- 2025年09月08日
- くすのきカイロプラクティックオフィス
- 整体の考え方
一般的に病気の原因は?と聞かれると「ストレスです」と言われる事が多いです。
ストレスがさまざまな病気の原因と言われ出して久しいですが、ストレスが原因で病気になると言われても分かったような分からないような気がしませんか?
ほとんどの方が「メディアや医者がストレスが病気の原因と言うんだからそうなんだろう」という程度の認識なんだと思います。
でも「なんでストレスが病気の原因になるんだ⁈」って疑問に思いませんか?
そこで今回はなぜストレスが病気の原因になるのかを解き明かしていきたいと思います。
ストレスというのは緊張です。
ストレスを感じている間は身体は常に緊張状態で力が入り続けている状態です。
ストレスが緊張とは、どういう事でしょう?
動物も人間もそうですが、外からの攻撃に対しては無意識に身体に力を入れて防御体制を整えます。
それは外敵に襲われた時に身体に力を入れる事でケガのリスクを避ける事であり、傷を負った時も出血を極力抑える為と言われています。
ストレスを感じている時に身体に力が入るのは、外敵からの攻撃という認識なんです。
森の暗がりを歩く事を想像して下さい。
突然木の影から熊が襲って来るかもしれないし、不審者が後をつけて来ているかもしれない。
そういう状況だと身構えますよね。
将来の事で不安になったり、人間関係で不安になりストレスを感じた場合も同じように身構えるんです。
ストレスの一番良くないところは、ストレスが掛かっている間中緊張状態が続くところです。
緊張状態で身体に力が入った状態が長時間続くとどうなるか?
身体は凝り固まります。
そして身体が凝り固まると血流が悪くなり体温が下がる傾向にあり、それが続くと免疫低下につながります。
凝り固まり血流が悪くなるという事は免疫力の低下と直結すると考えていいのです。
さらに悪い事がもう一つ。
背中が凝ると自律神経のバランスが崩れます。
胃腸の働きが悪くなったり、寝つきが悪くなったり、睡眠が浅くなったり。
何度も言いますが、身体が凝り固まっている状態は緊張状態ですから、交感神経優位の状態が持続するのです。
休息している時は副交感神経が優位に立ち、自然な睡眠が促されるのですがそれが出来ず、疲労がさらに蓄積する悪循環に陥ります。
すなわち、ストレスが溜まるという事は筋肉を硬直させ、体温を下げ、睡眠を阻害し、免疫力を下げる事でさまざまな病気に繋がるリスクが高まるということです。
解決方法は?というとストレスを溜めないという事になりますが、今のストレス社会でそれはなかなか難しいのが現状です。
では、ストレスや労働により硬直した筋肉をほぐして行く事も解決法になるのではないでしょうか。
僕の施術の特徴は筋肉の深部からコリを取り除き、凝りにくい身体に戻すことです。
昔から定期的に施術を受けるようになって風邪をひきにくくなったという方は多いですし、2021年からなんらかの理由で突然増え出した帯状疱疹もコロナ期間中施術を受けられなかった方がお一人なられたのを記憶していますが、その他定期的に施術を受けてくださっている方は誰もなっていません。
毎月200人以上の方が来院されているのにです。
それだけ血流がよくなり免疫力が高い状態でキープ出来てると言えるのではないかと考えています。
筋肉のコリを取り除くという事は、肩こりや腰痛などの改善だけではなく、大きな意味での健康管理にも有効なのです。