目からうろこの整体コラム

肩こり・首こり・頭痛が改善しない方へ。原因は「顔のコリ」かもしれません。

肩こりや首こりで整体やマッサージに通っているのに、すぐに元に戻ってしまう…。

そんな経験はありませんか?

私は約30年間施術を続ける中で、そのような方には顔の筋肉のコリが関係しているケースが少なくないと考えるようになりました。

首や肩だけをほぐしても改善しきれない理由が、実は顔の筋肉にあることがあります。

そこで始めたのが、当院の顔コリ整体です。


顔の筋肉は大きく2つに分けられます

私が特に重要だと考えているのは、

①目の周り

②顎の周り

この2つです。

それぞれ役割が違うため、コリが起こる原因も異なります。


目の周りのコリ

現代人は仕事でもプライベートでも、パソコンやスマートフォンを見る時間がとても長くなりました。

その結果、慢性的な眼精疲労になり、目の周りの筋肉が少しずつ固まっていきます。

特にこめかみ付近は非常に固くなりやすい部分です。

私は約30年間の施術経験から、こうしたコリが頭や耳の後ろ、首の上部へと広がり、頭痛や首こりにつながることがあると考えています。

朝起きても目が疲れている。

仕事を始めるとすぐ目が重くなる。

そんな方は、目の周りの筋肉が慢性的に固まっているのかもしれません。


顎の周りのコリ

本来、リラックスしている時は上下の歯は触れていません。

しかしストレスや緊張が続くと、無意識に歯を接触させたり、食いしばったりしてしまいます。

この状態が続くと、

  • 顎の筋肉
  • 頬の筋肉
  • 首の前側の筋肉

まで固くなってしまいます。

マウスピースは歯を守るためには有効ですが、筋肉のコリそのものを改善するものではありません。

そのため、顎の筋肉が固まったままになっている方も少なくありません。


顔のコリは自覚しにくい

顔のコリは肩こりのように「凝っている」という感覚がほとんどありません。

そのため、

  • 頭痛
  • 首こり
  • 肩こり
  • 顎の違和感

などの症状が出ても、

「顔の筋肉が原因かもしれない」

と考える方はほとんどいません。

私は、ここが見落とされやすいポイントだと考えています。


顔コリ整体で目指していること

私が顔コリ整体で目指しているのは、美容ではありません。

目的は、

  • 眼精疲労の軽減
  • 食いしばりによる筋肉の緊張を和らげること
  • 首こり・肩こり・頭痛の改善につなげること

です。

もちろん、筋肉の緊張が和らいだ結果として表情が柔らかく見えたり、フェイスラインがすっきり見えたりする方もいらっしゃいます。

しかし、それはあくまで副次的な変化であり、当院では機能面の改善を第一に考えています。


嚥下の予防にも取り組んでいます

もう一つ、私が力を入れたいと考えているのが嚥下機能のサポートです。

私は約30年間施術を続ける中で、舌の筋肉の衰えだけではなく、周囲の筋肉のコリも飲み込みにくさに関係している場合があるのではないかと考えています。

そのため、顎の周囲や関連する筋肉を丁寧に施術することで、

  • むせやすい
  • 飲み込みにくい
  • ろれつが回りにくい
  • 話しにくい
  • いびきが気になる

といったお悩みの改善につながる可能性があると考えています。

※嚥下障害にはさまざまな原因があります。症状が強い場合は医療機関での診察も重要です。


まとめ

私が顔コリ整体で目指していることは、次の3つです。

目の周りの筋肉を緩め、眼精疲労や頭痛・首こりの軽減につなげること

食いしばりによる顎周りの緊張を和らげ、首の前側や顎への負担を減らすこと

飲み込みや話しやすさなど、口周りの機能維持をサポートすること


最後に

実は、私自身が顔をマッサージし始めたきっかけは、

「最近ちょっと老け顔になってきたかな……」

と思ったことでした(笑)。

続けてみると、口角が上がりやすくなり、表情も作りやすくなったように感じています。

もちろん個人差はありますが、自分自身で変化を実感したからこそ、この施術を皆さんにもお伝えしたいと思うようになりました。

肩こりについてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事もおすすめです。

関連記事

肩こりについてもっと知りたい方はこちら

「首こりの原因はスマホだけではありません」

「慢性肩こりほど肩の前まで固まっています」

「肩こりにストレッチは効果があるのでしょうか?」

「肩を回すとゴリゴリ・パキパキ鳴る…これって大丈夫?」

肩こりについて詳しく知りたい方は、ホームページの「肩こり」ページもご覧ください。

 

朝起きたら首が動かない…寝違えはなぜ起こるのでしょうか?

