目からうろこの整体コラム

巻き肩は「肩が前に出ること」が原因なのでしょうか?

最近、「巻き肩が気になります」というご相談を受けることが増えました。

テレビやインターネットでは、

「胸の筋肉を伸ばしましょう。」

「肩甲骨を寄せましょう。」

「姿勢を正しましょう。」

という対策がよく紹介されています。

もちろん、それらで改善する方もいらっしゃるでしょう。

しかし、私は約30年間、多くの肩こりや巻き肩の患者さんを施術してきた中で、少し違う考え方をするようになりました。

私は、巻き肩は肩が前へ出ることが原因なのではなく、肩が上がった状態が続くことによって起こる結果ではないかと考えています。


肩甲骨を下げてみてください

ぜひ一度、鏡の前で試してみてください。

肩甲骨をゆっくり下へ下げるように意識してみてください。

どうでしょうか。

無理に胸を張らなくても、肩が自然と少し後ろへ戻るような感覚はありませんか?

私自身も何度も試していますが、肩甲骨を下げるだけで巻き肩はかなり改善して見えます。

ところが、その姿勢を続けようとすると、だんだん肩が上がり、元の姿勢へ戻ってしまいます。

私はここに大きなヒントがあると考えています。


なぜ元へ戻ってしまうのでしょうか?

私は、その原因は筋肉のコリにあると考えています。

パソコン作業やスマートフォンの操作では、無意識に肩をすくめる姿勢が続きます。

その状態が毎日何時間も続き、それを何年も繰り返すことで、

肩周り

肩甲骨周り

背中の上部

こうした筋肉にコリが蓄積し、深部まで固まっていきます。

すると、肩甲骨を下げようとしても固まった筋肉がそれを邪魔します。

一瞬は肩を下げられても、筋肉が疲れてしまい、また肩が上がってしまうのです。


「姿勢を正しましょう」だけでは難しい理由

患者さんから、

「姿勢を意識しているのですが、すぐ戻ってしまいます。」

というお話をよく伺います。

私は、それも当然だと思っています。

筋肉が固まっている状態では、その筋肉が骨を引っ張ってしまうため、本来の姿勢を楽に維持することが難しいからです。

私がこのように考えるようになったきっかけは、急性腰痛で起こる**「側扁(そくへん)」**です。

急性腰痛では、腰の筋肉が強く収縮することで、体が一時的に横へ傾くことがあります。

私は、この現象を**「側扁」**と呼んでいます。

一般的に知られている、思春期などに進行する**「側弯症」**とは区別して考えているからです。

この側扁を見ていると、筋肉には骨格を引っ張り、姿勢を変える力があることがよく分かります。

私は、慢性的な肩こりでも程度は違うものの、同じことが起こっているのではないかと考えています。

筋肉が長期間固まることで肩甲骨が上がり、その結果として巻き肩になる。

これが私の考えです。


私が大切にしていること

私は巻き肩そのものを無理に矯正しようとは考えていません。

まずは、

肩周り

肩甲骨周り

背中の上部

こうした筋肉の深部に蓄積したコリを取り除くことを大切にしています。

すると患者さんから、

「姿勢が楽になりました。」

「肩を意識しなくても下げられるようになりました。」

というお声をいただくことが少なくありません。

私は、姿勢を無理に作るのではなく、

姿勢を作りやすい体に戻していくこと

が大切だと考えています。


まとめ

巻き肩というと、肩が前へ出ていることばかりに目が向きがちです。

しかし私は約30年間の施術経験から、

肩が上がった状態が続き、肩周りや肩甲骨周りの筋肉が深部まで固まることで、巻き肩になりやすくなる

と考えています。

だからこそ、無理に胸を張ることよりも、

肩甲骨を楽に下げられる状態を作ること

が大切です。

もし巻き肩が気になっているのであれば、姿勢だけではなく、その姿勢を邪魔している筋肉の状態にも目を向けてみてください。

 

 

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肩を回すと「ゴリゴリ」「パキパキ」鳴る…これって大丈夫?

