- 2022年09月14日
- くすのきカイロプラクティックオフィス
- 整体の考え方
ここ最近ヤクルト1000の売り上げが凄いらしいですね。
都内では品切れで買えないという話も聞きました。
ヤクルト1000のキャッチコピーと言えば「睡眠の質向上」。
ヤクルト1000だけではなく、寝具用品も睡眠の質という事をうたった物が少なくありません。
それだけ睡眠の質について悩んでいる方が多いということでしょう。
そもそもなぜ睡眠の質が下がるのか?しいてはなぜ朝起きた時に疲れが取れていないのか?常に一日中疲れが抜けないのか考えてみましょう。
寝る前にスマホを使うと寝付きが悪くなるという事を聞きます。
つまらない本を読んでいるとすぐに眠くなりますが、面白い本を読んでいると眠れなくなります。
それと同じで、スマホの場合自分の興味のある事柄を常に追いかける為常に興奮状態になる。
あとスマホは凝視してしまいますから余計に興奮状態になるのでしょう。
この場合、自律神経で言うと交感神経が優位に立ち寝付きが悪くなります。
寝る為にはリラックスした状態、つまり副交感神経が優位に立たなければ寝付きが悪くなります。
交感神経が優位に立つ場合、寝付きだけではなく眠り自体が浅くなり朝起きた時に疲れが抜けていない状態になります。
「私は寝る前にスマホは使わないが寝付きが悪い」という方も少なくないと思います。
いや、そういう方がほとんどだと思います。
これはどういう事なのかというと、身体が常に緊張状態にあり、いつも交感神経が優位な状態にあるため寝付きも悪く眠りも浅くなるという事が言えます。
具体的な理由は背中のコリです‼︎
生き物は戦闘モードに入ると筋肉を緊張させ興奮状態になります。
つまりその状態は交感神経が優位な状態にあるのです。
現代人のようにストレス社会で生活していると常に緊張状態でいるという事が言えます。
ストレス=緊張ですから。
物事に集中して長時間姿勢が崩れてコリが増すというケースもあります。
パソコンを使っていてだんだん前のめりにになったり、マウスを使っている肩が常に上がっていたり。
物事に集中する時点で交感神経が優位に立ちますので、これも戦闘モードという事が言えます。
その緊張状態が長時間続くと一過性の筋肉の緊張ではなくコリに変わっていくのです。
そもそも自然界ではそんな長時間緊張状態にさらされるという事はほとんどありません。
これは現代人特有の現象という事が言えます。
その結果背中や首がコリ、常にリラックス出来ない状態になるのです。
では改善方法は?
答えは簡単です。
背中のコリを深部から取り除き、副交感神経が優位になる土壌を作ってあげればいいのです。
決して寝具を変えて解決する話ではないのです。
身体の防衛反応である筋肉の収縮が、コリに変わることによって生活に弊害を与えて行くのです。
(朝起きて肩のコリが増していたり、腰痛がひどくなるケースもありますがそれについては以下をお読み下さい。その答えが全て書いてあります)