- 2016年03月07日
- くすのきカイロプラクティックオフィス
1月にも映画を3本観ているのですが3月になってしまったので2月に観た映画の感想を書きますね。
すごい‼
凄すぎます‼
まさにぶっ飛んでます‼(笑)
これだけの映画にはなかなか出会えないのではないでしょうか。
本作「マッドマックス~怒りのデスロード」は昨年6月に日本で公開された映画ですが、その際僕は「マッドマックス?今さら?どうせたいしたことないんでしょ」と言って観なかったんです。ですが、今年のアカデミーのノミネートで10部門でしょ。この手の映画がアカデミーの多数候補にあがるのは異例中の異例なんです。で、調べてみると2月からリバイバル上映があるとの事。
僕たちはオープニングから核戦争後の世界へ放り込まれます。
ガソリンを、水を、そして女性を求め暴力と狂気が支配する世界へ。
発想がすごいのが、最初マックスは囚われの身となり生きた輸血袋にさせられます。輸血袋ですよ‼背中に0型ハイオクなんて彫られちゃいますから(笑)ジョージ・ミラーの頭の中を一度見てみたいですよ(笑)
全編を通してのカーアクション、カーチェイスなんですが2時間全く息をつく暇がなく普段肩が凝らない僕が肩こりを感じるほど身体に力が入って緊張状態でいたんでしょうね。
そうなった要因としては、SFX・VFXだけではなくこの映画の世界観とジョージ・ミラーの撮影技法でしょう。
マックス達を追いかけるジョーの車列の中にドラムとエレキギターを奏でるだけの車があるんですよ。しかもエレキからは炎噴いてるし。ガソリン貴重なんですよ(笑)ロックが聞こえてくると緊迫感が増していくんです。
それらのコンセプトの設定と衣装はとにかく素晴らしい。
あと、スピード感の演出としては風とズームですね。正面から風を送ってさらにそこにサッとズームで寄るんです。しかも短時間の短いカットで。これはスピード感が出ます。
またスリリング感、恐怖感としては細かいカット割りでしょう。1秒程度のカットでパンパンパンと変えていくんですがそれがとても緊張感をスピード感を増します。
「マッドマックス」第1作で恐怖を表現するシーンで、見開かれて血走った眼のアップにさらにズームで寄るというのがありましたが、今回は多様に使用しさらにシャープになっているように思います。
とにかく、面白い映画であり完成された映画です。
この映画は僕の生涯でも5本の・・・・いや3本の指に入る映画って言ってもいいかもしれません。
バイオレンスアクションが好きではない僕がすでに劇場に2回足を運んでいます。おそらくメイキング付きのDVDも購入するでしょう。
もし、機会があれば劇場で観てください。一人でも多くの人に観てほしい‼
「オデッセイ」ですがこれは期待していたんです。
アメリでも随分ヒットしましたしね。box officeで2億ドル超えじゃなかったかな。
前半はとにかく面白い。植物学者がいかにして火星で生き延びていくのかその創意工夫は面白いし、心の揺れ動きですよね果たしてこの努力を繰り返して生き延びられるのか、助けが来るのかというところはうまく描いていたんじゃないかと思います。
ただ、地球と交信ができるようになってからやはり無理が出て来たんですよね。
まあ、SFなんでそこまで言わなくてもいいんですが、僕たちはこの手の作品を以前に観てるんです。
しかも実話のを。
そう、「アポロ13」です。
僕はあの映画と比較しちゃったんですよ。そうすると作り物としか思えない。そこに考えが行った僕が悪いんですが・・・・。
あと、マット・デイモンが痩せないんですよ(笑)あんな食事しかしてないのに~。やはり、その点はリドリー・スコットも思ったんでしょうか、後姿のすっごい痩せたカットは入れてましたがそりゃ別人でしょ。
おそらく、この後ジェイソン・ボーンを演じなきゃいけないから痩せられなかったのかな?なんて勘ぐってしまいした(笑)
目的の為には問題を一つ一つクリアして、最終的な目的を達成させる。その通りのことですが「なるほど~」と思わせてくれます。
ダメだし書きましたが観て損はない映画ですよ♪