朝目が覚めると、

「首が痛くて動かせない…」

そんな経験をされたことはありませんか?

いわゆる「寝違え」です。

冬場や疲れがたまっている時期は特に多く、当院でも寒い季節になると寝違えで来院される方が増える傾向があります。

では、寝違えはなぜ起こるのでしょうか?


寝違えは「筋肉の炎症」が関係していることがあります

寝違えは、寝ている間や寝起きの動きで筋肉に強い負荷がかかり、筋肉の一部を傷めて炎症が起こることで発症すると考えられています。

ぎっくり腰も同じように筋肉の損傷によって起こることがあり、発症の仕組みには共通点があります。

特に、肩こりや首こりが慢性化して筋肉が硬くなっている方ほど、寝違えを起こしやすい傾向があります。


実は「首」だけが原因ではないこともあります

「首が痛いから首を傷めた。」

そう思われる方がほとんどですが、当院では首だけでなく背中の上部や肩甲骨の内側にある筋肉が関係しているケースを多く経験しています。

首を動かす時には、首だけでなく背中の上部の筋肉も一緒に働きます。

そのため、この部分に炎症が起こると、首を動かした時に強い痛みを感じることがあります。


寒い季節は寝違えが増えやすくなります

寒くなると、体は自然と力が入りやすくなります。

さらに寝ている間は体を動かす機会が少なくなるため、筋肉が硬くなりやすい状態になります。

その状態で寝返りを打ったり、朝起きる時に首を動かしたりすると、硬くなった筋肉に負担がかかり、寝違えにつながることがあります。

冬に寝違えが増えるのは、このような理由も一つと考えています。


寝違えた時はどうすればいい?

痛みが強い時は、まず無理に動かさないことが大切です。

炎症が起きている可能性があるため、冷やすことで痛みが楽になる場合もあります。

痛みが落ち着いてきたら、首だけでなく肩や背中の筋肉の緊張を改善し、再び寝違えを起こしにくい状態を目指していくことが大切です。

※症状が強い場合や、手のしびれ・発熱・外傷を伴う場合は、医療機関の受診をおすすめします。


寝違えを繰り返す方へ

「年に何回も寝違えてしまう。」

そんな方は少なくありません。

そのたびに湿布を貼って数日様子を見るだけでは、原因となっている筋肉の緊張は残ったままです。

当院では、寝違えそのものだけでなく、

  • 首の筋肉
  • 肩の筋肉
  • 背中の上部
  • 肩甲骨周囲

まで確認しながら施術を行っています。

筋肉の緊張を改善することで、寝違えを繰り返しにくい体づくりを目指します。


まとめ

寝違えは、一晩の寝相だけが原因とは限りません。

日頃の肩こりや首こり、筋肉の緊張が積み重なった結果として起こることも少なくありません。

「何度も寝違えを繰り返してしまう」

そんな方は、一度首だけではなく、肩や背中の筋肉の状態にも目を向けてみてはいかがでしょうか。

また、慢性的な首こりや肩こりが続いている方の中には、食いしばりなどによる顔の筋肉の緊張が関係しているケースもあります。当院では、そのような方に「顔コリ整体」をご提案することがあります。

肩こりが慢性化する仕組みや、当院の施術についてさらに詳しく知りたい方は、こちらのページもぜひご覧ください。

👉 肩こりページはこちら

 

