- 2026年04月01日
- くすのきカイロプラクティックオフィス
- 整体の考え方肩こり
数年前から「マッサージガン」が大きな話題になりました。
患者さんからも、
「先生、あれって肩こりに効くんですか?」
と聞かれることが何度もありました。
私はそのたびに、こうお答えしています。
「使い方によります。」
日本と海外では使われ方が違います
日本では、
「肩こり」
「首こり」
「腰痛」
などに使うイメージで紹介されることが多かったように思います。
しかし、もともとはスポーツ後の筋肉のケアを目的として使われることが多い器具です。
運動後の
- 太もも
- ふくらはぎ
- 腕
などの疲労した筋肉を軽く刺激し、翌日に疲れを残しにくくするために使用します。
コリは「叩いて」取るものではありません
マッサージガンは、高速で前後に動く「ピストン運動」です。
つまり、筋肉を細かく叩いている状態です。
もちろん、気持ち良さを感じる方もいるでしょう。
しかし私は約30年間の施術経験から、
慢性的なコリは、叩くだけではほとんど変わらない
と考えています。
私が施術で大切にしているのは、
筋肉の深部にあるコリを、
適切な角度から圧を加え、
少しずつゆるめていくことです。
強く押し当てるのはおすすめしません
気になる場所に、
「もっと効かせたい」
と思って強く押し付ける方もいます。
しかし、それはおすすめできません。
以前ブログでもお話ししたように、
筋肉は強い刺激や長時間の刺激を受けると、反発して硬くなることがあります。
これはマッサージチェアでも同じです。
刺激が強ければ強いほど効果が高いわけではありません。
むしろ翌日に、
「前より張ってしまった。」
ということもあります。
首や肩への使い過ぎにも注意
特に首や肩は、とてもデリケートな場所です。
強い振動を長時間与えることはおすすめできません。
また、一か所に何分も当て続けるのではなく、
軽く滑らせるように短時間で使用する方が安全だと私は考えています。
私がおすすめする使い方
マッサージガンを使うのであれば、
スポーツやウォーキングの後に、
脚や腕などの筋肉へ軽く当てる程度で十分です。
「コリを叩いて取ろう」
と考えるのではなく、
「運動後の筋肉をやさしくケアする」
というイメージです。
まとめ
マッサージガンは便利な道具ですが、
万能ではありません。
私は約30年間、多くの患者さんを施術してきた中で、
慢性的な肩こりや腰痛は、
筋肉の深部に蓄積したコリを改善することが大切だと考えています。
どんな健康器具でも、
「強く」「長く」使えば良いわけではありません。
体に必要なのは、
筋肉をいたわりながら、疲労をため込まないことです。
正しく使えば、マッサージガンも運動後のケアには役立つでしょう。

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