- 2026年07月08日
- くすのきカイロプラクティックオフィス
- 肩の症状
患者さんから本当によく聞かれる質問があります。
「先生、肩こりに効果のあるストレッチや体操ってありますか?」というお悩みです。
これ、答えるのがすごく難しいんですよね。
なぜなら、テレビやネットでは星の数ほど「肩こり解消ストレッチ!」が紹介されていますが、僕から言わせれば**「ほとんど効果が無い」**と言っていいからです。
「えっ、ストレッチって体に良いんじゃないの!?」と思いますよね。
なぜ効果がないのか、体のプロとしてド直球の理由を2つお話しします。
理由①:筋肉は「ゴム」と同じだから
まず、肩こりの症状が出ているとき、筋肉は表面だけではなく**「深部(奥深く)」**からカチカチに固まっています。
ここに、ストレッチというものの限界があります。
筋肉は「ゴム」と同じような性質を持っているんです。劣化した硬い輪ゴムを引っ張るとどうなるでしょうか? 本当に硬く縮んでいる部分は伸びず、まだ柔らかさが残っている「周りの余裕があるところ」だけが伸びてしまいますよね。
体も全く同じです。ストレッチをしても、本当にほぐしたい「深部のガチガチなコリ」はビクともせず、その周辺の伸びやすいところだけが伸びている状態なんです。これでは、何年ストレッチを続けても根本解決にはなりません。
理由②:そもそも「肩」には関節が無い!
「いやいや、首を傾けたりすれば肩が伸びるでしょ?」と思うかもしれません。
でも、よく考えてみてください。一般的に言う「肩関節」は、あくまで腕を動かすための関節です。僕たちが悩む「肩こりの場所(首の付け根や背中)」とは、明らかに位置が違いますよね。
強いて言えば、首を横に曲げるくらいしか伸ばす方法はありませんが、それは「首のストレッチ」であって「肩のストレッチ」にはなりません。
そう、そもそも構造的に、肩こりの場所をピンポイントで伸ばせるストレッチなんて存在しないんです😅
だからこそ、奥深くで固まってしまったコリに関しては、僕たちプロが指で的確に「押して」、強制的に柔軟性を与えていくしか方法がありません。
肩こりは「数年前」から始まっている
皆さん誤解しがちなのですが、たとえば「1年前から肩こりがひどくて……」という場合、実はその数年前から肩こりは始まっています。
数年前から自覚症状のないまま徐々に固まり始め、筋肉の余裕(許容範囲)が限界を超えた瞬間に、ようやく「痛い、重い」という症状として現れるんです。それだけ時間をかけて根深く育ったコリですから、自分で伸ばそうとしてもそう簡単にはビクともしません。
じゃあ、自分ではどうしたらいいの?
「ストレッチもダメなら、自分では何もできないの?」と思ってしまいますよね。
皆さんにセルフケアとしてやってほしいのは、**「これ以上、悪化させないこと」**です!
深部まで固まりきったコリは、僕が段階を追ってキレイに取り除き、コリが出にくい体へと導いていきます。だから皆さんは、日常生活で次の3つを徹底的に心掛けてください。
1. 肩をすくめて力に入れないこと
2. スマホやパソコンで長時間下を向かないこと
3. 画面を覗き込むときに、顎(あご)を前に出さないこと

これらを意識して「これ以上固めない」ようにしてもらい、育ってしまったコリは僕にお任せいただく。この二人三脚があれば、長年の肩こりも必ず改善していきます!
- ガチガチになって限界を迎える前に、いつでも僕のところへ頼ってきてくださいね😊

