くすのきカイロの院長ブログ

「いま、希望を語ろう」読後の感想

ポール・カラニシ著   田中 文 訳

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「死ぬことを考えることは生きることを考えること」と昔聞いたことがあるが、日頃健康に生活しているとなかなか自分の死ということ、生きるということを考える機会というのは無いものだと思う。

若い時は「人生の意味とは?」とか「人は何のために生きているのか?」などと誰でも一度は考えると思うが、社会に出て日々の業務に追われ毎日忙しく生活しているとそのようなことを考えることすら無くなってしまう。

 

著者は脳神経外科医の研修生として日々患者さんの死と向き合って来た。その研修終了間近自分が肺がんに侵されていることを知る。治療の効果もあり一度は職場復帰を果たすがやはり病魔に勝てず、家族に見守れながら亡くなってしまう。

彼は人生の計画をしっかりと立て、研修終了後はどのような人生をその20年後はこういう事をしたいというビジョンをしっかりと持った人だった。それが全て狂ってしまう。それでも彼は希望を捨てずに職場復帰も果たし、最後は子供にも恵まれこの本も書いている。

 

昔から死について時間軸は無いと思って来た。
30歳の人でも80歳の人でも死への恐怖心は変わらないし死にたくないという気持ちは変わらない。
ただ、思い残しがあるかどうかだと思う。

「楠さん、あなたは癌ですよ」と言われたらどういう精神状態に陥るのだろう?それを受け入れて前を向いていけるだろうか?仮に早期の癌でもこの癌という響きでいろいろと考えてしまい精神的に参ってしまうような気がする。

「あなたの余命は1年ですよ」と仮に言われたら、どういう1年を過ごすのだろう?

死と直面した時に、ああしておけばよかった、こうしておけばよかったということがいろいろ出て来るものなのだろう。そして健康である今は本当に大切なものがわからずに日々を送っているのではないだろうか。若い時に死と直面した時に心残りがあるのはこのような事なのだろう。そして子供が小さく将来が見届けられない無念さや逆縁になってしまう親に対しての申し訳なさもあるだろう。それらを克服でき納得できた時に自分の死というものも受け入れられるように思う。

 

先日、北斗晶さんがテレビに出ていた。1年以上治療に専念し、やっと体調も良くなり現在も治療を続けながらではあるが仕事復帰を果たしたそうである。

おそらく彼女はこれからの人生の方がより充実した日々を過ごせるのではないだろうか。

健康に感謝し、周りの友人たちに感謝し、何より一番大切で支えになる家族に感謝し。

そして生きていること自体に感謝して。

 

日頃健康な僕たちはなかなか立ち止まってそのような事は考えられないが人生の先輩たちの経験談、体験談などを通して人生の中で本当に大切なそれぞれの何かを見つけてそしてその時が来た時に心残りが無いように日々の生活を送っていければいいのではないだろうか。とても難しいことではあるが。

 

 

修学旅行

娘が今日から修学旅行に行った。
どこに集合するの?と聞くと羽田空港との事。
僕の時なんか旭川から東京まで電車、青函連絡船、寝台特急を乗り継いでほぼ24時間掛けて行ったのに(ーー;)
次の年からは飛行機を使ったようなので旅という貴重な体験をした最後の世代という事でいいんだけど。
百閒先生の「阿房列車」に出てくるようなワクワクするような旅なんてもう出来ないですからね。

娘はどこに行くかというと長崎、福岡、広島だそうです。
中学の時は北海道だったので今は京都、奈良には行かないという事なんですね。
おそらく平和学習という事なのかな。

大人になってから京都や奈良へは行けるでしょ。と、いう事かもしれませんがちょっと寂しい。

北海道には行かなくてもなんて北海道出身の僕は思うのですが(笑)

僕もこっちに来てから一度きちんと京都と奈良は行きましたが高校の修学旅行程の感動は無かったですね。ですから多感な時に京都と奈良には連れて行った方がいいのかな。

娘も広島、長崎(長崎では軍艦島にも行くらしい)に行くのでいろいろ感じて帰って来て欲しいです。

もう出来ないですが、夜行列車なんて使ってのんびり旅がしてみたいっすね〜(^o^)

前向きに!

この一月程心に厚い雲が掛かってなかなか晴れなかった。
どうしても思考がマイナスの方へ行ってしまう。

先日、高校時代の友達が亡くなったのを聞いてとてもショックを受けたが同時に僕は何をやっているんだろうという本当に情けない気持ちにさせられた。
闘病生活は大変なものだったようだし、とても辛かったろう、無念だったろうそんな事を考えていると僕の悩みなんて全然たいした事はないんだと思える。
命が取られるわけじゃなし、何を悩んでたんだろう。
その友達の事を考えたら一気に吹っ切れた。

もっと前向きにならなきゃ。
休もうと思っていた土曜日を亀戸の自宅を使って施術してみたらどうだろう。
以前から亀戸でやってほしいという話はあったし、きっと新しい世界が広がる。
ネットの空中戦じゃなく口コミを中心にした地上戦で。
今、関わりを持っている人達ともっと繋がりが出来る。

