- 2026年07月22日
- くすのきカイロプラクティックオフィス
- 整体の考え方肩こり肩の症状
肩こりでお悩みの方に質問です。
「肩の前側」を押してもらったことはありますか?
おそらく、多くの方が「ありません」と答えるのではないでしょうか。
肩こりというと、誰もが肩の後ろや首の付け根を思い浮かべます。
実際に肩を揉んでもらう場所も、ほとんどが後ろ側です。
しかし、約30年間施術を続けてきた私が感じていることがあります。
それは、慢性的な肩こりでは、肩の後ろだけではなく、鎖骨の周りから胸骨の脇にかけてまでコリが蓄積しているということです。
軽い肩こりと慢性的な肩こりは違います
肩こりが軽いうちは、肩の後ろや首の付け根を中心に張りを感じることが多くあります。
この段階では、疲れても休んだり眠ったりすることで回復しやすく、筋肉にもまだ余裕があります。
ところが、同じような負担が何年も続けば、コリは少しずつ蓄積していきます。
そして慢性的な肩こりになると、肩の後ろだけではなく、鎖骨の周りから胸骨の脇にかけての筋肉にもコリが蓄積し、深部まで固まっていきます。
ところが、ご本人はそのことに気付いていないことがほとんどです。
施術中に前側を押すと、
「そんなところまで硬くなっていたんですね。」
「そこを押されたのは初めてです。」
と言われることが本当に多いのです。
なぜ肩の前まで硬くなるのでしょうか?
私は、大きく2つの原因があると考えています。
一つは、長時間のパソコン作業やマウス操作です。
マウスを使う時は、無意識に肩を少しすくめた状態が続きます。
1日だけなら大きな問題にはなりません。
しかし、その姿勢を毎日何時間も続け、それが何年も積み重なれば、筋肉への負担も積み重なります。
その結果、肩の後ろだけではなく前側にもコリが蓄積し、深部まで固まっていきます。
もう一つは、ストレスです。
人はストレスを感じると、無意識に体を緊張させます。
肩に力が入り、呼吸も浅くなります。
これも一時的であれば体は回復します。
しかし、仕事や人間関係などで緊張した状態が毎日続けば、筋肉は長時間緊張した状態になります。
そして、その負担が積み重なることでコリが蓄積していきます。
つまり、姿勢もストレスも、
「一度だから悪い」のではなく、「長期間続くこと」が問題なのです。
肩こりだけでは終わりません
肩の前側まで深部のコリが蓄積してくると、
- 腕がだるい
- 腕がしびれる
- 肘が重い
- 手に違和感がある
といった症状が現れることもあります。
もちろん、腕のしびれなどには神経の病気をはじめ、ほかの原因が隠れている場合もあります。
しかし、約30年間施術をしてきた中で、肩の前側に蓄積したコリを取り除いていくことで、腕の症状まで軽くなる患者さんを数多く経験してきました。
肩だけをほぐしても戻ってしまう理由
肩の後ろだけをほぐすと、その場では楽になることがあります。
しかし、慢性的な肩こりでは、肩の前側を含めて深部に蓄積したコリが残っています。
その状態では、肩周りの筋肉が本来の柔軟性を十分に取り戻していません。
だから私は、慢性的な肩こりでは肩の後ろだけを見るのではなく、鎖骨周辺から胸骨の脇、肩甲骨周りなども含めて筋肉の状態を確認しています。
そして、長年かけて深部まで蓄積したコリを一つひとつ取り除いていくことを大切にしています。
まとめ
慢性的な肩こりは、肩の後ろだけの問題ではありません。
長期間にわたって負担が続けば、肩周りの筋肉にはコリが蓄積し、鎖骨の周りから胸骨の脇にかけても深部まで固まっていきます。
ところが、そのことに気付いている方はほとんどおらず、肩の前側を施術された経験がある方も非常に少ないようです。
約30年間、多くの肩こりの患者さんを施術してきた中で、私はこの状態を何度も見てきました。
もし長年肩こりが改善しない、あるいは腕のだるさやしびれまで感じるという方は、肩の後ろだけではなく、前側の筋肉の状態にも目を向けてみてください。
船橋で慢性的な肩こりや首こりでお悩みの方は、くすのきカイロプラクティックまでお気軽にご相談ください。

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