- 2017年11月14日
- くすのきカイロプラクティックオフィス
患者さんでウクレレを習っている方がいらっしゃるんですが、そのウクレレの先生がお手本の演奏をカセットテープで渡してくれるそうなんです。
その先生の年齢は80歳を超えているそうでやはりなかなか新しいものは使いにくいそうなんですね。確かに亀戸や錦糸町にある演歌のお店なんかもCDじゃなくカセットテープを販売していますからね。
ちなみに今の若い世代はデータとして音楽を購入しますが僕らの世代はどうしてもCDを買ってしまうのもやはり染みついたものは抜けないという事なのでしょうか(笑)
そんなカセットの話を患者さんとしていて僕が「昔はエアチェックとかしてましたよね」と言うとエアチェックってなんですか?と患者さん。
え〜っ、エアチェックって死語なの〜?
その方は30代半ばの方だったんですが、その世代はエアチェックはしていなかったという事なのでしょうか。
エアチェックをご存じない方の為にご説明しましょう。
昔は今のように音楽が簡単に手に入る時代ではなかったんです。
ですからラジオの放送をカセットテープに録って聴いていたんですよね。
AMでは DJの声がかぶってしまうのでもっぱらFMの放送を録音するんですが、それに見合う雑誌もあったんです。
FMステーションはいつも買ってました。
2週間ごとに発売されるんですが 番組の中で特集される歌手や曲目が掲載されているんでそれを見て録音するわけなんです。そんなFMステーションにはこんなカセットレーベルも付いていてこれを切り取って自分のカセットテープを作っていたんですよね。アルファベットのシールみたいので綺麗に曲目書いて(^^)
懐かしいなあ。ホントにいい時代だったと思います。
ちなみに僕が初めてビートルズを聴いたのは中学時代にNHKのfmで彼らの全曲を放送した時でした。5日間に渡って放送したんで120分テープを5本買って来て録音したのを覚えています。今となってはいい思い出です。
そういえば貸しレコードなんかもありましたね。
高校時代は貸しレコード屋さんからレコードを借りて来て録音してましたね。
音楽をデータとして購入する今の若い人からすると考えられない事でしょうね。
でもその分思い出としてい残っています。
デジタルデジタルという時代ですがアナログの方が思い出にもなるし温かみがあるという事も言えるのかもしれません。