患者さんから、

「先生、肩を回すとゴリゴリ鳴るんです。」

というご相談をよくいただきます。

また、中には

「パキパキ鳴るんですが、大丈夫でしょうか?」

と心配される方もいらっしゃいます。

実は、この**「ゴリゴリ」と「パキパキ」は少し意味が違う**と私は考えています。

今回は約30年間の施術経験から、その違いについてお話ししたいと思います。

 


「パキパキ」は関節の音であることが多い

まず「パキパキ」という乾いた音です。

これは以前のブログでもお話ししましたが、関節の中にある関節液が変化することで音が鳴る現象や、関節周囲の組織が動く際に生じる音と考えられています。

痛みがなく、一瞬だけ鳴る程度であれば、過度に心配する必要はないケースがほとんどです。

もちろん、痛みや腫れを伴う場合は別ですので、その場合は整形外科などで診てもらうことをおすすめします。

 


「ゴリゴリ」は筋肉が関係していることが多いと考えています

一方、「ゴリゴリ」という擦れるような音や感覚。

私はこちらの方が、肩こりとの関係が深いと考えています。

肩を動かすときには、多くの筋肉が同時に働いています。

しかし、長年の肩こりによってコリの蓄積が起こると、筋肉は柔軟性を失い、常に少し縮んだような状態になります。

私は約30年間の施術経験から、この状態になると筋肉が肩関節を引っ張り、肩の動きが滑らかではなくなるため、ゴリゴリという音や感覚が出やすくなるのではないかと考えています。

 


音だけを見るのではなく、肩の状態を見ることが大切です

肩を回して音が鳴ることだけを気にされる方は多いのですが、

私が施術で重視しているのは音ではなく筋肉の状態です。

肩が軽く動く人もいれば、

肩こりが強く、肩甲骨がほとんど動かない人もいます。

同じ「ゴリゴリ」でも、肩の状態は人によってまったく違うのです。

 


コリの蓄積が減ると動きも変わってきます

実際に施術を続けていると、

肩こりが軽くなるだけではなく、

「肩が回しやすくなった」

「ゴリゴリが気にならなくなった」

とおっしゃる方も少なくありません。

もちろん、すべての音がなくなるわけではありません。

しかし、コリの蓄積を減らすことで、肩本来の滑らかな動きを取り戻していく方は多くいらっしゃいます。

あなたの肩は大丈夫?簡単セルフチェック

鏡の前で、左右の肩をゆっくり10回ずつ回してみてください。

次のようなことはありませんか?

✅ 片方だけ「ゴリゴリ」と音がする

✅ 左右で肩の回しやすさが違う

✅ 回す途中で引っ掛かるような感じがする

✅ 肩を回すとすぐに疲れてしまう

このような場合は、肩の周りの筋肉にコリが蓄積し、肩の動きが滑らかでなくなっている可能性があります。

もちろん、音がするだけで必ず異常があるとは限りません。

しかし、肩こりや動かしにくさもある場合は、一度肩周りの筋肉の状態を確認してみることをおすすめします。

 

まとめ

肩を回したときの

「パキパキ」

「ゴリゴリ」

は、同じように聞こえても意味が違うことがあります。

音だけで判断する必要はありませんが、肩こりが強い方では、筋肉のコリの蓄積が肩の動きを悪くしているケースも少なくありません。

当院では音を止めることではなく、

肩の動きを妨げているコリの蓄積を減らすことを大切にしています。

その結果として肩が動かしやすくなり、「ゴリゴリが気にならなくなった」とおっしゃる患者さんも多くいらっしゃいます。

 

 

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慢性肩こりほど肩の前まで固まっています

肩こりでお悩みの方に質問です。

「肩の前側」を押してもらったことはありますか?

おそらく、多くの方が「ありません」と答えるのではないでしょうか。

肩こりというと、誰もが肩の後ろや首の付け根を思い浮かべます。

実際に肩を揉んでもらう場所も、ほとんどが後ろ側です。

しかし、30年間施術を続けてきた私が感じていることがあります。

それは、慢性的な肩こりの方ほど、肩の後ろだけでなく、鎖骨の周りから胸骨の脇にかけてまで硬くなっているということです。

 

軽い肩こりと慢性的な肩こりは違います

肩こりが軽いうちは、肩の後ろや首の付け根だけが張っていることがほとんどです。

ところが、長年肩こりを我慢している方では、鎖骨の周りから胸骨の脇にかけての深い筋肉まで硬くなっているケースを非常によく見かけます。

そして、ご本人はそのことに気付いていません。

施術中に前側を押すと、

「そんなところまで硬くなっていたんですね。」

「そこを押されたのは初めてです。」

と言われることが本当に多いのです。

 

なぜ肩の前まで硬くなるのでしょうか?

