- 2017年02月12日
- くすのきカイロプラクティックオフィス
- 頭・首の症状頭痛
整体院には肩こりや腰痛だけでなく、頭痛で来院される方も多くいらっしゃいます。
頭痛には、緊張型頭痛、片頭痛、群発頭痛など、さまざまな種類があります。
当然、それぞれ原因や特徴は異なり、医療機関での診断や治療が必要な頭痛もあります。
その一方で、約30年間患者さんを施術してきて、私は筋肉のコリが大きく関係している頭痛も非常に多いと感じています。
そうした患者さんを見る時、私が特に確認する場所の一つが、首の上部の筋肉です。
頭痛の患者さんに多い「首の上部のコリ」
頭痛で来院された方の首を確認すると、頭と首の境目あたりの筋肉が非常に硬くなっていることがあります。
そして、その部分を施術することで、頭痛が軽くなっていく方をこれまで数多く見てきました。
もちろん、すべての頭痛が首の筋肉から起こるわけではありません。
ただ、筋肉が関係していると考えられる頭痛では、私はこの首の上部を非常に重要な場所だと考えています。
首の上部の筋肉に強いコリがある方では、頭痛だけでなく、めまいや吐き気などを訴えることもあります。
私の臨床では、その中でも特に多いのが頭痛です。
なぜ首の上部にコリが蓄積するのでしょう?
原因は一つではありませんが、最近特に多いと感じるのが、パソコンやスマートフォンを長時間使う方です。
画面を長時間見続ければ、目は疲れます。
同時に、こめかみや目の周囲、首や肩の筋肉にも負担がかかり続けます。
こうした状態が毎日のように長期間続けば、首やその周囲の筋肉の深部にはコリが形成され、少しずつ蓄積していきます。
私は特に、眼精疲労が強い方では、こめかみ周辺から首の上部まで強くこわばっているケースが多いと感じています。
そして、その状態が続いて筋肉に余裕がなくなってくると、頭痛につながる方もいます。
つまり、
長時間のパソコン・スマートフォン
↓
目や顔、首周辺への負担が長期間続く
↓
筋肉の深部にコリが蓄積する
↓
頭痛につながることがある
という流れです。
もちろん、すべての頭痛がこのパターンというわけではありません。
頭痛を見る時、首だけを見るわけではありません
ここも大切なところです。
首の上部は頭痛と関係することが多い場所ですが、
「頭痛なら首の上部を施術すればいい」
という単純なものでもありません。
こめかみや顎など、顔周辺の筋肉が関係している方もいます。
首全体や肩、背中まで非常に硬くなっている方もいます。
ですから私は、頭痛の患者さんを見る時も、痛みが出ている頭だけではなく、首、肩、必要に応じて顔周辺まで確認するようにしています。
どこに負担が蓄積しているのかは、その方の生活や体の使い方によって違うからです。
ご自宅では、目やこめかみを休ませることも大切です
普段からパソコンやスマートフォンを長時間使う方は、まず同じ状態を長時間続けないことが大切です。
時々画面から目を離す。
遠くを見る。
肩の力を抜く。
目が疲れた時には、こめかみ周辺を強く押さず、優しく触れたりほぐしたりする。
こうしたことも、目や顔、首周辺へ新しく加わる負担を減らすためには役立ちます。
ただし、何年もかけて首の深部までコリが蓄積している場合、セルフケアだけですべてを取り除くのは難しいと私は考えています。
新しい負担を減らすことと、すでに蓄積したコリを少しずつ減らしていくこと。
慢性的な頭痛では、この両方を考えることが大切です。
頭痛を繰り返している方へ
頭痛が出た時に薬を使うことは、もちろん一つの対処法です。
ただ、薬で痛みが治まったことと、首やその周囲の筋肉の状態が変わったことは別の話です。
もし頭痛を何度も繰り返し、そのたびに首や肩も強くこっているのであれば、一度その筋肉の状態にも目を向けてみてください。
私は約30年間の施術経験から、頭痛そのものだけを見るのではなく、その周囲の筋肉にどれだけ負担が蓄積しているのかを見ることが大切だと考えています。

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