- 2015年12月29日
- くすのきカイロプラクティックオフィス
この1年で49冊の本を読んできました。目標は60冊でしたが、8月に全く本を読めない状態になってしまいまして目標達成はなりませんでした。なぜ読めない状態になったかというと「カラマーゾフの兄弟」を読んで燃え尽きてしまったからなんですよね(笑)
そんなわけで、今年もいろいろ本を読んできたんですがここでこの1年に読んだ本の中からこれは面白かったというのを5冊選んでみたいと思います。
これはあくまでも5冊であってランキングではありません。また、再読本は含みません。それを言い出すと「ハックルベリーフィンの冒険」や「高慢と偏見」は必ず入れなきゃいけなくなってしまいますので。
ただ、5冊に絞るのはなかなか難しいんですよ。どれもこれも面白いんで。
では、今年の5冊選んでみましょうか。
・「ジェイン・エア」 シャーロット・ブロンテ
・「エマ」 ジェイン・オースティン
・「ガリヴァー旅行記」 スウィフト
・「ケインとアベル」 ジェフリー・アーチャー
・「幻の女」 ウイリアム・アイリッシュ
以上5作品です。
最後まで悩んだのがドフトエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」と「悪霊」です。
両作品とも凄い作品なのですが僕自身としてこの2作品を消化しきれていないんですよね。
今後2度、3度と読み返していくと生涯の5冊には入って来るかもしれませんが現在は保留と致しました。
以前から読んではいたのですがここ最近は、世界の古典文学を意識して読んでいます。と、いうのもせっかく生まれてきたのに先人が書いたしかも語り継がれる名作を読まずに死ぬのは何とももったいないと思えてきたからなんですよね。
そんなわけで今年の5冊にもそのような作品が入っています。
特に今年は「ジェイン・エア」につきます‼今年の僕のナンバー1ですね。最後の2人の再会の場面は大げさでなく魂が震えました。
僕はやっぱりジェイン・オースティンが好きなんですね。エマも憎めないキャラでとても面白かった。2016年は他の4作品を読破したいです。
「ガリヴァー旅行記」も忘れられない1冊になりました。特にフウイヌス国の衝撃は凄かった‼
「 ジェフリー・アーチャーにはずれなし」とも言われますがその中でも「ケインとアベル」は突出しています。ほぼ一気読みしてしまいました。
「幻の女」は傑作です。伝説のミステリーですが全く古さを感じさせない。今ハリウッドで製作されてもおかしくありません。また、先月早川から新訳が出たのでそちらも読んでみたいです。
そんなわけで以上5作品でしたが、2016年は今まで読もう読もうと思いながら読めずに来た大作を読んで行きたいと思います。
デュマの「モンテクリスト伯」(全7巻)、セルバンテスの「ドン・キホーテ」(全6巻)、サッカリーの「虚栄の市」(全4巻)、トルストイの「戦争と平和」(全6巻)。
その間にジェイン・オースティンとドフトエフスキーを読み進められたらいいなあ。
そんなんで来年の5冊は選ぶのが大変な事になりそうですが、それは贅沢な悩みということで日々の読書を楽しみたいと思います。