私は、大きく2つの原因があると考えています。

一つは、長時間のパソコン作業やマウス操作です。

マウスを使う時は、無意識に肩を少しすくめた状態が続きます。

1日だけなら大きな問題にはなりません。

しかし、その姿勢を毎日何時間も続け、それが何年も積み重なることで、肩の後ろだけでなく前側の筋肉まで少しずつ硬くなっていくのです。

もう一つは、ストレスです。

人はストレスを感じると、無意識に体を緊張させます。

肩に力が入り、呼吸も浅くなります。

これも一時的であれば体は回復します。

しかし、仕事や人間関係などで緊張した状態が毎日続くと、その緊張が筋肉に少しずつ蓄積し、慢性的な肩こりへと変わっていきます。

つまり、姿勢もストレスも、

「一度だから悪い」のではなく、「長期間続くこと」が問題なのです。

 

肩こりだけでは終わりません

肩の前側まで硬くなってくると、

  • 腕がだるい
  • 腕がしびれる
  • 肘が重い
  • 手に違和感がある

といった症状が現れることもあります。

もちろん、すべてが肩こりだけで説明できるわけではありません。

しかし、30年間施術をしてきた中で、肩の前側を緩めることで腕の症状まで軽くなる方を数多く経験してきました。

 

肩だけをほぐしても戻ってしまう理由

肩の後ろだけをほぐすと、その場では楽になります。

しかし、肩の前側の強い緊張が残っていると、再び肩の後ろへ負担がかかり、元の状態へ戻りやすくなります。

だから私は、慢性的な肩こりほど、肩の後ろだけではなく、前側の状態まで必ず確認するようにしています。

 

まとめ

慢性的な肩こりの方ほど、肩の前側まで硬くなっているケースは少なくありません。

ところが、そのことに気付いている方はほとんどおらず、前側を施術された経験がある方も非常に少ない印象です。

30年間、多くの肩こりの患者さんを施術してきた中で、この違いを何度も見てきました。

もし長年肩こりが改善しない、あるいは腕のだるさやしびれまで感じるという方は、肩の後ろだけでなく、前側の状態にも目を向けてみることをおすすめします。

船橋で慢性的な肩こりや首こりでお悩みの方は、くすのきカイロプラクティックまでお気軽にご相談ください。

 

 

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肩こりにストレッチは効果があるでしょうか?

患者さんから本当によくいただく質問があります。

「先生、肩こりに効果のあるストレッチや体操はありますか?」

テレビやインターネットでは、肩こり解消ストレッチが数多く紹介されています。

そのため、毎日ストレッチを頑張っているという方も多いのではないでしょうか。

しかし、約30年間肩こりの施術を続けてきた私自身は、慢性的な肩こりに対しては、ストレッチだけでは限界があると考えています。

その理由を2つお話しします。

 

理由① 筋肉は「ゴム」と似た性質があります

慢性的な肩こりでは、筋肉の表面だけでなく、奥深くまでコリが蓄積していることが少なくありません。

そこでイメージしていただきたいのが、古くなった輪ゴムです。

劣化して硬くなった輪ゴムを引っ張ると、本当に硬くなっている部分はほとんど伸びず、まだ柔らかさが残っている部分だけが伸びます。

筋肉も、それとよく似ています。

ストレッチをすると、周囲の伸びやすい筋肉は動きます。

しかし、本当にほぐしたい奥深くに蓄積したコリはほとんど動きません。

私は約30年間、多くの肩こりを施術してきましたが、慢性的な肩こりほど、ストレッチだけで改善するケースは少ないと考えています。

 

理由② 肩こりの場所は構造的に伸ばしにくい

肩こりというと、多くの方が首の付け根や肩の上を思い浮かべます。

では、その場所をストレッチで伸ばそうとすると、どんな動きになるでしょうか。

実際には、首を横へ倒したり回したりするくらいしか方法がありません。

なぜなら、一般的に肩こりを感じる首の付け根や肩の上には、大きく動かして伸ばせる関節がほとんどないからです。

一方、私たちが「肩関節」と呼んでいるものは、本来、腕を動かすための関節です。

つまり、多くの方が肩こりを感じる場所とは少し違います。

そのため、奥深くに蓄積したコリをストレッチだけで十分に柔らかくすることは難しいと私は考えています。

だから私は施術の際、そのような深部のコリへ直接アプローチすることを大切にしています。

 

肩こりは何年も前から始まっています

患者さんから、

「肩こりは1年前くらいからです。」

と聞くことがあります。

しかし、私は約30年間、多くの肩こりを施術してきましたが、慢性的な肩こりは、その何年も前から少しずつコリが蓄積していると考えています。

筋肉にはある程度の余裕があります。

その余裕が少しずつ失われ、コリは奥深くへと蓄積していきます。

そして、その蓄積が筋肉の許容範囲を超えた時に初めて、

「肩が重い」

「痛い」

という症状として現れます。

つまり、肩こりを自覚した時には、コリはすでに長い年月をかけて蓄積しているのです。

 

