- 2022年09月14日
- くすのきカイロプラクティックオフィス
- なんとなく不調整体の考え方
「しっかり寝たはずなのに疲れが取れない。」
「朝から体が重い。」
「睡眠時間は足りているのにスッキリしない。」
このようなお悩みを抱えている方は少なくありません。
最近では、「睡眠の質」をうたったサプリメントや飲料、寝具なども数多く販売されています。
もちろん、それらが役立つ方もいるでしょう。
しかし、私は約30年間、多くの患者さんを施術してきた経験から、睡眠の質には筋肉の緊張も深く関係していると感じています。
寝付きが悪くなる理由の一つは「緊張状態」です
寝る前にスマートフォンを見ると寝付きが悪くなると言われています。
これは、興味のある情報を見続けることで脳が興奮し、リラックスしにくくなるためと考えられています。
また、仕事や勉強に集中している時も同じです。
集中している間は体にも自然と力が入り、筋肉は緊張します。
このような状態では、自律神経のうち「交感神経」が優位になりやすく、寝付きが悪くなったり、眠りが浅くなったりすることがあります。
スマホを見ていなくても眠れない人がいます
「私は寝る前にスマホは見ません。」
それでも眠れない方はたくさんいらっしゃいます。
そのような方を施術していると、首や背中の筋肉が非常に硬くなっているケースをよく見かけます。
もちろん、睡眠にはストレスや生活習慣、病気などさまざまな要因があります。
しかし、首や背中の筋肉が慢性的に緊張し、体がリラックスしにくくなっていることが睡眠に影響しているケースも少なくないと私は考えています。
私が特に注目しているのは「背中の筋肉」です
私が施術で特に重視しているのが、背中や首の筋肉です。
人は緊張すると無意識に筋肉へ力が入ります。
短時間であれば、休むことで筋肉も元の状態へ戻りやすいでしょう。
しかし、
デスクワークで前かがみの姿勢が続く。
長時間パソコンに向かう。
スマートフォンを見る時間が長い。
精神的なストレスが続いている。
こうした負担が毎日のように続き、それが何年も積み重なることで、首や背中の筋肉にはコリが蓄積し、やがて深部まで固まっていきます。
一時的な筋肉の緊張ではなく、休んでも十分に緩まない慢性的な状態になっていくのです。
筋肉がリラックスすると、眠りも変わることがあります
施術後に患者さんから、
「その日はぐっすり眠れました。」
「朝まで目が覚めませんでした。」
というお話をいただくことがあります。
もちろん、すべての方に同じ結果が出るわけではありません。
しかし、深部に蓄積したコリを取り除き、筋肉の緊張が和らぐことで体がリラックスしやすくなり、その結果として眠りにも変化を感じる方がいらっしゃいます。
寝具だけでは解決しないこともあります
枕やマットレスが体に合っていないことで睡眠に影響が出ることもあります。
そのため寝具選びも大切です。
しかし、寝具を変えても改善しない場合は、体そのものが慢性的に緊張している状態なのかもしれません。
そのような時は、寝具だけではなく、首や背中の筋肉が深部まで固まっていないかにも目を向けてみてください。
まとめ
朝起きても疲れが取れない。
寝ても体が休まった感じがしない。
このようなお悩みは、睡眠時間だけでは説明できないこともあります。
私は約30年間、多くの患者さんを施術してきた中で、首や背中の筋肉が慢性的に緊張し、深部までコリが蓄積している方を数多く見てきました。
長期間の姿勢やストレスによる負担が続けば、筋肉にはコリが蓄積し、深部まで固まっていきます。
だからこそ当院では、睡眠そのものを改善しようとするのではなく、体がリラックスしやすい状態をつくるために、筋肉の深部に蓄積したコリを丁寧に取り除くことを大切にしています。
「寝ても疲れが取れない」と感じている方は、睡眠時間や寝具だけではなく、一度、首や背中の筋肉の状態にも目を向けてみてはいかがでしょうか。

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