目からうろこの整体コラム

ねんざは一生治りません!

久しぶりなので何を書こうかと思ったのですが、どうせならあまり知られていない事を書こうという事で捻挫の話しを書きます。

 

タイトルのように「ねんざは一生治りません」なんて書くと「この人何言ってるの?」って思う方もいるのではないでしょうか。

 

捻挫なんて冷やしてしばらく安静にしていれば治るとほとんどの方が思っているでしょう。

 

しかしそうではありません。

 

軟部組織を痛めるという事はそんな生やさしいものではなく、一生ついて回るものなのです。

 

どういう事でしょう?

 

足首の捻挫が一般的なのでそれを例に話しをしますが、学生時代などに足首の捻挫をした経験のある方も少なくないかと思います。

 

やった時は腫れて熱を持ちとにかく痛い。

 

そもそも捻挫とはどういう事かというと、靱帯が伸びる事です。

 

そのせいで炎症が起こり強い痛みが出るのです。

 

しかしその炎症が治れば痛みは無くなります。

 

これでみなさん治ったと思っているのですが、実はそうではありません。

 

伸びた靭帯は縮まらないのです。

 

捻挫をした時点で靭帯は伸びっぱなしという事です。

 

足首の靱帯はどういう作用があるかというと、足先を上げる、足首が内側に入らないようにする作用があります。

 

その靱帯が緩むという事は足先を上げにくくなるのと、足首が内側に入りやすくなるという事です。

 

「足首の捻挫は癖になる」と言われますが、これは足首が内側に入るとこにより足を挫きやすくなるからです。

 

もう一つ足先を上げるという作用がありますが、これは最初のうちは問題なく足先を上げるとこが出来ます。

 

しかし、月日が経つに従い徐々に足先が上げにくくなって行きます。

 

これは何が起こっているのかというと、靱帯が伸びて効かなくなった分、補助の役割であるスネの筋肉が足先を上げているのです。

 

元々は補助の役割しかないものが、メインで使われていくと徐々に疲労が溜まり筋肉が固まる事により足先を上げる事が出来なくなって行きます。

 

段差が無いところで躓きやすいという方は昔捻挫をした経験がある方が多いと思います。

 

そういう症状が出た時はどう対応すればいいのかというと、伸びた靭帯は縮まらないのでそれをどうこうする事は出来ません。

 

スネの筋肉、前脛骨筋に柔軟性を持たせてその筋肉が作用しやすくしてあげるしか出来ないのです。

 

しかし、疲労が溜まり前脛骨筋が固まって来るとまた足先が上がりにくくなって行きます。

 

前脛骨筋を固めにくくするには履き物に注意が必要です。

 

踵に何もないサンダルやスリッパは脱げないように無意識に足先を上げようとする為、前脛骨筋に疲労が溜まりやすくなります。

 

過去に捻挫の経験があり、つまずきやすい、足先が上げにくい、足の甲が痛いという方はスネの筋肉に問題があるのです。

 

つまり、捻挫は一生ついて回る怪我なのです。




膝の痛みの原因は軟部組織のすり減り?

テレビを見ていると膝の痛みの原因は関節の軟部組織の摩耗という事を言うCMをよく見かけます。

 

サプリメントでその軟部組織を修復させるということのようです。

はたして、本当にそうなのでしょうか?

 

膝の痛みを訴える方は比較的高齢の方が多く、しかも膝の内側に痛みが出やすい状況です。

だから内側の軟部組織の摩耗という発想になるのでしょう。

 

確かに軟部組織がすり減って痛みが出る事もあります。

 

それは変形性の膝関節症のように、膝関節の骨と骨がぶつかるまで悪化した状態にならなければ痛みは出ません。

 

そこまで行けば痛みが出る事は否定出来ませんが、そこまで関節が摩耗している人はそんなにいません。

膝がしっかり曲がる方は変形性の膝関節症ではないと言えます。

 

では、大多数の膝痛の方の原因はなんでしょうか。

 

答えは筋力の低下とそれに伴って起こる筋肉の硬直です。

 

筋力が低下した状態で負荷を掛け続けると筋肉はこり固まって、その後硬直して来ます。

 

筋トレなどをしていても、筋力の低下が著しい場合には筋肉は発達する前に固まって行ってしまいます。

 

それが脚に起こるわけです。

 

脚は体重を支え、歩行時は常に負荷が掛かり続けます。

 

筋力が落ちた状態で無理に歩き続ければ筋肉は徐々に硬直し痛みを出し始めます。

 

腿の周りの筋肉は膝関節の中を通っていますので、筋肉が硬直し収縮を起こして筋肉の付着部のある膝関節周りに痛みを感じるようになるのです。

 

膝の痛みを取り除くには、腿周りの筋肉のハリを取り除き腿の周りに余裕を持たせて柔軟性を持たせてあげる。

 

それでほとんどの膝痛は解決します。

 

そんな事で解決するの?って思われるかもしれませんがそれが事実です。

 