ご自身でできることもあります

「では、自分では何もできないのでしょうか?」

もちろん、そんなことはありません。

私が患者さんによくお伝えしているのは、

「これ以上コリを蓄積させないこと」

です。

日常生活では、次の3つを意識してみてください。

 

① 肩をすくめたまま作業を続けない

肩に力が入っていることに気付いたら、一度肩を大きくすくめてから、ストンと力を抜いてみましょう。

それだけでも肩の余計な力が抜けやすくなります。

 

② スマートフォンやパソコンを長時間続けない

長時間同じ姿勢を続けるほど、首や肩への負担は大きくなります。

1〜2時間に一度は姿勢を変えたり、軽く体を動かしたりして、筋肉を休ませる時間を作りましょう。

 

③ 顎を前へ突き出さない

スマートフォンやパソコンの画面をのぞき込む姿勢は、首や肩への負担を大きくします。

頭が前へ出る姿勢が続くほど、コリは蓄積しやすくなります。

 

まとめ

慢性的な肩こりでは、ストレッチだけでは改善が難しいケースが多いと私は考えています。

その理由は、何年もかけて奥深くまで蓄積したコリは、ストレッチだけでは十分な柔軟性を取り戻せないからです。

私は約30年間、多くの肩こりの患者さんを施術してきましたが、長年蓄積したコリほど改善には時間がかかります。

だからこそ、深部のコリを段階的に取り除く施術と、日常生活でこれ以上コリを蓄積させない工夫、その両方が大切になります。

肩こりは一日でできるものではありません。

何年もかけて蓄積したコリだからこそ、一つひとつ段階的に取り除いていくことが改善への近道だと私は考えています。

長年肩こりでお悩みの方は、一人でセルフケアを続けるだけではなく、一度ご自身の筋肉の状態を確認してみてください。

 

 

 

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肩こりは30年前とは全く違う時代になりました ~時代が変われば、筋肉にかかる負担も変わります~

 

船橋で開業して今年で27年。

助手時代や雇われ院長だった頃を含めると、この仕事に携わって約30年になります。

長くこの仕事を続けていると、患者さんの症状にも時代の流れがはっきり表れていることに気付きます。

特に変化が大きいのが肩こりです。

 


昔は「女性は肩こり、男性は腰痛」でした

30年前、私がこの業界に入った頃は、

女性は肩こり、

男性は腰痛、

という傾向がはっきりしていました。

ところが、その中で例外がありました。

私が五反田で働いていた頃、

ある会社の社員さんだけは男性にもかかわらず、肩こりの方が非常に多かったのです。

その会社とは、

ロータス株式会社でした。

当時はまだExcelが普及する前。

ロータス1-2-3を使って、一日中パソコン作業をしていた時代です。

今思えば、

あの方たちは現在のパソコン社会を30年も先取りしていたのかもしれません。

 


パソコンの普及で肩こりは一気に変わりました

その後、

パソコンが一般家庭や職場に普及すると、

男性の肩こりは急激に増えていきました。

長時間同じ姿勢で画面を見続け、

マウスを操作する。

それまで腰痛が多かった男性にも、

肩こりが当たり前のように見られる時代になったのです。

 


女性の肩こりも変わりました

もう一つ印象的だったのは、

女性の肩こりです。

昔は、

左肩を訴える方が多かった印象があります。

当時は書類を左手で押さえ、

右手で文字を書く仕事が中心でした。

そのため、

左肩に負担が集中していたのだと思います。

ところが、

パソコンとマウスが普及すると状況は一変します。

右手でマウスを操作する時間が長くなり、

今度は右肩の肩こりが急増しました。

さらに、

タイピングが多い方では、

両肩とも強く凝るようになっていきました。

 


そして今は「スマホ肩」の時代です

ここ数年、

さらに新しい変化を感じています。

再び、

左側の症状を訴える方が増えてきたのです。

ただし、

昔とは場所が違います。

肩の上ではなく、

肩関節の前側や腕の付け根を痛がる方が非常に多くなっています。

原因は、

スマートフォンです。

ベッドで横になりながら左手でスマホを持つ。

通勤中に左手でスマホを持ち続ける。

動画やSNSを見る時間が長くなるほど、

左肩には想像以上の負担がかかります。

 