ストレートネックには「先天的」と「仮性」があると私は考えています

ストレートネックには、二つのタイプがあると私は考えています

最近、「ストレートネックを改善しましょう」という言葉を、テレビやインターネットでよく見かけるようになりました。

以前は、ストレートネックは治らないものとして説明されることが多かったように思います。

それなのに、最近は「改善できる」と言われる。

これは、どういうことなのでしょうか。

私は約30年間患者さんの首や肩を見てきた経験から、ストレートネックと呼ばれている状態を、次の二つに分けて考えています。

  • 先天的なストレートネック
  • 仮性ストレートネック

これは医学的な正式名称ではなく、患者さんへ分かりやすく説明するために、私が使っている言葉です。

 

本来、背骨には緩やかなカーブがあります

人間の背骨は、横から見ると緩やかなS字を描いています。

これを生理的湾曲と呼びます。

首、背中、腰にそれぞれカーブがあることで、頭や上半身の重さを分散し、体への負担を和らげています。

ただし、背骨のカーブには個人差があります。

首の骨である頚椎のカーブがもともと緩く、横から見た時にまっすぐに近い方もいます。

私は、このように生まれつき、あるいは体の構造として首のカーブが少ないタイプを、先天的なストレートネックと呼んでいます。

この場合、首の形そのものを無理に変えようとする必要はないと考えています。

首のカーブが少ないからといって、必ず肩こりや首の痛みが出るわけでもありません。

大切なのは、首の形だけを見るのではなく、実際に症状があるか、頭をどの位置で支えているか、周囲の筋肉がどの程度固まっているかを見ることです。

 

仮性ストレートネックとは?

一方、もともとの骨格ではなく、日常生活の姿勢や筋肉のコリによって、頭が前へ出ている方もいます。

私はこの状態を、仮性ストレートネックと呼んでいます。

現代は、

  • スマートフォンを見る
  • ノートパソコンを使う
  • デスクトップの画面をのぞき込む
  • 長時間うつむいて作業する

といった生活が増えています。

下を向いたり、顎を前へ突き出した姿勢を長時間続けたりすると、首だけでなく、肩や背中の筋肉まで丸まった状態で固まりやすくなります。

筋肉は骨に付着しています。

その筋肉が強くこわばり、縮んだ状態が続けば、頭や首、背中の位置にも影響します。

その結果、

  • 頭が前へ出る
  • 顎が突き出る
  • 背中が丸くなる
  • 肩が前へ入る
  • 首のカーブが少なく見える

という状態になることがあります。

これが、私の考える仮性ストレートネックです。

 

頭を前へ出した姿勢が固定されていきます

最初のうちは、仕事やスマートフォンを見ている時だけ頭が前へ出ていたのかもしれません。

しかし、その姿勢を毎日何時間も続けていると、首・肩・背中の筋肉が、その丸まった状態で固まっていきます。

そして、パソコンやスマートフォンを使っていない時でも、頭が前へ出た姿勢が残るようになります。

本人は自然に立っているつもりでも、横から見ると、肩よりもかなり前に頭が出ていることがあります。

頭は重いため、その位置が前へ出るほど、首や肩の筋肉は強い力で支え続けなければなりません。

その結果、

  • 首こり
  • 肩こり
  • 背中の張り
  • 頭痛
  • 眼精疲労
  • 首の動かしにくさ

などにつながることがあります。

 

姿勢を意識するだけでは戻ってしまいます

頭が前へ出ていることに気づくと、多くの方は、

「姿勢を良くしよう」

「胸を張ろう」

「顎を引こう」

と努力します。

もちろん、姿勢を意識することは大切です。

ただし、すでに首・肩・背中の筋肉が丸まった状態で深部まで固まっていると、意識だけで正しい姿勢を保つのは難しくなります。

無理に胸を張っても、すぐに疲れてしまい、また元の姿勢へ戻ってしまいます。

これは、本人の意識が足りないからではありません。

固まった筋肉が、長年慣れた姿勢へ体を引き戻していると、私は考えています。

姿勢を直してもすぐに戻る方は、先に筋肉の状態を整える必要があります。

 