ただ、表面的ではなく深部からしっかりと硬直を取り除いてあげる事が必要です。

 

40歳からの筋トレのススメ

前回膝痛は筋力の低下が関係しているという話を書きました。
膝の痛みの予防としては筋力維持がとても大切になって来るんです。
年齢と共に筋力の低下は免れません。しかし、自身の習慣で筋力の低下に歯止めをかける事は可能です。

運動を習慣付ける事です。
しかもある程度の年齢から。

なぜ僕がこのようなお話をするのかというと僕自身の膝が変形性になっておりいつ痛みが出てもおかしくない膝だからです。
若い頃に柔道をやっていた関係で左の膝の靭帯と半月板を何度も損傷し、整形外科の診断、判断ミスでその後もこの膝と付き合って来ました。
外から見ても左の膝が変形しているのはわかると思います。
もちろん自分でケアをしますが筋力が落ちると痛みが出るというのがわかるだけに怖いのです。
僕は運動開始の年齢は40歳だと思っています。
実際に僕もその年齢からウエートトレーニングを始めました。

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なぜかというと40歳以降筋力の低下が如実に現れるからです。
その年齢なら筋力の維持という事で無理な負荷を掛けずに運動を習慣付けられます。
もちろん50歳や60歳でも遅いという事はありませんが、とても苦しい思いをしなければなりません。

ウエートトレーニングをなさった経験がある方はおわかりだと思いますが、下半身の筋力を鍛えるのは本当に苦しい事です。

下半身の筋力を鍛える=心肺機能を鍛えるという事になるからです。

筋力が低下した後に筋力を上げて行くのはとても大変な事なのです。
ですから、筋力がまだ落ちていないうちに筋力維持を心掛ける事が大切になって来ます。

では、どのような運動がいいのでしょう。

はっきり言ってウォーキングはよっぽど意識をして歩かないと効果はありません。
歩幅を広く早足で歩く事です。
近年流行っているジョギングなどは下半身のを鍛えるという点では適していますが、いきなりはじめると逆に膝を痛める事もありえます。

筋力の強さにもよると思いますが、スロージョギングのがbetterなのではないでしょうか。

本当はジムに行ってウエートトレーニングと言いたいところなのですが、コストも掛かるし不得手な方もいらっしゃるので、せめて日常生活で続けられることから始めてみるというのもいいともいます。
具体的にはエスカレーターを使わず階段を使うとかですね。

また、好きなスポーツを見つけるというのも一つだと思います。
テニスしかりバレーボール然りですね。

そして、そのような運動習慣をつける事。
点で終わらせず線にする事が、膝痛の最大の予防法だと思います。

膝の痛みの原因は軟部組織じゃないですよ。

僕の整体院に来てくださる方で肩こり・腰痛と並んで多いのが膝の痛みです。
膝の痛みというと軟部組織が擦り減って薄くなって痛みが出るってよく言われてるでしょ。
あれって本当だと思います?
僕は全く違うと思ってます。

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先日、こんな患者さんがいらっしゃいました。
5年前から膝の痛みに悩まされ整形外科やいろんな整体に行ったそうです。
でも、全く改善しない。むしろ痛みは強くなり階段はおろか坂道すらも辛くて歩行が出来なというところまで行ってしまったそうです。

その方は別の患者さんからのご紹介で来てくださったのですが半信半疑だったと思いますよ。
しかし、結果はどうだったかというと1回の施術で痛みは半減したとおっしゃりとても喜んでいました。
僕は僕のやり方、考え方に沿って膝の周りに柔軟性を付けてあげただけです。

その方の5年間は何だったのでしょう?

話は反れますがその話を別の患者さんにした時に「僕なんて30年ですよ」って言われたんです。
30年腰痛に悩まされ年に何度もぎっくり腰(急性腰痛)を起こしていた方が僕の施術を受け、それからぎっくり腰から解放されもう何年もぎっくり腰を起こしていません。
これは何なのでしょう?
僕は一般的な筋肉の押し方はしません。
はっきり言って特殊な押し方です。受けた方はみなさんびっくりなさいます。
だから深いところまで押せるんです。だから改善するんです。
でも、力で押しているんじゃないんですよ。
すみません、ちょっと自慢話になっちゃいましたね(笑)

膝に話は戻しますが、軟部組織が擦り減って痛みが出るという考え方は全く理解が出来ません。
完全に擦り減って変形性まで行ったら話は違いますがそうでなければ原因は筋肉です。

では、どういう経緯で痛みが出てくるのでしょう。

年齢と共に筋肉は落ちていきます。特に足の筋肉は何も運動をしなければどんどん落ちていきます。
みなさんも年齢と共に足が細くなって来ていると思います。
特に腿の内側が。

弱った筋肉は硬くなりすいですよね。内側の筋肉がより落ちている為に膝下(しっか)の部分に痛みが出やすくなります。その場所がちょうど関節の内側なんです。
だからより誤解を受けやすいんです。

