- 2022年04月22日
- くすのきカイロプラクティックオフィス
- 整体の考え方
突然ですが、サルコペニアという言葉を聞いた事はありますか?
これは運動不足による筋力の低下を皮切りに、体の機能が低下していくというものです。
具体的に言うと、
1.外出を自粛することにより運動不足に陥る
2.運動していないので食欲がわかない
3.栄養が足りなく、運動もしないので筋力が低下する
これが悪循環となり筋力が低下し、運動機能障害を起こすというものです。
私は痩せてないから大丈夫と思われる方もいるかもしれませんが、運動していない状態で食欲が落ちなければ、サルコペニア肥満になっている可能性もあります。
基本的にサルコペニアは高齢者に対する言葉なのですが、整体的に見た時には決して高齢者だけの問題ではありません。
働き盛りの方でも、リモートワークが定着し外出の機会が減るとどうしても運動不足になりがちです。
私事ですが、最近アップルウォッチをつけて仕事をしているんですが、仕事をしている日と休みの日では総カロリー数が全く違います。
私の場合は体を使う仕事なのでなおでしょうが、普段の通勤でもそれなりの運動にはなります。
それが無くなると筋力低下やコリの原因にもなって来ます。
この2年間で特に高齢者の方では膝や腰回りの筋力低下によるコリからの痛み、それ以外の方は運動不足や同一姿勢の継続による肩こりや腰痛というところでしょうか。
弱い筋肉にいきなり負荷をかけると、固まって痛みが出ます。
徐々に慣らしながら運動をすることです。
固まったものはほぐせば、よっぽど時間が経過していなければ取り除くことが出来ます。
腰が曲がってしまった、背中が丸まってしまった、膝が痛くて歩くのがつらいという症状でも決して諦めることはないのです。