改善できるのは「仮性」の部分です

先天的なストレートネックは、もともとの骨格的な特徴です。

一方、仮性ストレートネックは、姿勢や筋肉のコリによって頭が前へ出ている状態です。

そのため、固まっている首・肩・背中の筋肉を深部から少しずつ緩め、姿勢を取りやすくしていけば、頭の位置が変わる可能性があります。

頭が自然に肩の上へ戻りやすくなれば、首や肩へかかる負担も軽くなります。

私は、「ストレートネックを改善する」という言葉は、首の骨を無理に曲げることではなく、

頭が前へ出た状態を整え、首・肩・背中の筋肉が自然な姿勢を保ちやすくすること

だと考えています。

 

背骨の形だけに振り回されないでください

ストレートネックと言われると、

「首の骨が変形してしまった」

「もう元には戻らない」

「将来もっと悪くなるのではないか」

と不安になる方もいます。

しかし、首のカーブが少ないことだけで、症状のすべてが決まるわけではありません。

私が重要だと考えているのは、

  • 頭がどの位置にあるか
  • 首・肩・背中の筋肉がどの程度固まっているか
  • 自然に姿勢を保てるか
  • 首や肩に実際の症状があるか

という点です。

先天的なストレートネックそのものを治そうとするのではなく、仮性ストレートネックにつながっている筋肉のコリや日常姿勢を整えていく。

その方が、現実的で体への負担も少ないと私は考えています。

知らないうちに、肩よりも頭が前へ出ていないでしょうか。

鏡を横から見たり、ご家族に姿勢を確認してもらったりして、一度ご自身の頭の位置を確認してみてください。

 

当院の施術についてさらに詳しく知りたい方は、こちらのページもぜひご覧ください。

👉 各症状のページはこちら

 

 

首こりの原因はスマホだけではありません

首こりの原因はスマホだけではありません

整体の仕事を始めてから30年近くになりますが、時代とともに患者さんの体のこり方も変わってきたように感じます。

最近、施術をしていて特に気になるのが、首の深い部分にたまった強いこりです。

首こりの原因として、スマートフォンの使い過ぎはよく知られています。

画面を見るためにうつむく時間が長くなると、首から肩にかけての筋肉へ負担がかかりやすくなるからです。

ただ、私の臨床では、もう一つ大きな原因があると考えています。

それが、ノートパソコンです。

ノートパソコンは目線が下がりやすい

ノートパソコンは、画面とキーボードが一体になっています。

そのため、机の上にそのまま置いて使うと、どうしても画面の位置が低くなりやすく、自然と目線も下がります。

目線が下がると、首が前へ出て、背中も丸まりやすくなります。

この姿勢のまま長時間作業を続けると、首や肩の筋肉は頭を支え続けなければなりません。

しかも、仕事に集中していると、本人はその姿勢にほとんど気づいていないこともあります。

気がついた時には、

「首が重い」

「肩が張っている」

「頭痛がする」

「目の奥まで疲れる」

といった状態になっていることも少なくありません。

画面を高くすれば解決するのでしょうか?