そしてもう一つ。
僕の施術方法はほとんどがオリジナルで20年掛けて僕が独自に作り上げて来たもので誰の真似でもないし、同じ施術方法をしている人は誰もいない。

だから誰にも教えたくなかった。

でも、僕がいなくなったらこの施術方法は無くなってしまう。
こんなに効果があるのに。

どういう方法でかはわからないが、教えて欲しいという人には教えていかないと。

そんな事も考え出した。

厚い雲がやっと晴れて来た。

思い出の人

昨日喪中の葉書が届いた。

差出人を見てみても誰だか記憶に無い。ただ、横に手書きで「母が生前お世話になりました」と書いてある。

母?誰だろう?

名前を見てもよくわからない。享年47歳。

そして、住所を見てみる…….あっ‼

葉書から目が離せなくなった。

 

 

彼女とは高校のクラスメートだった。

1年2年と部活ばかりでほとんど高校時代の記憶が無い僕が、彼女と座席が隣になってから本当の高校生活が始まったような気がする。

僕たちの前の席にいた2人と4人でワイワイやるのが本当に楽しかった。

その時の記憶は今でも忘れないし、高校時代の大切な思い出の一つだ。

休み時間に話をしたり教科書を忘れて見せてもらったりそんな記憶がよみがえる。

彼女は友達とつるむタイプではなかったので余計に僕は話しやすかったのかもしれない。

ここまで書くと僕が彼女にどういう感情を持っていたかはわかるだろう。

 

 

高校を卒業して4年後にクラス会で再会した。

その時に「あの時好きだったんだよ」と言ったら「そうなの?もう、その時に言ってよ!」と彼女らしくあっけらかんと笑っていた。

 

 

その後彼女がどういう人生を送ったのかはわからない。

来年再会できるんじゃないかと思っていた。その時にはその後の事や当時の事を話ができると楽しみにしていたのに。

あの思い出を共有できないのがただただ悲しい。

 

 

 

「90歳、何がめでたい」読後の感想

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愛子先生の文章は本音でズバズバ来て本当に小気味いい。
特に共感できたのが「来るか?日本人総アホ時代」。

日頃から僕が考えている事とリンクし「全くその通り‼︎」と手を叩いてしまう。

東京新大阪間が3分時間が縮まったから何だというのか?
仕舞いにはリニアを実装し東京名古屋間が1時間なんて事を言っている。
経済活動優先のこの欲望の社会が何をもたらすのか。

たんに金の無駄遣い。人間をどんどん小さくし束縛し本来の姿と違うものにしてしまう。

進歩とは人間の暮らしの向上、ひいては人間性の向上の為に必要なもの。
これ以上の進歩は人間の謙虚さや感謝や我慢などの精神力を摩滅させて行く。
全くその通り‼︎
進歩が本当に必要なのは人間の精神力なんだ‼︎

やはり九十歳を超える人の言葉は重い‼︎
僕の整体院にも九十三歳になるおばあちゃんが来てくれている。
九十三歳で現役の書道の先生なのだからすごい。
その九十三歳の書道の先生にいつも僕が言われている事を愛子先生も言っている。

人間「のんびりしよう」なんて考えてはダメ。
仕事の引退や隠居なんて絶対にしてはダメ。
働けるうちは働かなきゃ‼︎

そしていっぱい遊ばなきゃ‼

人生の大先輩の言葉は重く受け止めなければいけません(=^x^=)

予防接種

昨日は下の子供とインフルエンザの予防接種に行って来た。
これは毎年の事で僕は患者さんと日々接しているので必ず受けている。
「受けなくてもいいだろう、受けたってなっちゃうんでしょ」という意見もあるが、2年前インフルになった際37度台で済んだのでやはり受けなきゃダメだと実感させられた。

インフルエンザの予防接種で思い出されるのは小学校の時に集団で受けていた予防接種だ。
今の若い人に言っても信じてもらえないかもしれないが、僕らの時代は学校全体でインフルエンザの予防接種を受けていた。
戦後シラミの駆除にDDTを頭から吹きかけられていたようなものかな。
今考えたら恐ろしい事だがそんな集団接種なのでいちいち針なんて変えていられない。

わかる人にはわかるだろう、鉄砲注射というものでガシャガシャ打っていく。
上にワクチンの入った瓶をガシャンとハメて引き金を引けば一定量のワクチンが同じ針で打たれていく仕組み。

肝炎の温床にもなった危険な行為だが当時はそれが当たり前だったし、行政としてそこまでお金を出していたという事。
その点でも今では全く考えられない。

さてその鉄砲注射、世代間でわからないのかと思えば実はそうでもないらしい。
千葉出身の僕と同年代の方数人に以前その話をしてみても「知らない」という返答だった。

あれは北海道だけだったのか?

北海道の友人には改めて聞いた事はないが、その友人達にも「何の事?」って言われたら僕は幻想を見ていた事になるのかな?

