目からうろこの整体コラム

腰痛には腹筋運動?その前に知ってほしいこと。

腰痛になると、

「腹筋が弱いから腰痛になるんですよ。」

「腹筋を鍛えれば腰痛は良くなります。」

このように言われた経験はありませんか?

確かに、筋力を維持することは腰痛予防にとって大切です。

しかし、腰痛がある時に、いきなり腹筋運動を始めることが本当に良いのでしょうか?

私は約30年間の施術経験から、慢性的な腰痛の方は筋力強化より先に行うべきことがあると考えています。

筋肉はどのように強くなるのでしょう?

筋力トレーニングをすると筋肉に適度な負荷がかかり、筋繊維には小さな損傷が起こります。

その傷が修復されることで、筋肉は以前より強くなっていきます。

しかし、この仕組みがうまく働くのは、

  • 筋肉に柔軟性がある
  • 血流が良い
  • 回復しやすい状態にある

ことが前提です。

腰痛がある時の筋肉は違います

慢性的な腰痛がある方は、腰やその周囲の筋肉が硬くなり、血流も低下していることが少なくありません。

そのような状態で腹筋運動などの筋力トレーニングを行うと、筋肉への負担が大きくなり、かえって腰痛が悪化してしまうケースもあると私は考えています。

もちろん、すべての腰痛に当てはまるわけではありません。

腰痛の原因や状態によっては、医師や理学療法士などの指導のもとで筋力トレーニングが勧められる場合もあります。

大切なのは「順番」です

私が大切だと考えているのは、

① 筋肉のコリを改善する

② 血流を良くする

③ 筋肉が動きやすい状態をつくる

④ 筋力トレーニングを行う

という順番です。

筋力をつけること自体を否定しているわけではありません。

むしろ筋力がつけば、コリができにくい体づくりにつながると考えています。

だからこそ、筋肉が十分に動ける状態をつくってから筋力強化を始めることが大切なのです。

腰痛を悪化させないために

腰痛があると、「運動不足だから鍛えよう」と考える方は少なくありません。

しかし、筋肉が硬くなっている状態で無理に腹筋運動を続けると、症状が悪化してしまうこともあります。

まずは筋肉の状態を整え、血流を改善し、筋肉が本来の働きを取り戻せる環境をつくること。

その上で筋力トレーニングを取り入れることが、腰痛が出にくい体づくりへの近道だと私は考えています。

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冬になると肩こり・腰痛・膝痛が悪化する理由とは?

冬になると、

「肩こりがいつも以上につらい…」

「腰痛が悪化した気がする…」

「膝の痛みが強くなる…」

そんな経験はありませんか?

寒くなると「年齢のせいかな」「冬だから仕方ない」と思われる方も多いのですが、実は寒さには症状を悪化させる理由があります。

今回は、冬に肩こりや腰痛、膝痛が悪化しやすい理由と、自宅でできる簡単な対策をご紹介します。

寒さが肩こりや腰痛を悪化させる理由

寒くなると体は体温を逃がさないように血管を収縮させます。

そのため筋肉への血流が低下し、もともと慢性的なコリがある筋肉はさらに硬くなりやすくなります。

さらに寒さを感じると、無意識に肩をすくめたり、体に力が入ったりします。

この状態が続くことで肩や首、腰の筋肉はさらに緊張し、肩こりや腰痛を悪化させてしまうのです。

膝についても同様で、周囲の筋肉が硬くなることで動きが悪くなり、痛みを感じやすくなることがあります。

冬の対策は「冷やさないこと」

冬の肩こりや腰痛対策で一番大切なのは、

「筋肉を冷やさないこと」

です。

「温シップを貼っています。」

という方も多いのですが、私は約30年間の施術経験から、慢性的な肩こりや腰痛には、使い捨てカイロなどでしっかり保温する方が効果を感じる方が多いという印象を持っています。