そこで、ノートパソコンを台の上に置き、画面を高くすればよいのではないかと考える方もいます。

確かに、画面の位置が上がれば、目線は下がりにくくなります。

ただし、ノートパソコンは画面とキーボードが一体です。

画面を高くすると、キーボードまで高くなります。

すると今度は、腕を持ち上げた状態で入力することになり、肩や腕の付け根に力が入りやすくなります。

つまり、画面だけを上げればすべて解決するわけではありません。

おすすめは外付けキーボードとマウスです

ノートパソコンを長時間使う方には、

  • ノートパソコンスタンドで画面を上げる
  • 外付けキーボードを使う
  • 外付けマウスを使う

という組み合わせがおすすめです。

これなら、画面は見やすい高さにしながら、キーボードとマウスは腕を自然に下ろした位置で使えます。

大切なのは、画面の高さだけでなく、

  • 首が前に出ていないか
  • 肩をすくめていないか
  • 肘が浮いていないか
  • 腕に力が入り続けていないか

まで確認することです。

タブレットはさらに目線が下がりやすいことがあります

近年では、タブレットを仕事に使う方も増えました。

タブレットを机に平置きしたまま使うと、ノートパソコン以上に目線が下がりやすくなります。

画面をのぞき込む姿勢が続くため、首や背中への負担も強くなりやすいです。

タブレットを長時間使う場合も、スタンドで画面を上げ、必要に応じて外付けキーボードを使う方がよいでしょう。

デスクトップでも首こりは起こります

では、デスクトップ型のパソコンなら安心かというと、そうとも限りません。

画面の位置が高くても、長時間作業を続ければ、次第に画面をのぞき込む姿勢になったり、肩をすくめたりすることがあります。

つまり、機器の種類だけでなく、同じ姿勢をどれだけ長く続けているかも大きく関係します。

一番大切なのは、姿勢を固定し続けないこと

どれほど良い机や椅子を使っていても、同じ姿勢のまま長時間動かなければ、筋肉には負担がたまります。

私は、30分から1時間に一度は、

  • 椅子から立つ
  • 肩を回す
  • 首をゆっくり動かす
  • 数分歩く
  • 画面から目を離す

といった小さな休憩を入れることをおすすめしています。

大きなストレッチをする必要はありません。

同じ姿勢を一度リセットするだけでも、筋肉への負担は変わります。

パソコンを使わない選択はできません

今の時代、仕事の効率を考えると、パソコンやタブレットを使わないという選択は現実的ではありません。

だからこそ、

「パソコンが悪い」

で終わらせるのではなく、できるだけ体に負担をかけない使い方を考えることが大切です。

私の臨床では、首こりが強い方ほど、スマートフォンだけでなく、仕事中のノートパソコンの使い方が影響していることがあります。

首こりの原因は、首そのものだけにあるとは限りません。

画面の高さ、腕の位置、肩の力、作業時間。

そうした日常の小さな積み重ねが、首の深いこりにつながっていくことがあります。

まずは一度、ご自身の作業姿勢を確認してみてください。

 

 

肩こりが慢性化する仕組みや、当院の施術についてさらに詳しく知りたい方は、こちらのページもぜひご覧ください。

👉 肩こりページはこちら

 

首を施術しても治らない頭痛。その原因は意外な場所にありました。

首を施術しても治らない頭痛。その原因は意外な場所にありました。

昨日は頭痛と首のコリについてお話ししましたが、その話を書いていたら、昔のことを思い出しました。

私が整体師として、「マニュアル通りではダメなんだ」と強く感じた出来事です。

今から約20年前、私が五反田の整体院で雇われ院長をしていた頃のお話です。

その整体院には、宝塚歌劇団の方がよく来院されていました。

舞台のお仕事ですから、皆さん本当に身体にきつい症状を抱えていらっしゃったのを今でもよく覚えています。

数日前から続く頭痛

ある日、一つの組の準トップスターの方が来院されました。

「数日前から頭痛が続いているんです。」

そうおっしゃるのです。

当時の整体院では施術時間が20分ほどしかなく、院の方針として背骨の矯正も行わなければなりませんでした。

(ちなみに私は矯正ができないわけではありません。現在は必要性を感じないため行っていません。)

