目からうろこの整体コラム

肩こり・首こり・頭痛が改善しない方へ。原因は「顔のコリ」かもしれません。

肩こりや首こりで整体やマッサージに通っているのに、すぐに元に戻ってしまう…。

そんな経験はありませんか?

私は約30年間施術を続ける中で、そのような方には顔の筋肉のコリが関係しているケースが少なくないと考えるようになりました。

首や肩だけをほぐしても改善しきれない理由が、実は顔の筋肉にあることがあります。

そこで始めたのが、当院の顔コリ整体です。

 

顔の筋肉は大きく2つに分けて考えています

私が特に重要だと考えているのは、

①目の周り

②顎の周り

この2つです。

それぞれ役割が違うため、コリが蓄積する原因も異なります。

目の周りのコリ

現代人は仕事でもプライベートでも、パソコンやスマートフォンを見る時間がとても長くなりました。

画面を見続ければ、目の周りの筋肉には長時間負担がかかり続けます。

一日だけなら大きな問題にはなりません。

しかし、それが毎日何時間も、何年も続けば、目の周りの筋肉にもコリが蓄積し、深部まで固まっていきます。

特にこめかみ付近は非常に固くなりやすい部分です。

私は約30年間の施術経験から、こうしたコリが頭や耳の後ろ、首の上部にも影響し、頭痛や首こりにつながることがあると考えています。

朝起きても目が疲れている。

仕事を始めるとすぐ目が重くなる。

そんな方は、目の周りにも長年のコリが蓄積している可能性があります。

顎の周りのコリ

本来、リラックスしている時は上下の歯は触れていません。

しかしストレスや緊張が続くと、無意識に歯を接触させたり、食いしばったりしてしまいます。

これも一時的であれば大きな問題にはなりません。

しかし、その状態が長期間続けば、

  • 顎の筋肉
  • 頬の筋肉
  • 首の前側の筋肉

にも負担がかかり続け、コリが蓄積して深部まで固まっていきます。

マウスピースは歯を守るためには有効ですが、すでに蓄積した筋肉のコリそのものを取り除くものではありません。

そのため、歯を守る対策をしていても、顎周りの筋肉が固まったままになっている方も少なくありません。

顔のコリは自覚しにくい

顔のコリは肩こりのように「凝っている」という感覚がほとんどありません。

ここが顔のコリの厄介なところです。

長期間にわたって負担が続き、コリが深部まで固まっていても、ご本人がそれに気付いていないことがあります。

そのため、

  • 頭痛
  • 首こり
  • 肩こり
  • 顎の違和感

などの症状が出ても、

「顔の筋肉が関係しているかもしれない」

と考える方はほとんどいません。

私は、ここが見落とされやすいポイントだと考えています。

顔コリ整体で目指していること

私が顔コリ整体で目指しているのは、美容ではありません。

目的は、

  • 眼精疲労の軽減
  • 食いしばりによる筋肉の緊張を和らげること
  • 首こり・肩こり・頭痛の改善につなげること

です。

そのため、ただ顔の表面を軽くマッサージするのではなく、長年の負担によって蓄積し、深部まで固まったコリを丁寧に取り除いていくことを大切にしています。

もちろん、筋肉の緊張が和らいだ結果として表情が柔らかく見えたり、フェイスラインがすっきり見えたりする方もいらっしゃいます。

しかし、それはあくまで副次的な変化であり、当院では機能面の改善を第一に考えています。

嚥下の予防にも取り組んでいます

もう一つ、私が力を入れたいと考えているのが嚥下機能のサポートです。

私は約30年間施術を続ける中で、舌の筋肉の衰えだけではなく、周囲の筋肉のコリも飲み込みにくさに関係している場合があるのではないかと考えています。

そのため、顎の周囲や関連する筋肉を丁寧に施術することで、

  • むせやすい
  • 飲み込みにくい
  • ろれつが回りにくい
  • 話しにくい
  • いびきが気になる

といったお悩みの改善につながる可能性があると考えています。

※嚥下障害にはさまざまな原因があります。症状が強い場合は医療機関での診察も重要です。

まとめ

私が顔コリ整体で目指していることは、次の3つです。

① 目の周りに蓄積し、深部まで固まったコリを取り除き、眼精疲労や頭痛・首こりの軽減につなげること

② 食いしばりによって蓄積した顎周りのコリを取り除き、首の前側や顎への負担を減らすこと

③ 飲み込みや話しやすさなど、口周りの機能維持をサポートすること

顔も肩や腰と同じ筋肉です。

負担が長期間続けばコリは蓄積し、深部まで固まっていきます。

しかも顔の場合は、そのコリを自覚していない方が非常に多い。

だからこそ私は、慢性的な肩こりや首こり、頭痛を見る時には、首や肩だけではなく顔の筋肉の状態も大切だと考えています。

最後に

実は、私自身が顔をマッサージし始めたきっかけは、

「最近ちょっと老け顔になってきたかな……」

と思ったことでした(笑)。

続けてみると、口角が上がりやすくなり、表情も作りやすくなったように感じています。

もちろん個人差はありますが、自分自身で変化を実感したからこそ、この施術を皆さんにもお伝えしたいと思うようになりました。

 

