- 2021年04月26日
- くすのきカイロプラクティックオフィス
昨年夏に国立博物館で予定されていた鳥獣戯画展、その時はコロナ騒動で中止になったんですが、今月13日から展示が始まり早速行って来ました。
普段の展示とは異なり、完全予約制での展示となりちょっと面倒でしたが、結果的に人気展だけにその方がゆっくり見られてよかったかな。
鳥獣戯画。
平安時代に描かれ高山寺に保管されている甲乙丙丁の4巻からなる絵巻物です。
今の漫画の元祖とも言われています。
僕が知っているのは甲と乙。
ウサギと蛙が相撲をとっている絵は有名ですよね。
今回の展示で知らなかった事もたくさん知ることが出来ました。
甲乙丙丁では描かれた時代が違う。
甲乙は平安時代ですが丙丁になると桃山時代の作品になるらしい。
絵のタッチが変わっているのは明らかで丁ともなると今のマンガそのもののタッチです。
また、甲だけでも同じ人物が描いたものではなく、前半と後半では絵のタッチも多少変わっていますし、何より紙質が違う。
誰の指示でこれが描かれたのかとても興味があります。
今回の展示、1番人気がある甲は動く歩道に乗って一回だけ見られます?
自由に見せるとみんなそこから動かなくなっちゃいますからね(^^)
治療院に図欄が置いてありますので興味のある方はご覧下さい。
もう、何人かの患者さんが「見に行きたい」「この図欄欲しいです」と言って下さっています。
ただ、東京で緊急事態宣言が適用され国立博物館も閉館してしまい再開は未定になっています。
おそらくそれが明けた段階で再開となるでしょうからチェックしてみて下さいね。
連休中は予約いっぱいになっていたようなので、行けないみなさんが本当にかわいそうです。