時代は変わっても原因は変わりません

紙の事務仕事。

パソコン。

マウス。

スマートフォン。

時代とともに道具は大きく変わりました。

しかし、

私は30年間患者さんを診ていて、

一つだけ変わらないことがあります。

同じ筋肉に長時間負担がかかり続けると、深部のコリが蓄積する。

これです。

負担がかかる場所は時代によって変わります。

しかし、

筋肉に負担が蓄積し、

コリとなり、

痛みになるという流れは、

30年前も今も変わりません。

 


まとめ

肩こりは、

時代とともに変化しています。

30年前は紙の仕事。

その後はパソコンとマウス。

そして現在はスマートフォン。

症状が出る場所は変わっても、

筋肉に長時間負担がかかり続けるという本質は同じです。

だから私は、

「今どんな生活をしているのか」

ということを大切にしながら、

その方の生活習慣に合わせて施術を組み立てています。

時代が変われば、

肩こりも変わります。

だからこそ、

施術も時代に合わせて変えていくことが大切だと考えています。

 

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マッサージガン、本当に肩こりに効果があるのでしょうか? ~正しい使い方を知って、筋肉を守りましょう~

数年前から「マッサージガン」が大きな話題になりました。

患者さんからも、

「先生、あれって肩こりに効くんですか?」

と聞かれることが何度もありました。

私はそのたびに、こうお答えしています。

「使い方によります。」

 


日本と海外では使われ方が違います

日本では、

「肩こり」

「首こり」

「腰痛」

などに使うイメージで紹介されることが多かったように思います。

しかし、もともとはスポーツ後の筋肉のケアを目的として使われることが多い器具です。

運動後の

  • 太もも
  • ふくらはぎ

などの疲労した筋肉を軽く刺激し、翌日に疲れを残しにくくするために使用します。

 


コリは「叩いて」取るものではありません

マッサージガンは、高速で前後に動く「ピストン運動」です。

つまり、筋肉を細かく叩いている状態です。

もちろん、気持ち良さを感じる方もいるでしょう。

しかし私は約30年間の施術経験から、

慢性的なコリは、叩くだけではほとんど変わらない

と考えています。

私が施術で大切にしているのは、

筋肉の深部にあるコリを、

適切な角度から圧を加え、

少しずつゆるめていくことです。

 


強く押し当てるのはおすすめしません

気になる場所に、

「もっと効かせたい」

と思って強く押し付ける方もいます。

しかし、それはおすすめできません。

以前ブログでもお話ししたように、

筋肉は強い刺激や長時間の刺激を受けると、反発して硬くなることがあります。

これはマッサージチェアでも同じです。

刺激が強ければ強いほど効果が高いわけではありません。

むしろ翌日に、

「前より張ってしまった。」

ということもあります。

 


首や肩への使い過ぎにも注意

特に首や肩は、とてもデリケートな場所です。

強い振動を長時間与えることはおすすめできません。

また、一か所に何分も当て続けるのではなく、

軽く滑らせるように短時間で使用する方が安全だと私は考えています。

 


私がおすすめする使い方

マッサージガンを使うのであれば、

スポーツやウォーキングの後に、

脚や腕などの筋肉へ軽く当てる程度で十分です。

「コリを叩いて取ろう」

と考えるのではなく、

「運動後の筋肉をやさしくケアする」

というイメージです。

 


まとめ

マッサージガンは便利な道具ですが、

万能ではありません。

私は約30年間、多くの患者さんを施術してきた中で、

慢性的な肩こりや腰痛は、

筋肉の深部に蓄積したコリを改善することが大切だと考えています。

どんな健康器具でも、

「強く」「長く」使えば良いわけではありません。

体に必要なのは、

筋肉をいたわりながら、疲労をため込まないことです。

正しく使えば、マッサージガンも運動後のケアには役立つでしょう。

 

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肩こり・首こり・頭痛が改善しない方へ。原因は「顔のコリ」かもしれません。

肩こりや首こりで整体やマッサージに通っているのに、すぐに元に戻ってしまう…。

そんな経験はありませんか?

