- 2023年12月21日
- くすのきカイロプラクティックオフィス
- 整体の考え方酸素、顔
「ストレスは体に悪い。」
誰もが一度は聞いたことがある言葉です。
では、なぜストレスが続くと肩こりや疲れ、体調不良につながりやすくなるのでしょうか?
今回は、約30年間、筋肉を中心に施術を続けてきた私の考えも交えながら、できるだけ分かりやすくお話しします。
ストレスを感じると体は「戦う準備」をします
私たちの体は、強いストレスや緊張を感じると、身を守るための防御反応を起こします。
例えば、暗い夜道で突然物音がしたとします。
「何かいるかもしれない。」
そう思った瞬間、体には自然と力が入り、周囲に意識を集中します。
これは人間が昔から持っている大切な防御反応です。
短時間であれば問題ありません。
しかし、この状態が仕事や人間関係などのストレスによって毎日続くと、話が変わってきます。
ストレスが続けば、コリは深部まで固まっていきます
ストレスが続くと、無意識に筋肉へ力が入った状態が続きます。
肩や首が張る。
背中が硬い。
腰が重い。
こうした経験をしたことがある方は多いと思います。
一時的な緊張であれば、ストレスから解放されることで筋肉も緩みます。
しかし、仕事や人間関係などによるストレスが毎日のように続けば、筋肉が十分に緩む時間がないまま、次の緊張が加わります。
それを何年も繰り返すことで、筋肉にはコリが少しずつ蓄積し、深部まで固まっていきます。
私は約30年間、多くの患者さんの筋肉を施術してきましたが、慢性的な肩こりや腰痛では、こうして長い年月をかけて深部まで固まったコリを取り除くことが大切だと考えています。
筋肉が固まれば、血流にも影響します
筋肉が長期間固まった状態になれば、血流にも影響します。
血液は筋肉へ酸素や栄養を運んでいます。
その流れが十分でなくなれば、
- 疲れやすい
- 回復しにくい
- 体が重い
といった状態にもつながります。
つまり私は、ストレスによる一時的な筋肉の緊張だけを問題にしているのではありません。
その緊張が長期間続くことでコリが蓄積し、深部まで固まってしまうこと
を問題だと考えています。
自律神経にも影響すると考えられています
ストレスが続くと、自律神経にも影響を与えることが知られています。
特に緊張状態では交感神経が優位になりやすく、
- 筋肉が緊張する
- 血管が収縮しやすくなる
- 心拍数が上がる
などの変化が起こります。
これが長く続くと、リラックスしにくくなり、
「疲れているのによく眠れない」
「寝ても疲れが取れない」
という状態につながる方も少なくありません。
そして、眠っても十分に回復できなければ、筋肉の疲労も抜けにくくなります。
私は、ストレス・自律神経・筋肉の緊張は、それぞれ別々のものではなく、お互いに影響し合っていると考えています。
免疫との関係も研究されています
近年では、ストレスと免疫の関係についても研究されています。
免疫の仕組みは非常に複雑で、単純に「ストレスがあると免疫が下がる」と言い切れるものではありません。
ただ、慢性的なストレスが自律神経やホルモンなどを介して、免疫機能にも影響を及ぼすことは研究されています。
そのため私は、長期間ストレスを抱え続けることは、肩こりや腰痛だけではなく、体全体のコンディションを考えるうえでも無視できないことだと思っています。
施術中に体が温かくなる理由
施術後、
「体がポカポカしてきました。」
「手足まで温かくなりました。」
と言われる患者さんは少なくありません。
当院では、長年の負担によって蓄積し、深部まで固まったコリを取り除いていくことを大切にしています。
私は、固まっていた筋肉が緩むことで血流が良くなりやすくなり、その結果として体が温かく感じられるのではないかと考えています。
もちろん、それだけですべての不調が改善するわけではありません。
しかし、筋肉の緊張を取り除き、柔軟性を取り戻していくことは、体のコンディションを整えるうえで大切だと考えています。
まとめ
私は、ストレスが体へ与える影響を次のように考えています。
ストレス・緊張
↓
筋肉に力が入る
↓
その状態が長期間続く
↓
コリが蓄積し、深部まで固まる
↓
血流にも影響する
↓
疲れやすさや重だるさなど、さまざまな不調につながる
さらにストレスが続けば、自律神経にも影響し、睡眠や体の回復にも影響することがあります。
だから私は、肩こりや腰痛という症状だけを見るのではなく、長い年月をかけて蓄積し、深部まで固まったコリを取り除くことを大切にしています。
そして、その良い状態をさらにサポートできる方法はないか。
約30年間考え続け、その一つとして導入したのが高濃度酸素です。
次回は、
「なぜ当院では高濃度酸素を取り入れているのか?」
について、できるだけ分かりやすくお話ししたいと思います。

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