- 2020年09月10日
- くすのきカイロプラクティックオフィス
先日今年初めて歌舞伎座に行って来ました。
新コロの影響で座席は半分、幕間も無しの四部制。
館内はマスク必須で、大向こうの声も掛けられず。
飲食もダメとみえて館内のお店はもちろん自販機まで販売禁止。
凄い制約が掛かってる。
観客はというと、初日にも関わらずその半分の座席すら埋まっていない。
演れば演るほど赤字になるのは目に見えている。
でも、松竹は文化を守るため10月も同じ様式で幕を開けるらしい。
あれだけ連日満員で賑やかだった歌舞伎座はどこに行った?
歌舞伎ファンはどこに行った?
それは7月に相撲を観に行った時も感じた事。
あれだけチケットが取れなくなった大相撲の席が余っていた。
升席に一人で座れるという破格の条件なのに。
本当の歌舞伎ファン、大相撲ファンはあまりいないという事なのだね。
歌舞伎にしても大相撲にしても文化は守らなければならないと思う。
今後世の中が元の状態に戻って客があふれても、こんな状況でも足繁く通う熱心な本当のファンの事を協会も松竹も忘れないでいて欲しいものです。