私は約30年間施術を続ける中で、そのような方には顔の筋肉のコリが関係しているケースが少なくないと考えるようになりました。

首や肩だけをほぐしても改善しきれない理由が、実は顔の筋肉にあることがあります。

そこで始めたのが、当院の顔コリ整体です。

 


顔の筋肉は大きく2つに分けられます

私が特に重要だと考えているのは、

①目の周り

②顎の周り

この2つです。

それぞれ役割が違うため、コリが起こる原因も異なります。

 


目の周りのコリ

現代人は仕事でもプライベートでも、パソコンやスマートフォンを見る時間がとても長くなりました。

その結果、慢性的な眼精疲労になり、目の周りの筋肉が少しずつ固まっていきます。

特にこめかみ付近は非常に固くなりやすい部分です。

私は約30年間の施術経験から、こうしたコリが頭や耳の後ろ、首の上部へと広がり、頭痛や首こりにつながることがあると考えています。

朝起きても目が疲れている。

仕事を始めるとすぐ目が重くなる。

そんな方は、目の周りの筋肉が慢性的に固まっているのかもしれません。

 


顎の周りのコリ

本来、リラックスしている時は上下の歯は触れていません。

しかしストレスや緊張が続くと、無意識に歯を接触させたり、食いしばったりしてしまいます。

この状態が続くと、

  • 顎の筋肉
  • 頬の筋肉
  • 首の前側の筋肉

まで固くなってしまいます。

マウスピースは歯を守るためには有効ですが、筋肉のコリそのものを改善するものではありません。

そのため、顎の筋肉が固まったままになっている方も少なくありません。

 


顔のコリは自覚しにくい

顔のコリは肩こりのように「凝っている」という感覚がほとんどありません。

そのため、

  • 頭痛
  • 首こり
  • 肩こり
  • 顎の違和感

などの症状が出ても、

「顔の筋肉が原因かもしれない」

と考える方はほとんどいません。

私は、ここが見落とされやすいポイントだと考えています。

 


顔コリ整体で目指していること

私が顔コリ整体で目指しているのは、美容ではありません。

目的は、

  • 眼精疲労の軽減
  • 食いしばりによる筋肉の緊張を和らげること
  • 首こり・肩こり・頭痛の改善につなげること

です。

もちろん、筋肉の緊張が和らいだ結果として表情が柔らかく見えたり、フェイスラインがすっきり見えたりする方もいらっしゃいます。

しかし、それはあくまで副次的な変化であり、当院では機能面の改善を第一に考えています。

 


嚥下の予防にも取り組んでいます

もう一つ、私が力を入れたいと考えているのが嚥下機能のサポートです。

私は約30年間施術を続ける中で、舌の筋肉の衰えだけではなく、周囲の筋肉のコリも飲み込みにくさに関係している場合があるのではないかと考えています。

そのため、顎の周囲や関連する筋肉を丁寧に施術することで、

  • むせやすい
  • 飲み込みにくい
  • ろれつが回りにくい
  • 話しにくい
  • いびきが気になる

といったお悩みの改善につながる可能性があると考えています。

※嚥下障害にはさまざまな原因があります。症状が強い場合は医療機関での診察も重要です。

 


まとめ

私が顔コリ整体で目指していることは、次の3つです。

目の周りの筋肉を緩め、眼精疲労や頭痛・首こりの軽減につなげること

食いしばりによる顎周りの緊張を和らげ、首の前側や顎への負担を減らすこと

飲み込みや話しやすさなど、口周りの機能維持をサポートすること

 


最後に

実は、私自身が顔をマッサージし始めたきっかけは、

「最近ちょっと老け顔になってきたかな……」

と思ったことでした(笑)。

続けてみると、口角が上がりやすくなり、表情も作りやすくなったように感じています。

もちろん個人差はありますが、自分自身で変化を実感したからこそ、この施術を皆さんにもお伝えしたいと思うようになりました。

 

 

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マッサージチェアは長く使うほど効果がある?実は逆かもしれません

昔、銭湯などに20円で動くマッサージチェアがありましたよね。

普通の椅子に背中や腰を押す突起が付いていて、数分間だけ動くあのタイプです。

最近のマッサージチェアは本当に進化しました。

リクライニング機能が付き、ローラーが背中を動き回り、腕や脚まで空気圧で刺激してくれます。

空港などにも設置されていて、待ち時間につい利用したくなる方も多いでしょう。

昔とは比べものにならないほど性能は良くなっています。

 


どうして10分くらいで止まるのでしょう?

