さんを施術してきましたが、痛みが落ち着いた後も筋肉の深部のコリを取り除くことが、再発予防につながるケースを数多く見てきました。

ぎっくり腰を繰り返している方や、腰に不安を抱えている方は、痛みだけではなく、筋肉の状態にも目を向けてみてください。

腰痛が慢性化する仕組みや、当院の施術についてさらに詳しく知りたい方は、こちらのページもぜひご覧ください。

👉 腰痛ページはこちら

 

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