- 2016年11月16日
- くすのきカイロプラクティックオフィス
昨日は下の子供とインフルエンザの予防接種に行って来た。
これは毎年の事で僕は患者さんと日々接しているので必ず受けている。
「受けなくてもいいだろう、受けたってなっちゃうんでしょ」という意見もあるが、2年前インフルになった際37度台で済んだのでやはり受けなきゃダメだと実感させられた。
インフルエンザの予防接種で思い出されるのは小学校の時に集団で受けていた予防接種だ。
今の若い人に言っても信じてもらえないかもしれないが、僕らの時代は学校全体でインフルエンザの予防接種を受けていた。
戦後シラミの駆除にDDTを頭から吹きかけられていたようなものかな。
今考えたら恐ろしい事だがそんな集団接種なのでいちいち針なんて変えていられない。
わかる人にはわかるだろう、鉄砲注射というものでガシャガシャ打っていく。
上にワクチンの入った瓶をガシャンとハメて引き金を引けば一定量のワクチンが同じ針で打たれていく仕組み。
肝炎の温床にもなった危険な行為だが当時はそれが当たり前だったし、行政としてそこまでお金を出していたという事。
その点でも今では全く考えられない。
さてその鉄砲注射、世代間でわからないのかと思えば実はそうでもないらしい。
千葉出身の僕と同年代の方数人に以前その話をしてみても「知らない」という返答だった。
あれは北海道だけだったのか?
北海道の友人には改めて聞いた事はないが、その友人達にも「何の事?」って言われたら僕は幻想を見ていた事になるのかな?