- 2017年02月12日
- くすのきカイロプラクティックオフィス
- 頭・首の症状
僕の整体院には頭痛で来院される方もいらっしゃいます。
頭痛というと緊張性頭痛、片頭痛、群発性頭痛などと色々言われますが、僕の経験上あまり区別するのは意味が無いように思います。
僕も整体師として駆け出しの頃は片頭痛はポリフェノール、グルタミン酸ナトリウム、亜硝酸ナトリウムなどが原因と考えられますなんて偉そうな事を言っていたのですが、実際に施術に当たってみると頭痛の種類に関係なく首の上部のコリを取ってあげれば頭痛は解消していきました。
もちろん他の要因も考えられるので慎重に判断しなければいけないのですが、過去20年で頭痛の患者さんはほぼ症状を改善させて来ています。
首の上部のコリの場合、関連痛として頭痛、めまい、吐き気が起こるケースがありますが圧倒的に頭痛を起こすケースが多いです。
では、首の上部のコリはどのように起こるのでしょう?
基本的に首の上部のコリは眼精疲労と関係しています。
目が疲れると次にコメカミの周りがコリ、次に首の上部のコリとしてあらわれます。
予防としてはコメカミで抑えてあげるという事でしょう。
ご自身でコメカミの周りを押してあげてそこの柔軟性を保って下さい。
そうすればクビの上部へのコリは出にくくなります。
ただ、一度固まって頭痛が出やすい状況を作ってしまったものは一度強制的にそのこりを取り除かないと頭痛の出やすい状態は続いてしまいます。
ちなみに首全体のコリは姿勢の問題が影響するケースが多いです。
むち打ちの後遺症というのもありますが。