目からうろこの整体コラム

元気があれば、本当に何でもできるのでしょうか?

若い頃、私はアントニオ猪木さんの言葉があまり好きではありませんでした。

「元気があれば何でもできる。」

そんな言葉を聞いても、

「当たり前のことを言っているな。」

くらいにしか思っていなかったのです。

しかし、年齢を重ねるにつれ、その言葉の重みを実感するようになりました。

整体師として約30年間、多くの患者さんと接してきた中で、

健康でいることは、人生の可能性そのものを広げることなのだと感じています。

 


私が忘れられない93歳の患者さん

以前、93歳の女性が当院へ来院されました。

足のしびれが強くなり、一人で歩くことも外出することも難しくなってしまったそうです。

整形外科やいくつかの整体院へ通っても改善せず、ご家族が当院を探して来てくださいました。

施術を重ねるうちにしびれは改善し、以前のように一人で外出できるようになりました。

その後はメンテナンスのため、定期的に通ってくださるようになりました。

 


実は現役の書道の先生でした

その方は93歳になっても現役の書道の先生でした。

しかも、ご自身で教室を開き、生徒さんに教えていらっしゃいました。

ある日、その方が私にこう話してくださいました。

「歳を取ったからといって、引退しようなんて思っちゃダメ。

自分の食い扶持は、自分で稼ぐのよ。」

その言葉は、今でも忘れることができません。

さらに驚いたのは、その教室を始めたのが60歳を過ぎてからだったということです。

ご主人を亡くされたことをきっかけに、一念発起して始められたそうです。

 


健康は人生を楽しむためにあります

健康というと、

「病気にならないこと」

「長生きすること」

を思い浮かべる方が多いかもしれません。

もちろん、それも大切です。

しかし私は、

健康とは人生を楽しむための土台だと考えています。

好きな場所へ行ける。

趣味を続けられる。

仕事ができる。

家族や友人と出かけられる。

これらはすべて、健康な体があってこそです。

 


私が目指している施術

私は肩こりや腰痛を改善するだけが目的ではありません。

体の深部に蓄積したコリを取り除き、

動きやすく、疲れにくい体を取り戻すこと。

それによって、

「旅行に行けるようになった。」

「趣味を再開できた。」

「仕事が楽になった。」

そんな声をいただくことが、何よりもうれしいのです。

 


まとめ

約30年間、多くの患者さんを施術してきて感じることがあります。

それは、

健康は人生の選択肢を増やしてくれる。

ということです。

年齢は関係ありません。

何歳からでも、新しいことを始めることはできます。

そのために必要なのは、

まず元気に動ける体です。

若い頃には理解できなかったアントニオ猪木さんの言葉。

今なら、その意味がよく分かります。

「元気があれば、何でもできる。」

とてもシンプルな言葉ですが、人生経験を重ねた今だからこそ、その深さを感じています。

 

 

 

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肩こり・首こり・頭痛が改善しない方へ。原因は「顔のコリ」かもしれません。

肩こりや首こりで整体やマッサージに通っているのに、すぐに元に戻ってしまう…。

そんな経験はありませんか?

私は約30年間施術を続ける中で、そのような方には顔の筋肉のコリが関係しているケースが少なくないと考えるようになりました。

首や肩だけをほぐしても改善しきれない理由が、実は顔の筋肉にあることがあります。

そこで始めたのが、当院の顔コリ整体です。

 


顔の筋肉は大きく2つに分けられます

私が特に重要だと考えているのは、

①目の周り

②顎の周り

この2つです。

それぞれ役割が違うため、コリが起こる原因も異なります。

 


目の周りのコリ

現代人は仕事でもプライベートでも、パソコンやスマートフォンを見る時間がとても長くなりました。

その結果、慢性的な眼精疲労になり、目の周りの筋肉が少しずつ固まっていきます。

特にこめかみ付近は非常に固くなりやすい部分です。

私は約30年間の施術経験から、こうしたコリが頭や耳の後ろ、首の上部へと広がり、頭痛や首こりにつながることがあると考えています。

朝起きても目が疲れている。

仕事を始めるとすぐ目が重くなる。

そんな方は、目の周りの筋肉が慢性的に固まっているのかもしれません。

 


