- 2025年01月17日
- くすのきカイロプラクティックオフィス
- 整体の考え方施術のご案内
ここ数年、健康ブームの影響もあり、24時間営業のスポーツジムをよく見かけるようになりました。
テレビでも、
「○○さんは毎日スクワットをしています。」
「ジムで体を鍛えています。」
という話題を耳にすることが増えました。
運動習慣を持つことは、とても良いことです。
しかし私は約30年間、多くの患者さんの筋肉に触れてきた経験から、中高年ではもう一つ大切なことがあると考えています。
それは、筋肉の柔軟性を保つことです。
若い頃と同じようにはいかない理由
10代や20代の頃は、毎日のように部活動で激しい運動をしても、翌日には普通に動けていたという方も多いでしょう。
しかし40代を過ぎる頃から、
「運動した翌日から体が硬い」
「疲れが何日も抜けない」
と感じる方が増えてきます。
私は約30年間の施術経験から、年齢とともに筋肉の状態にも変化が出てくると感じています。
若い頃であれば回復できていた負担でも、中高年になると疲労が抜けきらないまま次の負担が加わり、筋肉が固まりやすくなります。
そして、その状態が長期間続けば、コリが少しずつ蓄積し、深部まで固まっていきます。
これは医学的な定説というより、私が長年多くの患者さんの筋肉を診てきた中で感じていることです。
筋トレだけでは健康は維持できません
筋肉は、運動した後に休息と栄養を得ることで発達します。
しかし、運動による負担から十分に回復しないまま、さらに負荷をかけ続ければ、筋肉には疲労が蓄積していきます。
そして、その状態を何年も続けることで、コリが蓄積し、深部まで固まっていきます。
深部まで固まった筋肉は柔軟性を失い、本来の動きをしにくくなります。
そのため、中高年では「鍛えること」だけではなく、**「疲労をため込まず、筋肉の柔軟性を保つこと」**も同じくらい大切だと私は考えています。
数字を追いかけ過ぎていませんか?
最初は健康のために始めたウォーキングやジョギング。
それが、
「今日は10km歩こう」
「次はハーフマラソン」
「今度はフルマラソン」
というように、いつの間にか距離やタイムを追いかけるようになる方も少なくありません。
筋トレでも、
「前回より重く」
「もっと回数を増やそう」
と、無理を重ねてしまうことがあります。
もちろん目標を持つことは悪いことではありません。
しかし、筋肉の疲労を十分に回復させないまま負荷だけを増やしていけば、筋肉への負担は積み重なり、コリが蓄積して深部まで固まっていきます。
そして、痛みやスポーツ障害につながることもあります。
健康になるために始めた運動で体を痛めてしまっては、本末転倒です。
中高年では「筋トレ」と「ケア」はセットです
私は、中高年では筋トレと筋肉のケアは切り離せないと考えています。
運動したら、
- ストレッチを行う
- 十分に休息を取る
- 筋肉の柔軟性を保つ
こうした積み重ねが、長く運動を続けるためには欠かせません。
実際、運動を始めたことで体を痛め、せっかく始めた運動をやめてしまう方も少なくありません。
だからこそ、鍛えることと同じくらい、筋肉を固めないことが大切なのです。
私がおすすめしたい運動
健康寿命を延ばすことが目的であれば、必ずしも激しい運動をする必要はありません。
私は、
- 歩幅を広くした早歩き
- 無理のない筋力トレーニング
- 筋肉の柔軟性を保つストレッチ
この3つをバランス良く続けることが大切だと考えています。
大切なのは、一時的に頑張ることではありません。
10年、20年と続けられる運動習慣を作ることです。
まとめ
中高年にとって大切なのは、
「どれだけ鍛えるか」ではなく、「どれだけ長く続けられるか」
です。
私は約30年間の施術経験から、中高年になるほど、筋肉への負担をため込まないことが大切になると考えています。
負担が長期間続けば、コリが蓄積し、深部まで固まっていきます。
だからこそ、
鍛えることと、柔らかさを保つこと。
この二つは切り離して考えることはできません。
運動を習慣にすることは、とても良いことです。
だからこそ、無理に数字を追いかけるのではなく、筋肉をいたわりながら、長く健康を維持できる運動を続けていただきたいと思っています。

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