※感じ方や効果には個人差があります。

おすすめの保温方法

肩こり

肩甲骨の内側、やや上のあたりに貼るタイプの使い捨てカイロを使用すると、肩周囲が冷えにくくなり、寒さで肩をすくめることの予防にもつながります。

腰痛

腰痛が出やすい腰の下部を温めると、筋肉の緊張を和らげるのに役立ちます。

膝痛

膝はカイロを直接貼りにくい場所です。

そのため、ウール素材などの保温性の高いサポーターを利用すると、膝周囲の冷え対策になります。

カイロを使う時の注意点

使い捨てカイロは便利ですが、一つだけ注意があります。

寝る時に背中や腰へ貼ったまま眠ってしまうと、体重で圧迫されて低温やけどを起こすことがあります。

カイロは就寝中の使用を避け、日中の活動時に利用することをおすすめします。

「寒いから仕方ない」と諦めないでください

冬は肩こりや腰痛、膝痛が悪化しやすい季節です。

しかし、その多くは筋肉が冷えて硬くなることが大きく関係しています。

「寒いから仕方ない」と我慢するのではなく、

  • 体を冷やさない
  • 筋肉を温める
  • 保温を意識する

この3つを心掛けるだけでも、冬のつらさは軽減できることがあります。

寒い季節こそ、体をしっかり温めながら、肩こりや腰痛、膝痛を悪化させないように過ごしていきましょう。

 

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朝起きると肩こりや腰痛がひどい…その原因とは?

「朝起きると肩がガチガチ…」

「寝る前より腰が痛くなっている…」

このような経験はありませんか?

こうした症状があると、多くの方は

「枕が合わないのかな?」

「マットレスが悪いのかな?」

と考えます。

もちろん寝具が影響するケースもありますが、私は約30年間の施術経験から、寝具そのものが主な原因であるケースは、それほど多くないと感じています。

では、なぜ朝になると肩こりや腰痛が強くなるのでしょうか?

朝に症状が強くなる理由

朝起きた時に肩こりや腰痛がひどくなる方の多くは、もともと慢性的なコリを抱えています。

夜眠っている間は活動量が減り、心拍数もゆっくりになります。

そのため筋肉への血流は日中より少なくなり、慢性的にコリがある筋肉はさらに硬くなりやすい状態になります。

その結果、

「朝起きた時が一番つらい」

という状態になるのです。

時間が経つと楽になるのはなぜ?

「朝は痛いのに、お昼頃には楽になってくる。」

このような方も多いのではないでしょうか。

起床後は体を動かし始めることで血流が徐々に改善し、硬くなっていた筋肉が少しずつ柔らかくなります。

そのため、朝感じていた肩こりや腰痛も軽くなっていくのです。

ぎっくり腰が朝に多い理由

ぎっくり腰は、朝から午前中に起こることが少なくありません。

私はその理由も、朝の筋肉の硬さが関係していると考えています。

慢性的にコリがある筋肉は、朝は特に硬くなっています。

その状態で、

  • 顔を洗う
  • 靴下を履く
  • 荷物を持ち上げる

といった何気ない動作をした時に、筋肉へ急な負担がかかり、ぎっくり腰につながることがあります。

そのため、朝は特に無理な動きをしないよう注意することが大切です。

改善の目安は「朝」です

施術を続けている患者さんにも、私はよくお話ししています。

朝起きた時の症状は、改善の一つの目安になります。

朝の肩こりや腰痛が少しずつ気にならなくなってきたら、それだけ深部のコリも改善してきていると私は考えています。

逆に、

「朝だけはまだつらい」

という場合は、深部のコリがまだ残っているサインかもしれません。

朝の痛みを当たり前にしないでください

「朝だけだから大丈夫。」

そう思っている方も少なくありません。

しかし、朝に症状が強く出るということは、慢性的なコリが積み重なっている可能性があります。

放っておくと、肩こりや腰痛がさらに悪化したり、ぎっくり腰などを起こしやすくなることもあります。

朝の肩こりや腰痛が続いている方は、「寝具が悪い」と決めつける前に、一度筋肉の状態にも目を向けてみてください。

慢性的なコリを改善することが、朝のつらさを軽減する近道になると私は考えています。

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ぎっくり腰は、なぜ朝に多いのでしょうか?

「ぎっくり腰(急性腰痛)」を経験したことはありますか?

突然腰に激痛が走り、その場から動けなくなってしまう…。
数日間寝たきりになったり、少し動くだけでも恐る恐るになってしまったりと、本当につらい症状ですよね。

では、ぎっくり腰は腰で何が起きているのでしょうか。

私は約30年間の施術経験から、多くのぎっくり腰は筋肉を痛めることで起こると考えています。

患者さんにはよく、
「腰に寝違えが起きたようなものだと思ってください。」
とお話ししています。

ぎっくり腰は朝に起こりやすい

実は、ぎっくり腰には起こりやすい時間帯があります。

それはです。

なぜだと思いますか?