その頃にはすでにトリガーポイントの考え方を取り入れていましたので、まずは頭痛で最も関係することが多い首の上部の筋肉を施術しました。

ところが……

頭痛が変わらないのです。

他にも考えられる筋肉を一つひとつ確認しました。

それでも改善しません。

「何か違う」

その時、私は考えました。

「首ではないのかもしれない。」

そこで、ふと顎の筋肉(咬筋)を押してみたのです。

すると、その方が

「そこが頭に響きます。」

とおっしゃいました。

舞台では常に表情を作り続けます。

そのため顔の筋肉が硬くなり、その関連痛として頭痛が起こっていたようでした。

表情筋のコリを丁寧に取り除いていくと……

頭痛は消えてしまいました。

あの経験が今の私を作りました

この出来事は、私にとって本当に大きな経験でした。

それまでは、

「頭痛なら首。」

という考え方が自分の中にもどこかあったのです。

しかし、この患者さんのおかげで、

「改善しない時こそ、もう一度考えなければいけない。」

ということを学びました。

それ以来、施術をしていて症状が思うように改善しない時ほど、

「本当に原因はここなのだろうか。」

「他に関係している筋肉はないだろうか。」

と考えるようになりました。

その積み重ねの中で、本には載っていない関連痛やトリガーポイントも数多く経験してきました。

もちろん、すべてが私の考え通りにいくわけではありません。

今でも改善しにくい症状に出会えば考えますし、勉強も続けています。

でも、あの時の患者さんとの出会いが、

「思い込みを持たず、患者さんの身体が教えてくれることを大切にしよう。」

という、今の私の施術の原点になっています。

やはり整体は奥が深いですね。

そして今でも、生涯勉強だと思っています。

頭痛や、当院の施術についてさらに詳しく知りたい方は、こちらのページもぜひご覧ください。

👉 頭痛ページはこちら

 

頭痛の原因は頭ではなく首かもしれません。

頭痛の原因は頭ではなく、首かもしれません

整体院には肩こりや腰痛だけでなく、頭痛で来院される方も多くいらっしゃいます。

頭痛には、

  • 緊張型頭痛
  • 片頭痛
  • 群発頭痛

など、さまざまな種類があると言われています。

もちろん、それぞれ原因や特徴は異なり、医療機関での診断や治療が必要な頭痛もあります。

しかし、私は約30年間の施術経験から、筋肉のコリが大きく関係している頭痛では、首の上部の筋肉が深く関係しているケースが少なくないと考えています。

私の考え方は変わりました

整体師になりたての頃、私は本や講習会で学んだ知識をそのまま患者さんへお話ししていました。

例えば、

「片頭痛はポリフェノールや食品添加物などが関係していることがあります。」

そんな説明をしていた時期もあります。

もちろん、そのような要因が関係するケースもあるでしょう。

しかし、その後たくさんの患者さんを施術する中で、私の考え方は少しずつ変わっていきました。

筋肉が原因と考えられる頭痛では、首の上部のコリを改善すると、頭痛も軽減していく方が非常に多かったのです。

現場で患者さんと向き合う中で、教科書だけでは分からないことを数多く学ばせていただきました。

首の上部のコリが関係する症状

首の上部の筋肉が硬くなると、関連痛として、

  • 頭痛
  • めまい
  • 吐き気

などが現れることがあります。

私の臨床では、その中でも頭痛を訴える方が最も多いという印象があります。

首の上部は、なぜ硬くなるのでしょう?

私が多くの患者さんを施術してきた中で感じるのは、眼精疲労との関係です。

パソコンやスマートフォンを長時間使うと、

目が疲れる

こめかみ周囲の筋肉が硬くなる

首の上部まで筋肉の緊張が広がる

頭痛が起こりやすくなる

という流れになる方をよく見かけます。

もちろん、すべての頭痛がこのパターンというわけではありません。

しかし、筋肉が原因と考えられる頭痛では、非常によく見られるケースです。

ご自宅でできる予防法

頭痛を予防するためには、こめかみ周囲の筋肉を硬くしないことも大切です。

目が疲れたと感じた時は、こめかみ周囲を優しく押したりほぐしたりして、筋肉の柔軟性を保つよう心掛けてみてください。

そうすることで、首の上部への負担を軽減できる場合があります。

ただし、一度首の上部まで筋肉が硬くなり、頭痛が起こりやすい状態になってしまうと、ご自身のケアだけでは改善しにくいこともあります。

首全体のコリとは少し違います

ちなみに、首全体のコリは、

  • 姿勢
  • 長時間のデスクワーク
  • スマートフォンの使用
  • むち打ち後の影響

などが関係していることも少なくありません。

そのため、首の上部だけでなく、首全体の状態を確認しながら施術を行うことが大切だと考えています。

頭痛を繰り返さないために

「頭痛が出たら薬を飲む。」

それも一つの方法ですが、筋肉のコリが原因となっている場合は、痛みが治まっても原因そのものは残っていることがあります。

頭痛を繰り返している方は、一度首やその周囲の筋肉の状態にも目を向けてみてください。

筋肉の状態を改善することが、頭痛を繰り返さないための一つのきっかけになるかもしれません。

頭痛や、当院の施術についてさらに詳しく知りたい方は、こちらのページもぜひご覧ください。

👉 頭痛ページはこちら

 

スマホ首は、本当にスマホだけが原因なのでしょうか?