町中のコイン式マッサージチェアを見ると、多くは約10分で終了します。

「もう少しやりたいな。」

そう感じたことがある方も多いと思います。

もちろん回転率や料金設定などの理由もあるでしょう。

しかし私は、それ以上に筋肉への刺激時間が関係していると考えています。

 


約30年間の施術経験で感じていること

私は約30年間、さまざまな肩こりや腰痛の患者さんを施術してきました。

その経験から感じているのは、

筋肉は長時間刺激し続ければ良くなるわけではない

ということです。

むしろ、同じ場所に刺激を与え続けることで、一時的には気持ち良く感じても、その後かえって筋肉が硬くなってしまう方を数多く見てきました。

 


自宅のマッサージチェアは注意が必要です

実際に問題になりやすいのは、自宅のマッサージチェアです。

テレビを見ながら。

そのまま寝てしまう。

終わってもまた動かす。

これを繰り返してしまう方が少なくありません。

すると、

筋肉が硬くなる

さらに気になる

またマッサージする

という悪循環に入ってしまうことがあります。

 


マッサージガンも同じです

最近人気のマッサージガンも同じです。

コリが強い場所だからといって、

ずっと当て続けてしまう方がいます。

しかし、強い刺激や長時間の刺激は、かえって筋肉が緊張しやすくなる場合があります。

※マッサージガンの正しい使い方については、別の記事で詳しくご紹介します。

 


実は施術でも同じ考えです

患者さんから、

「今日は2コマ続けてお願いできますか?」

と相談されることがあります。

しかし私は、お断りしています。

理由はシンプルです。

続けて施術するよりも、一度筋肉を休ませてから施術した方が効果が高いからです。

筋肉には刺激を受け止め、変化する時間が必要です。

私は約30年間の施術経験から、

続けて長時間施術するよりも、

1日〜数日空けてもう一度施術した方が、筋肉は良い反応を示すことが多い

と考えています。

 


セルフチェック

次の項目に当てはまりませんか?

□ マッサージチェアで20分以上座ることが多い

□ マッサージチェアで寝てしまう

□ マッサージガンを同じ場所に何分も当てている

□ 「長くやるほど効く」と思っている

一つでも当てはまる方は、刺激を与え過ぎている可能性があります。

 


まとめ

マッサージチェアもマッサージガンも、使い方次第では体を楽にしてくれる便利な道具です。

しかし、

「長くやればやるほど効果が高い」というわけではありません。

大切なのは、

  • 強さ
  • 時間
  • そして刺激する方向です。

私は約30年間の施術経験から、力や時間よりも「筋肉を正しく捉えること」の方がはるかに重要だと感じています。

適度な刺激と十分な休息。

その積み重ねが、筋肉を良い状態へ導く近道だと考えています。

 

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首をボキボキ鳴らすクセ、続けても大丈夫?

首や肩がこると、つい自分で首を「ボキボキ」と鳴らしてしまう方がいらっしゃいます。

施術中にも、

「先生、つい首を鳴らしちゃうんですよ。」

というお話をよく伺います。

その瞬間は少し楽になるような気がしますが、本当に続けても大丈夫なのでしょうか?

 

首を鳴らしたくなる理由

首をボキボキ鳴らしたくなる一番の理由は、首や肩にコリが蓄積しているからです。

筋肉が緊張し続けると首が重く感じたり、動かしにくく感じたりします。

その違和感を何とかしたくて、無意識のうちに首を鳴らすクセがついてしまう方は少なくありません。

 

なぜ鳴らすと楽になるのでしょう?

首を鳴らした直後に「少し楽になった」と感じることがあります。

これは骨が元の位置へ戻ったからではありません。

現在考えられている理由としては、次のようなものがあります。

  • 関節が一時的に動きやすくなる
  • 神経の働き(ゲートコントロール)によって、一時的に痛みや違和感を感じにくくなる
  • 「楽になった」という心理的な安心感(プラシーボ効果)

これらの作用によって、一時的に症状が軽く感じられることがあります。

 

でも、コリの蓄積はそのままです

ここで大切なのは、

首をボキボキ鳴らしても、首や肩に蓄積したコリが減ったわけではない

ということです。

例えるなら、警告ランプを一時的に消しただけで、原因そのものは残っている状態です。

そのため、しばらくするとまた違和感が出てきて、もう一度鳴らしたくなります。

これを繰り返しているうちに、「鳴らさないと気持ち悪い」と感じるクセになってしまう方も少なくありません。

 

鳴らし続けることには注意が必要です

一日に何度も首をボキボキ鳴らすことを長期間続けると、関節やその周囲の組織に負担がかかる可能性があります。

体は関節を安定させようとして、周囲の筋肉や靱帯を緊張させることがあります。

その結果、かえって首の動きが悪くなったり、首や肩のコリが強くなったりすることも考えられます。

「楽になるから」と繰り返していることが、結果的に悪循環になってしまうこともあるのです。

 