顎の周りのコリ

本来、リラックスしている時は上下の歯は触れていません。

しかしストレスや緊張が続くと、無意識に歯を接触させたり、食いしばったりしてしまいます。

この状態が続くと、

  • 顎の筋肉
  • 頬の筋肉
  • 首の前側の筋肉

まで固くなってしまいます。

マウスピースは歯を守るためには有効ですが、筋肉のコリそのものを改善するものではありません。

そのため、顎の筋肉が固まったままになっている方も少なくありません。

 


顔のコリは自覚しにくい

顔のコリは肩こりのように「凝っている」という感覚がほとんどありません。

そのため、

  • 頭痛
  • 首こり
  • 肩こり
  • 顎の違和感

などの症状が出ても、

「顔の筋肉が原因かもしれない」

と考える方はほとんどいません。

私は、ここが見落とされやすいポイントだと考えています。

 


顔コリ整体で目指していること

私が顔コリ整体で目指しているのは、美容ではありません。

目的は、

  • 眼精疲労の軽減
  • 食いしばりによる筋肉の緊張を和らげること
  • 首こり・肩こり・頭痛の改善につなげること

です。

もちろん、筋肉の緊張が和らいだ結果として表情が柔らかく見えたり、フェイスラインがすっきり見えたりする方もいらっしゃいます。

しかし、それはあくまで副次的な変化であり、当院では機能面の改善を第一に考えています。

 


嚥下の予防にも取り組んでいます

もう一つ、私が力を入れたいと考えているのが嚥下機能のサポートです。

私は約30年間施術を続ける中で、舌の筋肉の衰えだけではなく、周囲の筋肉のコリも飲み込みにくさに関係している場合があるのではないかと考えています。

そのため、顎の周囲や関連する筋肉を丁寧に施術することで、

  • むせやすい
  • 飲み込みにくい
  • ろれつが回りにくい
  • 話しにくい
  • いびきが気になる

といったお悩みの改善につながる可能性があると考えています。

※嚥下障害にはさまざまな原因があります。症状が強い場合は医療機関での診察も重要です。

 


まとめ

私が顔コリ整体で目指していることは、次の3つです。

目の周りの筋肉を緩め、眼精疲労や頭痛・首こりの軽減につなげること

食いしばりによる顎周りの緊張を和らげ、首の前側や顎への負担を減らすこと

飲み込みや話しやすさなど、口周りの機能維持をサポートすること

 


最後に

実は、私自身が顔をマッサージし始めたきっかけは、

「最近ちょっと老け顔になってきたかな……」

と思ったことでした(笑)。

続けてみると、口角が上がりやすくなり、表情も作りやすくなったように感じています。

もちろん個人差はありますが、自分自身で変化を実感したからこそ、この施術を皆さんにもお伝えしたいと思うようになりました。

 

 

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中高年の筋トレ、本当に大切なのは「鍛えること」だけではありません

ここ数年、健康ブームの影響もあり、24時間営業のスポーツジムをよく見かけるようになりました。

テレビでも、

「○○さんは毎日スクワットをしています。」

「ジムで体を鍛えています。」

という話題を耳にすることが増えました。

運動習慣を持つことは、とても良いことです。

しかし私は約30年間、多くの患者さんの筋肉に触れてきた経験から、中高年ではもう一つ大切なことがあると考えています。

それは、筋肉の柔軟性を保つことです。

 


若い頃と同じようにはいかない理由

10代や20代の頃は、毎日のように部活動で激しい運動をしても、翌日には普通に動けていたという方も多いでしょう。

しかし40代を過ぎる頃から、

「運動した翌日から体が硬い」

「疲れが何日も抜けない」

と感じる方が増えてきます。

私は約30年間の施術経験から、年齢とともに筋肉の性質も少しずつ変化してくるように感じています。

中高年では、筋肉は負荷を受けると発達する前に疲労が蓄積し、硬くなりやすい傾向があると考えています。

これは医学的な定説というより、私が多くの患者さんを診てきた中で感じていることです。

 


筋トレだけでは健康は維持できません

筋肉は、運動した後に休息と栄養を得ることで発達します。

しかし、筋肉が疲労したまま硬くなり、柔軟性を失ってしまうと、血流も悪くなり、本来の働きを十分に発揮しにくくなります。

私は以前からブログでもお伝えしていますが、

筋肉は負担が積み重なることで深部にコリが蓄積していく

と考えています。

そのため、中高年では「鍛えること」だけではなく、「疲労をため込まないこと」も同じくらい大切です。

 


数字を追いかけ過ぎていませんか?

