- 2022年06月09日
- くすのきカイロプラクティックオフィス
あま酒というと冬に飲むイメージがありませんか?
しかし、歴史的にみるとあま酒は夏の飲み物なんです。
江戸時代の絵には薄い着物に日傘を頭に乗せあま酒を天秤棒で売り歩く売り子さんの絵もありますし、何よりあま酒という言葉自体が夏の季語なんです。
あま酒が冬のイメージになった理由は定かではありませんが、江戸時代に夏に飲まれていた理由はわかります。
あま酒は江戸時代の栄養ドリンクだったんです‼︎?
あま酒の栄養成分を見てみると病院で打つ点滴とほぼ同じ成分なんです。
それを知っていた昔の人達は夏を乗り切る栄養ドリンクとしてあま酒を飲んでいたんでしょうね。
市販されている栄養ドリンクやエナジードリンクなんか飲むんだったらあま酒を飲んだ方がよっぽど身体にいいと僕は思うのですが?
という事で今年もあま酒飲んでます‼︎
あま酒は冬のイメージですが実は夏の飲み物という話をしましたが、夏と冬とを勘違いされているものがもう一つあります。
それはうなぎ‼︎
今はうなぎは土用の丑の日に食べる夏の食材のように思われています。
でも、うなぎは夏は痩せていて実は美味しくない。
江戸時代にはうなぎは冬の食べ物だったんです。
で、夏にうなぎが売れず困ったうなぎ屋さんが泣きついたのが有名な平賀源内‼︎
彼が土用の丑の日にうなぎを食べて夏を乗り切るという宣伝のアイディアを出してそれ以来、うなぎは夏のイメージになって行ったんです。
そうやって、痩せたあまり脂の乗っていない味の落ちるうなぎを夏に食べる習慣がついたんです。
こういうことって昔も今も変わりませんね。
余談になってしまいましたが、あま酒は夏に飲むべき需要強壮ドリンクなんですよ?