大切なのはコリの蓄積を減らすことです

首をボキボキ鳴らしたくなる原因は、首そのものではなく、首や肩に長年蓄積したコリにあります。

当院ではボキボキと音を鳴らす施術ではなく、筋肉の深部に蓄積したコリを一つひとつ減らしていくことを大切にしています。

コリの蓄積が減ってくると、

  • 首が動かしやすくなる
  • 肩こりが軽くなる
  • 首を鳴らしたいというクセが自然と減ってくる

という方も少なくありません。

 

まとめ

首をボキボキ鳴らすと、一時的に楽に感じることはあります。

しかし、それは根本的な改善ではありません。

本当に大切なのは、首を鳴らさなくても楽に過ごせる状態をつくることです。

そのためには、首や肩に長年蓄積したコリを少しずつ減らしていくことが重要だと私は考えています。

 

 

 

当院がボキボキする施術を基本的に行わない理由については、こちらの記事でも詳しくお話ししています。
「カイロプラクティックなのに、ボキボキしないんですか?」

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整体やマッサージに行っても、すぐに元へ戻ってしまうのはなぜ?

患者さんから、よくこんな質問をいただきます。

「整体やマッサージを受けた直後は楽になるのですが、数日するとまた肩こりや腰痛が戻ってしまうんです。」

せっかく楽になったのに、またつらくなってしまうと、「このままずっと繰り返すのかな……」と不安になりますよね。

当院では、その理由は**「コリの蓄積」**にあると考えています。

 

コリは毎日少しずつ蓄積していきます

肩こりや腰痛で悩んでいる方も、昔は「肩が凝ったな」と思っても、一晩寝れば楽になっていた時期があったのではないでしょうか。

それは、筋肉にまだ十分な余裕があったからです。

しかし、デスクワークやスマートフォン、車の運転、家事などで毎日同じような負担が続くと、筋肉には少しずつコリが蓄積していきます。

最初のうちは一晩休めば筋肉に余裕が戻るため、コリを感じなくなります。

ところが、コリの蓄積が増えて筋肉の余裕が少なくなると、一晩寝ても回復しにくくなり、肩こりや腰痛が慢性化していきます。

 

長年蓄積したコリほど、一度では取り切れません

慢性的な肩こりや腰痛は、数日でできたものではありません。

何年、場合によっては何十年もかけて蓄積してきたコリによって起こっていることが少なくありません。

そのため、一度の施術で楽になることはあっても、長年蓄積したコリほど元の状態へ戻ろうとするため、最初のうちは戻りを感じることがあります。

これは施術が効いていないのではなく、長年蓄積したコリが一度でなくなるわけではないからです。

 

改善とは「コリの蓄積を減らしていくこと」

当院では、一度ですべてのコリを取り切ろうとは考えていません。

施術を重ねながら、蓄積したコリを少しずつ減らし、筋肉に余裕を取り戻していくことが大切だと考えています。

最初は2〜3日しか楽な状態が続かなかった方でも、

  • 1週間
  • 2週間
  • 3週間

というように、楽な状態が続く期間は確実に長くなっていきます。

もちろん改善までの期間には個人差がありますが、これは約30年間の施術の中で、多くの患者さんに共通して見られる変化です。

コリの蓄積が減るほど筋肉に余裕が生まれ、肩こりや腰痛は繰り返しにくくなっていきます。

 

「自然に治った」と思っていても…

患者さんから、

「先週は肩が凝っていたけれど、今は何ともありません。」

「腰痛があったけれど、数日したら自然に治りました。」

というお話を伺うことがあります。

もちろん症状が落ち着くことは良いことですが、それが必ずしも蓄積したコリがなくなったという意味ではありません。

筋肉にまだ余裕があるうちは症状を感じなくなることがありますが、コリの蓄積が残っていると、同じ生活を続ける中で再び肩こりや腰痛として現れることがあります。

「昔は一晩寝れば治っていたのに、今は治らない。」

そう感じ始めた時は、コリの蓄積が進み始めているサインかもしれません。

 

当院が大切にしていること

当院では、その場だけ楽になることではなく、コリの蓄積を少しずつ減らし、肩こりや腰痛を繰り返しにくい体をつくることを目標に施術を行っています。

肩こりや腰痛は、ある日突然始まるものではなく、毎日の生活の中で少しずつ積み重なっていくことがほとんどです。

だからこそ、一度だけ楽になることよりも、コリの蓄積を減らし、筋肉に余裕のある状態を維持していくことが大切だと考えています。

「施術を受けてもすぐ戻ってしまう。」
そんなお悩みをお持ちの方は、一度**「コリの蓄積」**という視点から、ご自身の体を見直してみてはいかがでしょうか。

 

 

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