僕はある年齢になったら(40歳から)筋トレをした方がいいと思っています。
その話はまた今度書きますね。書き出したらきりが無くなるんで。

先日いらした患者さんも膝の周りにちゃんと柔軟性を付けてあげさえすれば痛みは消えると僕は確信しています。

寒い時期の肩こり・腰痛予防法

冬本番を迎えていますがこの時期は肩こりや腰痛、膝痛等を慢性的に持っている方はつらい時期になってきますね。
暖かい時でも肩こりや腰痛が出てしまうのに寒いとそれだけで血流が悪くなってしまいますから症状の悪化を引き起こします。
また、寒いというだけではなく、寒いと身体が感じることで肩をすくめてしまったり(すくめるという行為自体が力が入っていることです)肩こりの助長を引き起こします。

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では、この寒い時期にどのようにすれば肩こりや腰痛の予防が出来るでしょう?

一言で言うと冷やさないということです。逆に言えば温めるということですね。

温めるというと温シップを想像される方がいらっしゃいますがそれはダメです。
温シップもサーモグラフィで見てみると熱を奪っており冷やしてしまう効果があると考えられます。

そこで僕がおススメするのがホッカイロなどの使い捨てカイロです。
最近の使い捨てカイロは張るタイプのものが主流になっておりずいぶん便利になっています。

肩こりなら使い捨てカイロを肩甲骨内側の上部に貼れば寒さから肩をすくめる行為の予防になると思います。

また、腰に関しては腰痛の一番出やすい腰の下部がいいでしょう。

膝に関して言うとなかなか使い捨てのカイロは使えないでしょうからここはウール製の保温用サポーターなどで対処して頂けたらと思います。

これらの事について一つ注意点なのですが、夜寝ていて使い捨てカイロを背中や腰に貼ってしまうと体重により圧迫されるため低温やけどの原因になってしまいますので注意をしてください。

使い捨てカイロやサポーターを利用して寒い時期の肩こり、腰痛、膝痛を乗り越えましょうね。

夜、足がつりませんか?〜こむら返りの対処法

いやあ、毎日暑い日が続きますね。

ちょっと異常な暑さのように感じますがこういうのが当たり前になっていくんでしょうか?

5年後、さらに気温の上昇なんてあったらオリンピックできるの?って単純に思ってしまいます。

co2の排出をなんとかせにゃいかんですよね。

 

こんなに寝苦しい日が続くともう一つ身体に起こりやすい現象があるんです。

夜、寝ていて足がつる「こむら返り」なんですよね。

そもそもこの「こむら返り」ってどうして起こるのかというところから話して行きますと、寝ている時に人って無意識のうちに伸びをするんですよね。

その伸びをした時に足に力が加わってつっちゃうんです。

「ホントにそんなんでつるの?」って思われるかもしれませんが、寝ている時って意外に力が入るものなんです。

例えば歯ぎしりってあるでしょ。

あれって歯がすりる減っちゃうほどギーギーやっちゃいますが、歯ぎしりをする人に起きている時にやってみてくださいと言っても出来ないんです。

それくらい力が入っているんですよね。

 

あと、こむら返りを起こした時間ってなんとなく覚えてますか?

だいたい3時から4時頃が多いんですよね。

これは睡眠と関連するんですがおそらく体が起きる準備を始めるという事なのでしょうか。

でも、普段寝ていて伸びをしても足は攣らないですよね。

どういう事があると足がつるのでしょう?

一般的には足が疲れている時、足が張っている時という事が言えます。

そしてもう一つの原因が水分不足です。

この時期暑さの為に水分不足になりがちですが、そこへ持って来てビールなどのアルコールを飲んで寝るとそれに拍車をかけてしまいます。

ビール自体も利尿作用がありますし、アルコールを分解する為にも水分は必要になります。

アルコールを摂取したまま水分補給もせずに寝てしまうとこむら返りを起こしやすくなるんです。

では、こむら返りを起こした後みなさんはどのように対処していますか?

ひたすら耐えるという方もいらっしゃいますし、攣っているところを伸ばすという方もいます。

ひたすら耐えるのはやはりつらいですよね。

かと言って攣っているところを伸ばすと反対側も攣っちゃったりしてもうパニックになっちゃう事もあります。

ではどのような対処法があるのでしょう?

私の提案する方法は立ち上がっちゃうんです。

なんて無謀なと思われるかもしれませんが、立ち上がってしまえば変に力を加える事なくふくらはぎのストレッチができますし、少し落ち着いた段階で水を飲みに行くなりトイレに行くなりすればいいと思います。

ただ、一つ注意して頂きたいのがふくらはぎを伸ばす際急に伸ばすのではなくゆっくりと伸ばしていく事です。

急に伸ばすと筋肉を痛めてしまう事もありますので。

船橋駅徒歩3分
〒273-0005
千葉県船橋市本町6-3-10
グリーンシティときた304号

診療時間:9:00~20:00
休診日:火曜・祝祭日
駐車場:なし(近くにコインパーキング有)

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