昨日は国立劇場に行って来ました。
観る前に動画を撮ってますんで、もし良かったら見てくださいね。
いつも6,7月に国立劇場で行なっている歌舞伎鑑賞教室に行って来たんです。
菊之助目当てです‼︎
彼が凄いのはこれだけの実力を持ちながら、これだけの人気役者なのに歌舞伎鑑賞教室なんかにもちゃんと出演するところですよね。
それに比べてって言ったらまた勘九郎の事を言っちゃうんでやめておきますね(笑)
で、演目は「一條大蔵物語」です。
僕は過去に吉右衛門さんと菊五郎さんで観てます。
はっきり言って難しい役です。
平家全盛の世の中で阿呆(あほう)を演じ、源氏に肩入れする実は切れ者の一條大蔵卿という役どころです。
菊之助はホント凄いですね。
最初誰が出て来たのかわからずに「えっ?本当に菊之助?」と思ってチラシの配役をもう一度見直してしまいました(^_^;)
菊之助以外ありえないんですけどね(笑)
それくらい阿呆になってました(笑)
大御所さん達、吉右衛門、菊五郎、仁左衛門はこの演目をやりますが、いわゆる花形役者で演るのは菊之助だけじゃないかな?
染五郎なら出来るでしょうが、あそこまで可愛い阿呆を演じられるか?ってそうなんです‼︎
菊之助の演じる阿呆の一條大蔵卿はとにかく可愛いんです‼︎
ですから切れ者に戻った時とのギャップがとにかく大きくそこが見どころなんですよね。
あ、そうそうきっと猿之助なら出来ますね(^з^)-☆
昨年の「碇知盛」を観に行けなかったのが残念でなりません(ToT)
(昨年も菊之助は歌舞伎鑑賞教室で碇知盛を演じたんですがチケットsold outで観に行けなかったんです。)
あと贅沢を言えばもう一場付けて欲しかったなあってところかな。
でも、充分満足のいく舞台でした。