寝ている間はほとんど体を動かさないため、朝起きた直後の筋肉は硬くなっています。

特に、もともと腰のコリが強い方ほど、朝は筋肉の柔軟性が低下しています。

その状態で、

  • 顔を洗おうと前かがみになった時
  • 靴下を履こうとした時
  • ソファから立ち上がろうとした時

このような何気ない動作でも、筋肉を傷めてしまうことがあります。

これが、ぎっくり腰のきっかけになることが少なくありません。

一方、午後以降に起こるぎっくり腰は、重い物を持ち上げた時など、大きな負荷がかかった場面で起こることが多い印象です。

痛みは時間が経ってから強くなることもあります

ぎっくり腰というと、

「グキッ!」

という瞬間に、その場へ倒れ込んでしまうイメージを持つ方も多いでしょう。

もちろん、そのようなケースもあります。

しかし実際には、

「ピキッと違和感があっただけなのに、時間が経つにつれて痛みが強くなり、翌朝には動けなくなってしまった。」

というケースも少なくありません。

これは、筋肉を傷めたあとに炎症が広がっていくためです。

温めるより、まずは冷やしましょう

ぎっくり腰になると、

「温めた方がいいのでは?」

と思われる方も多いのですが、受傷直後は炎症を抑えることが大切です。

そのため、まずは患部を冷やすことをおすすめします。

湿布でも構いませんが、可能であれば保冷剤やアイスノンなどをタオルで包み、患部を冷やす方が効果的です。

また、炎症が強い間は長時間の入浴も控えた方がよいでしょう。

一般的には炎症は約72時間続くと言われていますので、最初の2〜3日間は無理をせず、炎症を落ち着かせることを優先してください。

痛みが治まっても終わりではありません

痛みが軽くなると、

「もう治った。」

と思ってしまう方も少なくありません。

しかし、炎症が治まっただけで、筋肉の深部には硬さやコリが残っていることがあります。

私は約30年間の施術経験から、この深部のコリが残ったままだと、慢性腰痛へ移行したり、ぎっくり腰を繰り返しやすくなったりすると考えています。

だからこそ、痛みが落ち着いた後に筋肉の状態をしっかり整えることが、再発予防につながると考えています。

まとめ

ぎっくり腰は、突然起こるように見えても、その背景には長年蓄積した筋肉のコリが隠れていることがあります。

特に朝は筋肉が硬くなっているため、何気ない動作がきっかけとなって痛めてしまうことも少なくありません。

私は約30年間、多くのぎっくり腰の患者さんを施術してきましたが、痛みが落ち着いた後も筋肉の深部のコリを取り除くことが、再発予防につながるケースを数多く見てきました。

