- 2015年08月08日
- くすのきカイロプラクティックオフィス
- 膝・足の症状
毎日暑い日が続いていますね。
この時期になると、患者さんから本当によく聞かれるのが、
「先生、夜中に足がつるんです。」
というご相談です。
いわゆる「こむら返り」です。
私は約30年間、多くの患者さんを施術してきましたが、夏場はこの相談が明らかに増えます。
では、なぜ夜中に突然足がつってしまうのでしょうか。
寝ている時の「伸び」がきっかけになることが多い
私が患者さんからお話を伺っていて感じるのは、寝ている時の「伸び」がきっかけになっているケースが非常に多いということです。
人は寝ている間、無意識に何度も伸びをしています。
その時にふくらはぎへ強い力が加わり、筋肉がつってしまうのです。
「寝ているだけでそんなに力が入るの?」
と思われるかもしれません。
でも、実は寝ている時の体には、自分が思っている以上に力が入っています。
例えば歯ぎしりです。
歯ぎしりをする方は、歯がすり減るほど強い力で噛みしめています。
しかし、「今、その歯ぎしりをしてください。」と言われても、ほとんどの方は同じ力ではできません。
それくらい、睡眠中には無意識の強い力が働いているのです。
こむら返りが起こる時間にも特徴があります
ところで、こむら返りが起きた時間を覚えていますか?
私が患者さんからお話を伺っていると、午前3時から4時頃だったという方がとても多い印象があります。
もちろん全員ではありませんが、この時間帯に起こるというお話は本当によく耳にします。
疲労と水分不足が引き金になります
では、寝ている時に伸びをするだけで、誰でも足がつるのでしょうか。
もちろん、そうではありません。
私が考える大きな原因は、
- 足の疲労
- ふくらはぎの張り
- 水分不足
この3つです。
特に夏は大量の汗をかくため、水分不足になりやすい季節です。
さらに、お酒を飲んで寝る日は注意が必要です。
アルコールには利尿作用があります。
さらに、アルコールを分解するためにも体内の水分が使われます。
つまり、お酒を飲んで十分な水分補給をしないまま寝てしまうと、こむら返りを起こしやすい状態になってしまうのです。
足がつった時はどうすればいい?
では、実際につってしまった時はどうすればいいのでしょうか。
ふくらはぎを必死に伸ばしている方も多いと思います。
しかし、急に強く伸ばすと筋肉を痛めてしまうことがあります。
私がおすすめしているのは、思い切って立ち上がってしまうことです。
「そんなことをしたら危ないのでは?」
と思われるかもしれません。
もちろん転倒には十分注意が必要ですが、立ち上がることで体重がかかり、ふくらはぎを無理なく自然に伸ばすことができます。
痛みが落ち着いたら、水を飲んだりトイレへ行ったりして、水分補給もしておきましょう。
そして、ふくらはぎを伸ばす時は、急に伸ばすのではなく、ゆっくりと伸ばすことが大切です。
慌てて一気に伸ばそうとすると、筋肉を傷めてしまうことがあります。
まとめ
夏は、一年の中でもこむら返りが増えやすい季節です。
私は約30年間、多くの患者さんを施術してきましたが、夏場は特に、水分不足や疲労が重なって夜中に足がつる方が増えると感じています。
日頃から足の疲労をため込まないこと。
そして、お酒を飲んだ日は特に水分補給を意識すること。
それだけでも、こむら返りの予防につながります。
もし何度も足がつるようでしたら、「年齢のせいだから」と諦めず、一度ふくらはぎの筋肉の状態を見直してみることをおすすめします。

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