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首を施術しても治らない頭痛。その原因は意外な場所にありました。

昨日は、頭痛と首のコリについてお話ししました。

その記事を書いていたら、昔のことを思い出しました。

今から20年以上前、私が五反田の整体院で雇われ院長をしていた頃のことです。

私が整体師として、

「マニュアル通りに施術するだけではダメなんだ」

と強く感じるようになった、今でも忘れられない患者さんがいました。

宝塚歌劇団の方がよく来院されていました

当時勤めていた整体院には、宝塚歌劇団の方がよく来院されていました。

舞台に立つ仕事ですから、体への負担も相当なものだったのでしょう。

首や肩、腰、脚など、皆さんさまざまな症状を抱えていらっしゃったのを今でもよく覚えています。

ある日、一つの組の準トップスターの方が来院されました。

訴えていたのは、頭痛でした。

「数日前から、ずっと頭痛が続いているんです」

とのことでした。

頭痛なら、まず首を疑いました

その頃には、私もすでにトリガーポイントの考え方を施術に取り入れていました。

頭痛の患者さんでは、首の上部にある筋肉の強いコリが関係していることがよくあります。

そのため、まず首の状態を確認しました。

当時の整体院は施術時間が20分ほどしかなく、さらに院の方針として背骨の矯正も行う必要がありました。

限られた時間の中で首の筋肉を確認し、頭痛に関係していると考えられるところを施術しました。

ところが、

頭痛が変わりません。

ほかに考えられる筋肉も、一つひとつ確認していきました。

それでも変わらない。

「おかしいな……」

と思いました。

「もしかしたら、首ではないのかもしれない」

そこで一度、

「頭痛だから首」

という考えを外してみることにしました。

ほかに何かないだろうか。

そう考えながら確認していき、ふと顎の筋肉である咬筋を押してみました。

すると、

「そこ、頭に響きます」

と言われたのです。

これは私にとって大きなヒントでした。

さらに顔周辺の筋肉を確認していくと、かなり強くこわばっているところがありました。

そこで、首だけではなく、顔周辺の筋肉も施術してみることにしました。

すると施術後、

それまで続いていた頭痛がなくなったのです。

もちろん、一例だけで「この頭痛の原因は顔の筋肉だった」とすべてを断定することはできません。

ただ、咬筋を押した時に頭へ響く感覚があり、顔周辺の筋肉を施術した後に頭痛がなくなった。

この経験から私は、この方の頭痛には首だけではなく、顔の筋肉の緊張も関係していたのではないかと考えました。

舞台に立つ人は、顔の筋肉も使い続けています

考えてみれば、舞台に立つ方は体だけを使っているわけではありません。

歌ったり、話したり、そして観客に向かって表情を作り続けます。

一般の人とは比べものにならないほど、顔の筋肉を使っていたのかもしれません。

毎日のように同じ筋肉へ負担がかかり、それが長期間続けば、顔の筋肉の深部にもコリは蓄積していきます。

現在の私は、頭痛の患者さんを見る時、首や肩だけでなく、必要に応じて顎やこめかみなど顔周辺の筋肉も確認します。

しかし、当時の私はまだそこまで考えていませんでした。

だからこそ、この患者さんの経験は強く印象に残っています。

「改善しない」ということも、体からの情報です

この出来事から、私は一つ大切なことを学びました。

それは、

「思ったように改善しない時には、自分の考えを疑ってみる」

ということです。

「頭痛だから首」

「腰が痛いから腰」

「膝が痛いから膝」

そう決めてしまえば、施術する場所も最初から決まってしまいます。

でも、人間の体はそれほど単純ではありません。

痛みを感じている場所と、その症状に関係している筋肉が離れていることもあります。

一つの筋肉だけではなく、複数の筋肉が関係していることもあります。

だから、いつもの施術をしても変化がなければ、

「本当にここなのだろうか?」

「ほかに負担が蓄積している筋肉はないだろうか?」

と、もう一度体を見直す。

この考え方は、それから現在までずっと変わっていません。

患者さんの体から教えてもらったことはたくさんあります

約30年間施術をしていると、教科書通りのパターンだけでは説明しにくい患者さんにもたくさん出会います。

そのたびに、

「なぜだろう?」

と考えます。

そして筋肉を一つひとつ確認していく。

そうした経験の積み重ねによって、症状が出ている場所だけを見るのではなく、その人の体全体から関係している筋肉を探すという、現在の私の施術の考え方ができてきました。

もちろん、今でもすべての症状が思い通りに改善するわけではありません。

分からないこともありますし、医療機関での検査や治療が必要な症状もあります。

だからこそ、今でも考えます。

「ほかに何か見落としていないだろうか」

「自分の考えに思い込みはないだろうか」

20年以上前、あの患者さんに教えてもらった、

「患者さんの体が教えてくれることを大切にする」

という姿勢は、今も私の施術の基本になっています。

30年近くこの仕事を続けていますが、まだまだ分からないことはあります。

やはり整体は奥が深いですね。

そしてこれからも、生涯勉強だと思っています。

 

