- 2022年05月30日
- くすのきカイロプラクティックオフィス
團菊祭と言ってもわからない人がほとんどですよね(^^;)
これは毎年5月に歌舞伎座で行われている江戸歌舞伎の中心的存在の團十郎と菊五郎が揃うという興行なんです。
その團菊祭も御多分に洩れず3年振りの開催になりました。
團十郎丈が亡くなってからは海老蔵が代わりを務めるというところですね。
うーん、役不足‼︎?
現在、歌舞伎座では3部制をやっていて僕は第二部を観に行って来ました。
演目は成田屋(海老蔵)が「暫」、音羽屋(菊之助)が「土蜘」というそれぞれ家の芸を披露という事で3部構成の中でも1番人気がありましたね。
海老蔵は5年振り位に観ましたが、感想は「う〜〜ん(-_-)」って感じでしょうか。
やはりあまり進歩してないようですね。
きっとあの人の発声は変わらないんだろうなぁ。
「暫」は大きなにらみが出来れば形になるのでその点では進歩が見られなかったのかもしれませんが、なんか独りよがりが消えないように見てちゃうんですよね。
その人の性格が芸にも出ますからね。
それに比べてと言っては何ですが、菊之助は素晴らしかった‼︎
「土蜘」は舞踊劇で能の「土蜘蛛」を歌舞伎化したものですがこれはとても踊りが難しいんですよ。
前半の土蜘の精の舞踊があるんですが、魅入っちゃいました(^^)
いやー、素晴らしかったです‼︎
土蜘になってからの最後のキメも素晴らしかった‼︎
いつ、菊五郎を継いでも恥ずかしくないですね‼︎
息子の丑之助君も頑張ってたし、観ごたえのある素晴らしい舞台でした。
終演後、歌舞伎座の外に出た後に後ろの女性客も「土蜘の方が観ごたえがあって良かったねー」と喋っていたのでやはりみんな共通した感想なんでしょうね。
一つ気になったのが、菊之助君が土蜘になった時に右の目が赤かったような気がしたんですよね。
カラコン入れてたのかな?
そんな事まで気になってしまいました(^^;)