スマホ首は、本当にスマホだけが原因なのでしょうか?

パソコンが一般家庭に普及して約20年。私は約30年間、多くの患者さんを施術してきましたが、この間に肩こりや首こりの「出方」は大きく変わってきたと感じています。

パソコンが広く使われる以前は、肩こりは男性より女性に多く、右肩より左肩が凝る方が目立ちました。

ところが、長時間のパソコン作業やマウス操作が当たり前になるにつれ、男女差はほとんどなくなり、今では右肩のコリが強い方が増えています。

そして、この2〜3年でさらに変化を感じるようになりました。

それが**「スマホによる首のコリ」**です。

パソコンとスマホではコリ方が違います

パソコンを長時間使用する方は、姿勢の影響に加え、眼精疲労が強く出やすいため、首の上部が硬くなり、頭痛につながるケースが多く見られます。

一方、スマホを長時間見続ける方は、首全体にコリが広がり、とくに首の下部まで強く硬くなる傾向があります。

この状態が悪化すると、

  • 手のしびれ
  • 肩甲骨の内側の痛み

といった症状へ変化していくことがあります。

MRIやレントゲンで異常が見つからない理由

私は、このような症状の多くは神経そのものではなく、**筋肉の深部にできたトリガーポイント(深部のコリ)**が関連痛を引き起こしていると考えています。

そのため、MRIやレントゲンを撮っても異常が見つからないケースは少なくありません。

もちろん、すべての手のしびれや肩甲骨の痛みが筋肉だけで説明できるわけではありません。実際には頸椎や神経の病気が隠れている場合もありますので、そのような可能性は医療機関で確認することが大切です。

しかし、検査で大きな異常が見つからないにもかかわらず症状が続く方の中には、筋肉のコリが大きく関係しているケースを、私は日々の施術で数多く経験しています。

スマホを見る姿勢が首に負担をかけます

電車の中を見渡すと、多くの人が頭を前に倒してスマホを見ています。

頭は5kg前後あると言われています。

その重い頭を前に倒した状態では、首から背中にかけての筋肉が常に支え続けなければならず、筋肉は休むことができません。

この状態が続けば、首や肩のコリが強くなるのは当然です。

特に首の前側や付け根付近にトリガーポイントができると、手のしびれや肩甲骨内側の痛みとして現れることがあります。

根本的に改善するには

症状の原因が深部のコリであれば、そのコリを取り除くことで改善が期待できます。

逆に、一時的に痛みやしびれが軽くなったとしても、深部のコリが残ったままであれば、再び症状が出やすい状態は続いてしまいます。

私の臨床では、深部まで硬くなったコリが自然に消えていくことはほとんどありません。

だからこそ、症状だけではなく、その原因となっている筋肉の状態を改善することが重要だと考えています。

スマホ首=ストレートネックなのでしょうか?

最近では「スマホ首がストレートネックを作る」という説明をよく目にします。

しかし、この点については、私は少し違う考えを持っています。

筋肉が硬くなることで首に負担がかかることは十分考えられますが、それだけで首の生理的なカーブが失われるほど変化するとは、私自身は考えていません。

この点については様々な考え方があり、施術者によって意見が分かれるところでもあります。

私は約30年間の施術経験から、まず注目すべきなのは首の形よりも、筋肉の深部のコリを改善することだと考えています。

まとめ

スマホは現代生活に欠かせないものです。

だからこそ、「使わないようにしましょう」という話ではありません。

大切なのは、長時間同じ姿勢を続けないこと。

そして、すでに首のコリや手のしびれ、肩甲骨の痛みが出始めている場合は、症状だけでなく、その原因となっている筋肉の状態にも目を向けてみてください。

スマホを使う人が増え続ける限り、このような首のコリや二次的な症状は、これからさらに増えていくのではないかと私は感じています。

 

 

肩こりが慢性化する仕組みや、当院の施術についてさらに詳しく知りたい方は、こちらのページもぜひご覧ください。

👉 肩こりページはこちら

 

 

首をボキボキ鳴らす癖、本当に大丈夫ですか?