 

僕の本棚

先日のアメトーークで読書芸人をやってましたが、やはりああいうのを見ると刺激を受けますね。

と、いうことで整体院の本棚を写真に撮ってアップしちゃいますね。

本棚見られるのは頭の中を見られてるのと一緒で恥ずかしいは恥ずかしんですが、やはりここは営業ですから整体院の本棚を見てもらいましょう(笑)

まあ、こんな感じですね。

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これはここ2年くらいで読んだ本ですね。

古典の名作が多いです。

意識してそうしてるんですが、内容は知っててもちゃんと読んだことのない本っていっぱいあるでしょ。

一応40代ではそれらを読んでいきたいなぁなどと思ってるんです。

そうは言っても患者さんから薦められる本もあるし、硬い名作ばかり読んでも飽きるんで硬軟取り混ぜてでしょうかね。

次のスペースはこんな感じ。

 

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漱石全集と南総里見八犬伝は飾っていてもいいでしょ(笑)

って、ちゃんと読んでますよ。

特に南総里見八犬伝は面白かった‼

もちろん現代語訳ではないんですが、何故か不思議と読めちゃう!

八犬伝を読んだ後東海道中膝栗毛にチャレンジしたんですが、それは途中で挫折(泣)

これって何なんでしょうね。

昨年からかな岩波で太平記が刊行されたんですが、読む自信が無くてあきらめました(笑)

 

司馬さんの本は昔からずいぶん読んでます。

僕の歴史観は司馬史観にずいぶん影響されちゃってますね。

 

実は整体院の押入れの中は本が山になってますし、家に帰れば大量の本があります。

何度か処分してるんですがなかなか捨てられない。

まあ、それらの本と付き合っていくしかないですね。

 

今年は夏から「ポケモンGO」にハマって全然本を読んでいませんでしたが、またボチボチ読んでいきますね。

みなさんも何か面白い本があったら教えてください。

 

僕も今まで通り読んな本の感想をUPしていきますので♪

 

大人のMサイズってどういうこと⁉

11月に入ってなんだか寒いですね~。

北海道なんてどうしちゃったの?ってくらい雪が降ってますし。

昔は僕の誕生日くらいに雪が降っていた記憶がありますが近年は遅くなる傾向にあるのにすでに根雪になっちゃうんじゃないの?ってくらいの積雪ですからね。やっぱり異常気象なんですよね。

 

関東も突然寒くなっちゃって今年の秋はどこ?って感じですよね。

 

この前の祝日に冬物の入れ替えをやっていたんです。

僕の物はいつものことですぐに終わるんですが、下の5年生の入れ替えが大変なんですよ。

だって、昨年と体のサイズが違うんですべて試着して選んでいかなきゃならない。

この1年ですっごいデブったんですよね~。

昔の僕を見ているようでホントに嫌なんですけどこれも血ですから仕方がない。

 

上に着るダウンは全くファスナーが閉まらないんでちょっとユニクロに行ってみようよということになったんです。

 

身体がずいぶん大きくなったんでもう、子供サイズが入らないのはわかってたんです。

で、大人のSサイズなら大丈夫でしょうということで着てみたらファスナーを閉めたらきついとの事。

ど、どういうこと!?????

 

仕方がないんで大人のMサイズを着てみるとちょうどいい。

ちょっと待ってよお兄さん!

あんたまだ10歳でしょ!w( ▼o▼ )w オオォォ!!

 

まあ、そうは言っても僕も10歳で体重70キロありましたけどね( ̄□ ̄;)!!

 

番付表

先日患者さんから九州場所の番付表を頂きました。

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番付発表の日に国技館まで行って買っていらしたそうで、その方とはよく相撲の話をするんでわざわざ持って来てくださったんです。

今までも番付表は手に取って見たことはありましたが、こんなまっさらなもの初めてでとても神聖な感じさえ受けます。

これはやっぱり額にでも入れて飾らなきゃダメでしょ(笑)

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贅沢を言えば日本人横綱のいる番付表を飾りたいのが本音ですが、今場所も豪栄道微妙かなあ。

横綱になれるような気がしない。

逆に、肩の荷が下りた稀勢の里が案外好成績を残すのではないかと密かに期待している今日この頃なのであります(*⌒∇⌒*)テヘ♪

ずぼらな性格なもので……

整体院に観葉植物がいろいろあるということはこれまでにも書いて来ましたが、共通して言えるのはどれも世話をしなくても育つものに限られるということですかね。

どうも、マメに世話をするというのができない。

動物は大丈夫なんですけど植物がねえ。植物も生きてるから大切にしなきゃいけないんですよね。

で、東武百貨店の青山フラワーマーケットを覗いてみたらこんなものが‼

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ついつい買ってしまいました(笑)

夜に霧吹きで水をシュッシュしてあげるだけで大丈夫だとの事。

これならできるかな?

帰る前にやればいいんですよね。

なんとか枯らさないように頑張ります‼

 

整体院の僕の机の上にありませんで、来院された方はちょこっと見てくださいね♪

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診療時間:9:00~20:00
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