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また、この記事でご紹介したように、頭痛には首だけでなく、食いしばりなどによる顔の筋肉のコリが関係していることもあります。

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頭痛の原因は頭ではなく首かもしれません。

整体院には肩こりや腰痛だけでなく、頭痛で来院される方も多くいらっしゃいます。

頭痛には、緊張型頭痛、片頭痛、群発頭痛など、さまざまな種類があります。

当然、それぞれ原因や特徴は異なり、医療機関での診断や治療が必要な頭痛もあります。

その一方で、約30年間患者さんを施術してきて、私は筋肉のコリが大きく関係している頭痛も非常に多いと感じています。

そうした患者さんを見る時、私が特に確認する場所の一つが、首の上部の筋肉です。

 

頭痛の患者さんに多い「首の上部のコリ」

頭痛で来院された方の首を確認すると、頭と首の境目あたりの筋肉が非常に硬くなっていることがあります。

そして、その部分を施術することで、頭痛が軽くなっていく方をこれまで数多く見てきました。

もちろん、すべての頭痛が首の筋肉から起こるわけではありません。

ただ、筋肉が関係していると考えられる頭痛では、私はこの首の上部を非常に重要な場所だと考えています。

首の上部の筋肉に強いコリがある方では、頭痛だけでなく、めまいや吐き気などを訴えることもあります。

私の臨床では、その中でも特に多いのが頭痛です。

なぜ首の上部にコリが蓄積するのでしょう?

原因は一つではありませんが、最近特に多いと感じるのが、パソコンやスマートフォンを長時間使う方です。

画面を長時間見続ければ、目は疲れます。

同時に、こめかみや目の周囲、首や肩の筋肉にも負担がかかり続けます。

こうした状態が毎日のように長期間続けば、首やその周囲の筋肉の深部にはコリが形成され、少しずつ蓄積していきます。

私は特に、眼精疲労が強い方では、こめかみ周辺から首の上部まで強くこわばっているケースが多いと感じています。

そして、その状態が続いて筋肉に余裕がなくなってくると、頭痛につながる方もいます。

つまり、

長時間のパソコン・スマートフォン

↓

目や顔、首周辺への負担が長期間続く

↓

筋肉の深部にコリが蓄積する

↓

頭痛につながることがある

という流れです。

もちろん、すべての頭痛がこのパターンというわけではありません。

頭痛を見る時、首だけを見るわけではありません

ここも大切なところです。

首の上部は頭痛と関係することが多い場所ですが、

「頭痛なら首の上部を施術すればいい」

という単純なものでもありません。

こめかみや顎など、顔周辺の筋肉が関係している方もいます。

首全体や肩、背中まで非常に硬くなっている方もいます。

ですから私は、頭痛の患者さんを見る時も、痛みが出ている頭だけではなく、首、肩、必要に応じて顔周辺まで確認するようにしています。

どこに負担が蓄積しているのかは、その方の生活や体の使い方によって違うからです。

ご自宅では、目やこめかみを休ませることも大切です

普段からパソコンやスマートフォンを長時間使う方は、まず同じ状態を長時間続けないことが大切です。

時々画面から目を離す。

遠くを見る。

肩の力を抜く。

目が疲れた時には、こめかみ周辺を強く押さず、優しく触れたりほぐしたりする。

こうしたことも、目や顔、首周辺へ新しく加わる負担を減らすためには役立ちます。

ただし、何年もかけて首の深部までコリが蓄積している場合、セルフケアだけですべてを取り除くのは難しいと私は考えています。

新しい負担を減らすことと、すでに蓄積したコリを少しずつ減らしていくこと。

慢性的な頭痛では、この両方を考えることが大切です。

頭痛を繰り返している方へ

頭痛が出た時に薬を使うことは、もちろん一つの対処法です。

ただ、薬で痛みが治まったことと、首やその周囲の筋肉の状態が変わったことは別の話です。

もし頭痛を何度も繰り返し、そのたびに首や肩も強くこっているのであれば、一度その筋肉の状態にも目を向けてみてください。

私は約30年間の施術経験から、頭痛そのものだけを見るのではなく、その周囲の筋肉にどれだけ負担が蓄積しているのかを見ることが大切だと考えています。

 

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