- 2021年11月24日
- くすのきカイロプラクティックオフィス
- 膝・足の症状
テレビを見ていると、
「膝の痛みの原因は軟骨(関節のクッション)がすり減ることです。」
というCMをよく目にします。
もちろん、軟骨がすり減ることで痛みが出る方もいらっしゃいます。
しかし、私は約30年間、延べ数万人の施術を行う中で、
「膝だけが原因ではない膝の痛み」
を数多く見てきました。
膝の痛みは筋肉が関係していることもあります
歩く、階段を上る、立ち上がる。
膝は毎日大きな負担がかかる関節です。
その膝を支えているのが、太ももやお尻、ふくらはぎなどの筋肉です。
年齢とともに筋力が低下したり、長年の負担によって筋肉が硬くなったりすると、膝への負担は大きくなります。
その結果、
- 歩くと膝が痛い
- 階段の上り下りがつらい
- 椅子から立ち上がると痛む
といった症状につながることがあります。
膝だけを見ても改善しない理由
膝の周囲には、太ももの筋肉が付着しています。
筋肉が硬くなると、その付着部である膝の周囲にも大きな負担がかかります。
つまり、痛みを感じている場所は膝でも、
原因の一つが太ももの筋肉にあることは少なくありません。
そのため、膝だけを温めたり湿布を貼ったりしても、なかなか改善しないケースがあります。
当院では膝だけでなく、太ももの筋肉まで確認します
当院では、膝が痛いからといって膝だけを施術することはありません。
まず確認するのは、
- 太ももの前側
- 太ももの内側
- 太ももの裏側
- お尻の筋肉
これらの筋肉の状態です。
筋肉の緊張が強い場合には、深部の筋肉まで丁寧に緩め、膝にかかる負担を軽減できるよう施術を行います。
もちろん、すべての膝痛が筋肉だけで説明できるわけではありません
膝の痛みには、
- 変形性膝関節症
- 半月板損傷
- 靱帯のケガ
- 炎症
など、さまざまな原因があります。
そのため、「すべて筋肉が原因」と考えているわけではありません。
しかし、筋肉の緊張が痛みを強めているケースは少なくありません。
だからこそ、当院では関節だけを見るのではなく、筋肉の状態も含めて確認しています。
まとめ
膝が痛いと聞くと、
「軟骨がすり減ったのかな?」
と思われる方は多いでしょう。
もちろん、そのようなケースもあります。
しかし、それだけではありません。
私の臨床経験では、太ももの筋肉の緊張を改善することで、歩きやすくなったり、膝への負担が軽くなったりする方を数多く見てきました。
膝の痛みでお悩みの方は、膝だけでなく、太ももの筋肉や股関節の動きまで含めて考えてみることが大切です。

関連記事
膝の痛みについてもっと知りたい方はこちら
・「なぜ日本人にO脚が多いのでしょうか? ~私は「重心のかけ方」が大きく関係していると考えています~」
・「O脚なのに痛くない人、痛い人。その違いは何でしょう? ~私は筋肉への負担が大きく関係していると考えています~」
・「膝痛は『膝だけ』の問題ではありません ~負担が広がることで、コリも広がっていきます~」
・「夜中に足がつる…夏に増える「こむら返り」の原因と対処法」