ぎっくり腰を繰り返している方や、腰に不安を抱えている方は、痛みだけではなく、筋肉の状態にも目を向けてみてください。

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「椎間板ヘルニア=腰痛の原因」とは限りません

腰痛で悩まれている方は本当に多く、その中には**「椎間板ヘルニア」と診断された**という方も少なくありません。

来院された患者さんから、

「MRIでヘルニアと言われました。」
「ヘルニアだから腰痛は治らないのでしょうか?」

という相談を受けることもよくあります。

しかし、ヘルニアが見つかったからといって、それだけで現在の腰痛や足のしびれの原因と決められるとは限りません。


椎間板ヘルニアはMRIで確認します

腰痛で病院を受診すると、まずレントゲン検査が行われることがあります。

レントゲンは骨の状態を確認するためには非常に有効ですが、椎間板そのものや神経の状態を直接映し出すことはできません。

そのため、椎間板ヘルニアを詳しく調べる必要がある場合には、MRI検査が行われます。

MRIでは椎間板や神経の状態を詳しく確認できるため、診断に大きく役立ちます。


ヘルニアがあっても症状がない人もいます

近年では、MRIで椎間板ヘルニアが見つかっても、腰痛や足のしびれなどの症状がまったくない人もいることが分かっています。

つまり、

「ヘルニアがある=必ず痛みの原因」

とは言い切れません。

逆に、強い腰痛があってもヘルニアだけでは説明できないケースもあります。

画像検査はとても重要ですが、画像だけで症状の全てを説明できるとは限らないのです。


ヘルニアは自然に小さくなることもあります

椎間板ヘルニアは、時間の経過とともに体内で吸収され、小さくなることがあります。

そのため、症状や神経への影響などを総合的に判断しながら、保存療法を選択するケースも少なくありません。

もちろん、神経の圧迫が強い場合や筋力低下などがある場合には、手術が適しているケースもあります。

治療方法は一人ひとり異なりますので、担当医とよく相談することが大切です。


私が30年近くの施術で感じていること

私は約30年、多くの腰痛の患者さんを施術してきました。

その中で感じているのは、腰痛は一つの原因だけで起こるものではないということです。

姿勢や生活習慣、筋肉の緊張、長年蓄積したコリなど、さまざまな要因が重なって症状が現れているケースを数多く経験してきました。

そのため私は、MRIの画像だけを見るのではなく、

「どの筋肉が硬くなっているのか」

「どの動作で痛みが出るのか」

「普段どのような生活を送っているのか」

こうしたことも含めて、総合的に考えることが大切だと感じています。


画像だけでは分からないこともあります

MRIやレントゲンはとても重要な検査です。

しかし、画像だけで現在の症状をすべて説明できるとは限りません。

もしヘルニアと言われて不安を感じているのであれば、画像だけで判断するのではなく、体全体の状態や筋肉の緊張なども含めて考えてみることが大切です。

腰痛は一人ひとり原因や背景が異なります。

だからこそ、丁寧に体の状態を確認しながら、その方に合った方法を選択していくことが大切だと私は考えています。

 

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慢性腰痛は「脳の錯覚」だけで説明できるのでしょうか? 〜30年間の臨床で感じていること〜

以前、テレビで「慢性腰痛は脳の影響が大きい」という内容の特集が放送されました。

腰痛で悩んでいる方の中には、ご覧になった方もいるかもしれません。

実は私は、その番組を見ながら少し違和感を覚えました。

もちろん、番組の内容を否定したいわけではありません。

痛みは筋肉や関節だけではなく、脳の働きや心理的な要因が影響することも現在ではよく知られています。

私自身も、その考え方は決して否定していません。

しかし、30年間施術を続けてきた経験からすると、慢性腰痛のすべてを「脳の錯覚」だけで説明するのは少し難しいのではないかと感じています。

 


私が大切にしているのは「筋肉」という視点です

私の施術はトリガーポイントの考え方をベースにしています。

例えば足のしびれがある方でも、お尻の筋肉を押すことで脚に痛みが広がり、その筋肉が緩んでくると、普段感じていたしびれまで軽くなることがあります。

このような現象は、30年間の臨床の中で何度も経験してきました。

神経だけでは説明しきれない痛みがあることは、私自身も実感しています。

そのため、脳が痛みに関わるという考え方にも一定の理解があります。

 


ただ、それだけでは説明できない患者さんも多くいます

一方で、私が施術してきた患者さんの中には、

ぎっくり腰を経験したことがないにもかかわらず慢性腰痛になった方も数多くいます。

逆に、ぎっくり腰を経験しても慢性化せずに改善する方もいます。

このような方々を見ていると、

慢性腰痛には一つではなく、いくつもの原因が重なっているように感じます。

 


私が臨床でよく感じること

長時間のデスクワーク

姿勢の崩れ

筋肉の緊張

長年のコリの蓄積

こうした状態が続くことで腰の筋肉が硬くなり、痛みにつながっていると思われるケースを非常に多く経験してきました。

もちろん画像検査だけでは分からないこともありますし、

逆に画像で異常があっても痛みがない方もいます。

だからこそ私は、

筋肉の状態も重要な判断材料の一つだと考えています。

 


運動は誰にでも同じではありません

最近は運動療法が推奨されることも多くなっています。

私も運動そのものを否定しているわけではありません。

ただし、

腰の筋肉が強く緊張している状態で無理に運動を始めると、

かえって症状が悪化してしまう方も実際にいらっしゃいます。

そのため、

運動を始めるタイミングや内容は、一人ひとり違ってよいと私は考えています。

 


手術だけが選択肢ではない時代になったことは良い変化です

テレビでは、

「ヘルニアでも自然に改善することがある」

という内容も紹介されていました。

これは私も患者さんへ以前からお伝えしてきたことです。

必要以上に不安にならず、

まず保存療法を検討するという流れが広がってきたことは、とても良い変化だと思っています。

 


まとめ

痛みには、

脳の影響もあります。

心理的な要因もあります。

もちろん筋肉もあります。

私は30年間、多くの患者さんを施術してきた中で、

慢性腰痛は一つの理論だけでは説明できないと感じています。

だから私は、

「脳か筋肉か」

ではなく、

どちらの可能性も考えながら、その方に合った施術を行うことを大切にしています。

 

 

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