目からうろこの整体コラム

肩こりは蓄積する!寝ても治らない肩こりが慢性化する理由

日本人は「コリ」を溜めるのが好き?

以前、「日本人の総金融資産が○○兆円」というニュースが話題になりました。

日本人は本当に「貯める」のが好きな国民ですよね。

でも、「ためる」は「ためる」でも、多くの方が気付かないうちに溜めているものがあります。

それが**「コリ」**です。

コリは少しずつ蓄積していきます

「コリは蓄積する」

この考え方は、あまり耳にしたことがないかもしれません。

しかし、私は30年以上患者さんを診てきて、この蓄積が慢性的な肩こりや腰痛につながっているケースを数多く見てきました。

今回は、一番身近な肩こりを例にお話しします。

昔は、一晩寝れば楽になっていませんでしたか?

慢性的な肩こりの方に、よくこんな質問をします。

「昔は寝れば肩こりが楽になっていませんでしたか?」

多くの方が

「そういえば昔は朝になると楽になっていました。」

と答えます。

ここがとても大切なポイントです。

私は、この時期はコリが無くなったのではなく、まだ筋肉に余裕が残っていた状態だと考えています。

日中に疲れても、筋肉が回復できる範囲だったため、翌朝には症状をあまり感じなかったのです。

そして、コリは深部へ蓄積していきます

同じ生活を何年も続けていると、筋肉は少しずつ深い部分から硬くなっていきます。

すると、

  • 朝起きても肩が重い
  • マッサージを受けてもすぐ戻る
  • 常に肩が張っている

という状態になってきます。

私は、この状態を筋肉の許容範囲を超えた状態と考えています。

これが慢性的な肩こりです。

なぜマッサージを受けても戻ってしまうのでしょう?

一般的なマッサージで一時的に楽になる方は多くいらっしゃいます。

しかし、慢性的な肩こりでは、深い部分のコリが残っていることがあります。

そのため、

「その場は気持ちいい。」

「でも数日で元に戻る。」

ということが繰り返されてしまいます。

放っておくと肩こり以外の症状が出ることも

慢性的な肩こりが続くと、肩だけの問題では済まなくなることがあります。

私の臨床では、

  • 腕のだるさ
  • 腕や手のしびれ感
  • 頭痛

などの症状を訴える方も少なくありません。

もちろん、しびれには神経の病気など他の原因が隠れている場合もありますので、そのような症状がある場合は医療機関での検査も大切です。

そのうえで、筋肉の緊張が症状に関係しているケースも数多く経験しています。

腰痛も同じように蓄積していきます

これは腰痛も同じです。

座り姿勢が悪い状態や、同じ姿勢が長時間続くことで腰の筋肉が硬くなり、それが積み重なると慢性的な腰痛へ移行していく方も少なくありません。

慢性的なコリを改善するには

慢性的なコリを改善するためには、深部まで硬くなった筋肉へアプローチすることが重要だと私は考えています。

ストレッチや運動も健康維持にはとても大切です。

ただ、長年蓄積した深部のコリは、それだけでは十分改善しないケースもあります。

当院では、トリガーポイント療法をベースに、深部の筋肉へアプローチしながら、コリが戻りにくい状態を目指して施術を行っています。

コリは長く蓄積するほど時間がかかる傾向があります

もう一つお伝えしたいことがあります。

コリは、長期間蓄積するほど改善に時間がかかる傾向があります。

例えば、

  • 2年前から肩こりが気になる方
  • 30年間我慢してきた方

では、改善までに必要な期間が同じとは限りません。

だからこそ、

「まだ我慢できるから。」

ではなく、

「最近戻りが早くなってきた。」

そのタイミングが一つのサインだと思っています。

コリにくい体は作ることができます

深部のコリが改善してきたら、今度は蓄積しにくい体を作っていくことが大切です。

例えば、

  • 定期的なメンテナンス
  • 適度な運動
  • 肩をすくめない意識
  • 長時間同じ姿勢を避ける

こうした日々の積み重ねによって、コリが蓄積しにくい体へ近づいていきます。

せっかく改善したコリを、また何年もかけて蓄積させないためにも、施術とセルフケアの両方が大切です。

コリは蓄積します。

だからこそ、早めに取り除くほど改善もしやすくなります。

「最近、一晩寝ても肩が楽にならない。」

そんな方は、筋肉からのサインかもしれません。

関連記事

肩こりについてもっと知りたい方はこちら

・「慢性肩こりほど肩の前まで固まっています

・「肩こりを防ぐトートバッグの持ち方。昔の考えを改めました

・「肩こりに湿布は効くのでしょうか?

・「肩を回すとゴリゴリ・パキパキ鳴る…これって大丈夫?