首をボキボキ鳴らす癖、本当に大丈夫ですか?

首を自分でボキボキ鳴らす癖がある方はいませんか?

鳴らした瞬間は首がスッキリしたような感覚になりますよね。

そのため、「気持ちがいいから」と何度も鳴らしてしまう方も少なくありません。

実は私も、サラリーマン時代は首を鳴らす癖がありました。

今思い返すと、一日に何回鳴らしていたのかわからないほどです。

しかし整体の仕事に携わるようになり、首を鳴らすことのリスクを知ってからは意識してやめるようになりました。

癖になっていたので完全にやめるまでには時間がかかりましたが、気を付け続けることで一年ほどで自然と鳴らさなくなりました。

首を鳴らすと気持ちが良い理由

首が凝っていると、ボキボキ鳴らしたくなることがあります。

実際、鳴らした後はスッキリしたような感覚になります。

これはホームページでもご紹介していますが、「ゲートコントロール」という働きによって、一時的に痛みや違和感が軽減されるためだと考えられています。

しかし、その効果は長く続くものではありません。

そのため、また首が気になり、何度も鳴らしてしまうようになります。

ボキッという音は何なのでしょうか?

関節は「関節包」という袋に包まれ、その中には関節液が入っています。

この関節に急な力が加わることで、関節液の中に気泡が発生し、その現象が「ボキッ」という音になると言われています。

そのため、鳴らした直後は関節が軽く動くような感覚になることがあります。

しかし、その状態は永続的なものではありません。

時間が経つと元の状態に戻るため、再び鳴らしたくなってしまいます。

この繰り返しが癖になってしまうのです。

何度も鳴らすことが問題です

一度や二度鳴らしたからといって、すぐに大きな問題になるわけではありません。

しかし、一日に何度も何度も首を鳴らす習慣が続くことはおすすめできません。

私自身も以前はその状態でした。

「気持ちいいから、また鳴らす。」

これを繰り返してしまうのです。

私は長年の施術経験から、首をボキボキ鳴らす癖はできるだけやめた方が良いと考えています。

まとめ

首をボキボキ鳴らすと、一時的に楽になったように感じることがあります。

しかし、その気持ち良さが癖となり、一日に何度も鳴らしてしまう方も少なくありません。

私自身も以前は首を鳴らす癖がありましたが、整体の仕事に携わるようになってからやめました。

もし首を鳴らすことが習慣になっている方は、一度その癖を見直してみてはいかがでしょうか。

 

 

肩こりが慢性化する仕組みや、当院の施術についてさらに詳しく知りたい方は、こちらのページもぜひご覧ください。

👉 肩こりページはこちら

 

船橋駅徒歩3分
〒273-0005
千葉県船橋市本町6丁目3−10
レジデンス船橋 304号

診療時間:9:00~20:00
休診日:火曜・祝祭日
駐車場:なし(近くにコインパーキング有)

雑談コラム
最新投稿一覧
整体ブログ
最新投稿一覧
お得なクーポンはこちらから

当院の施術を受けて頂きやす
いように初回限定クーポンを
ご用意しております。
バナーをクリックして印刷して お持ちください。

施術対象となる症状
  • 背中が重い・痛い
  • 腰痛(ぎっくり腰)
  • 慢性疲労
  • 首・肩こりなどの痛み
  • 椎間板ヘルニア
  • 頭痛
  • 膝の痛み
  • むちうち
  • 内臓機能低下
  • 手足のシビレ
  • O脚
  • 坐骨神経障害
  • 各種スポーツ障害
  • 五十肩
  • 妊娠・出産による腰痛、など
TOP

メニュー