- 2016年12月26日
- くすのきカイロプラクティックオフィス
- 整体の考え方
昨今、肩こりの低年齢化が進んでいます。
私の整体院にも現在小学生と高校生の患者さん数人がいらしています。
一昔前でしたら子供の肩こりなんてと言われるかと思いますが今では親が子供の肩を揉んでいるなんて話も聞いたりします。
なぜ近年このような事が起こり出したのでしょう?
大きな要因の一つが子供達の体力の低下です。
子供の頃の運動不足により必要な筋力の発達が進まず凝りやすい体質を作っているのだと思います。
実際、野球やサッカー等クラブ活動で身体を動かす子供はいても私達の子供の頃の様に外で走り回って遊ぶ子供は皆無です。
道路で遊ぶと車が危ない、知らない大人が危険、だから極力子供だけで遊ばせない。
公園で子供を見つけてもみんなで通信ゲームをする始末。
これでは必要な筋力の発達は行われず凝りやすい体質になってしまいます。
そして子供をめぐる生活環境の変化です。
ゲーム、スマホ、塾その他の習い事。
それらは眼精疲労も起こり首や肩こりの原因となっていきます。
実際に私の子供も塾や習い事に行っていますが高2の娘は私に肩を押してくれと言ってきます。
小5の息子も自覚症状こそありませんが肩を押してみると凝っている状態です。
ゲームやスマホの時間は制限を掛けられますが塾や習い事となると多くなる事はあっても少なくなる事はあまり考えられないでしょうから今後はそれらが子供達のコリの大きな要因になってくるのだと思います。
自分の子供を被験者にしてしまっているのですが今後も塾や習い事によるコリの発生に注視し成長と共に人の体にどの様な影響があるのか考察して行きたいと思います。