肩こりについて詳しく知りたい方は、ホームページの「肩こり」ページもご覧ください。

 

肩をすくめるクセが肩こりを招く?~『頭痛肩こり樋口一葉』から考える~

私の大好きな戯曲の一つに、井上ひさしさんの**『頭痛肩こり樋口一葉』**があります。

中学生の頃、NHK教育テレビの「芸術劇場」でこの作品を観て以来、舞台が好きになりました。今でも井上ひさしさんの代表作の一つだと思っています。

主人公の樋口一葉は、若くして家督を継ぎ、一家を支えるために朝から晩まで働き続けます。

裁縫や内職、本を読み、机に向かって執筆する毎日。そして、作中では頭痛や肩こりにも悩まされ、軟膏を塗りながら仕事を続ける姿が描かれています。

中学生だった私は、

「肩こりや頭痛の人は大変なんだな」

という程度にしか感じていませんでした。

しかし、整体師になって30年近く経った今改めて作品を見ると、

「これは肩がこることばかりしているな」

と思わずにはいられません。

 


肩をすくめるクセはありませんか?

肩こりで来院される方を施術していると、多くの方に共通していることがあります。

それは、無意識に肩へ力が入り続けていることです。

細かい作業をしている時。

集中してパソコンを使っている時。

緊張している時。

知らないうちに肩が少し持ち上がり、その状態が長時間続いていることがあります。

本人は気付いていなくても、首や肩の筋肉は休めず、疲労が蓄積しやすくなります。

 


パソコン作業でも同じことが起こります

現代ではパソコン作業をする方が非常に多くなりました。

キーボードを打つ時も、マウスを操作する時も、集中すると肩に力が入りやすくなります。

もし今この記事をパソコンで読んでいるなら、一度肩を意識してみてください。

少し上がっていたり、力が入っていたりしませんか?

ほんの少しの緊張でも、それが何時間も続けば肩への負担は大きくなります。

 


私がおすすめしている簡単なリセット方法

私が患者さんによくお伝えしている方法があります。

それは、

一度思い切り肩をすくめて、そのままストンと力を抜くこと。

これを数回繰り返します。

肩を一度大きく上げることで、

「こんなに力が入っていたんだ」

と気付きやすくなり、その後に自然な肩の位置を感じやすくなります。

デスクワークが長い方は、1〜2時間に一度、この動作を取り入れてみるのもよいでしょう。

 


肩こりはこれだけが原因ではありません

もちろん、肩こりの原因は一つではありません。

姿勢や筋力のバランス、長年蓄積したコリ、生活習慣など、さまざまな要因が重なっていることが多くあります。

そのため、この方法だけで全ての肩こりが改善するわけではありませんが、肩へ力が入り続けるクセに気付くきっかけにはなると思います。

 


樋口一葉の努力に改めて感動します

改めて作品を見返すと、一葉は頭痛や肩こりを抱えながら家族を支え、後世に残る数々の名作を書き上げました。

その努力は本当に並大抵のものではありません。

そして、お金に苦労した彼女が、後に五千円札の肖像となったことには、不思議な巡り合わせを感じます。

作品を楽しみながら、

「肩に力が入っていないかな?」

と自分の体にも少し意識を向けてみる。

そんなきっかけになれば嬉しいです。

 

 

 

関連記事

肩こりについてもっと知りたい方はこちら

・「肩こりを防ぐトートバッグの持ち方。昔の考えを改めました

・「肩こりは30年前とは全く違う時代になりました

・「日本人は『コリ』を溜めるのが好き?

・「慢性肩こりほど肩の前まで固まっています

肩こりについて詳しく知りたい方は、ホームページの「肩こり」ページもご覧ください。

 

 

船橋駅徒歩3分
〒273-0005
千葉県船橋市本町6丁目3−10
レジデンス船橋 304号

診療時間:9:00~20:00
休診日:火曜・祝祭日
駐車場:なし(近くにコインパーキング有)

雑談コラム
最新投稿一覧
整体ブログ
最新投稿一覧
お得なクーポンはこちらから

当院の施術を受けて頂きやす
いように初回限定クーポンを
ご用意しております。
バナーをクリックして印刷して お持ちください。

施術対象となる症状
  • 背中が重い・痛い
  • 腰痛(ぎっくり腰)
  • 慢性疲労
  • 首・肩こりなどの痛み
  • 椎間板ヘルニア
  • 頭痛
  • 膝の痛み
  • むちうち
  • 内臓機能低下
  • 手足のシビレ
  • O脚
  • 坐骨神経障害
  • 各種スポーツ障害
  • 五十肩
  • 妊娠・出産による腰痛、など
TOP

メニュー