最初は健康のために始めたウォーキングやジョギング。

それが、

「今日は10km歩こう」

「次はハーフマラソン」

「今度はフルマラソン」

というように、いつの間にか距離やタイムを追いかけるようになる方も少なくありません。

筋トレでも、

「前回より重く」

「もっと回数を増やそう」

と、無理を重ねてしまうことがあります。

もちろん目標を持つことは悪いことではありません。

しかし、筋肉の疲労を回復させないまま負荷だけを増やしてしまうと、筋肉は硬くなり、痛みやスポーツ障害につながることがあります。

 


中高年では「筋トレ」と「ケア」はセットです

私は、中高年では筋トレと筋肉のケアは切り離せないと考えています。

運動したら、

  • ストレッチを行う
  • 十分に休息を取る
  • 筋肉の柔軟性を保つ

こうした積み重ねが、長く運動を続けるためには欠かせません。

実際、運動を始めたことで体を痛め、せっかく始めた運動をやめてしまう方も少なくありません。

運動をやめれば、さらに筋肉は硬くなりやすくなります。

これでは本末転倒です。

 


私がおすすめしたい運動

健康寿命を延ばすことが目的であれば、必ずしも激しい運動をする必要はありません。

私は、

  • 歩幅を広くした早歩き
  • 無理のない筋力トレーニング
  • 筋肉の柔軟性を保つストレッチ

この3つをバランス良く続けることが大切だと考えています。

 


まとめ

中高年にとって大切なのは、

**「どれだけ鍛えるか」ではなく、「どれだけ長く続けられるか」**です。

私は約30年間の施術経験から、

筋肉は年齢とともに疲労が蓄積しやすくなり、柔軟性を失いやすくなると感じています。

だからこそ、

鍛えることと、柔らかさを保つこと。

この二つは切り離して考えることはできません。

運動を習慣にすることは素晴らしいことです。

だからこそ、筋肉をいたわりながら、長く健康を維持できる運動を続けていただきたいと思っています。

 

 

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・「日本人は『コリ』を溜めるのが好き?」

 

昔のねんざが、今の「つまずき」の原因かもしれません

学生時代やスポーツで、足首を捻挫した経験はありませんか?

当時は腫れて痛かったけれど、しばらくすると普通に歩けるようになり、「もう治った」と思っている方がほとんどだと思います。

しかし、私は約30年間の施術経験から、過去の捻挫が何年、何十年後の体の不調につながっているケースを数多く見てきました。

今回は、その理由についてお話しします。

 


足首の捻挫とは?

足首の捻挫では、足首を支える靱帯を傷めます。

炎症が治まり、痛みがなくなれば日常生活には戻れます。

しかし私は、強く傷めた靱帯では、本来の働きが十分に戻らないケースもあると考えています。

 


私が施術で確認していること

施術では、患者さんに仰向けで寝ていただき、力を抜いた状態で足先の向きを確認することがあります。

過去に足首を捻挫された方では、左右で足先の向きが違っているケースをよく見かけます。

私はこれを、靱帯の働きが十分ではなくなったサインの一つとして考えています。

 


足首を支えるのは前脛骨筋です

靱帯の働きが弱くなると、その不足を補おうとして筋肉が頑張ります。

特に負担がかかりやすいのが、すねの前にある前脛骨筋です。

最初は問題なく歩けます。

しかし、この筋肉は本来以上の仕事を何年、何十年も続けることになります。

その結果、筋肉に疲労が蓄積し、コリが深くなっていくことがあります。

 


つまずきやすくなる理由

前脛骨筋には、足先を持ち上げる大切な働きがあります。

しかし筋肉が硬くなると、その動きが十分にできなくなります。

すると、

  • 段差のない所でもつまずく
  • 足先が上がりにくい
  • 歩幅が小さくなる

といった症状が現れることがあります。

 


足の甲が痛くなることもあります

前脛骨筋が硬くなると、その影響で足の甲に痛みを感じる方もいらっしゃいます。

実際には足の甲そのものではなく、前脛骨筋のコリによる関連痛が原因になっているケースも少なくありません。

 


サンダルやスリッパにも注意

かかとのないサンダルやスリッパは、脱げないように無意識に足先を持ち上げながら歩くことになります。

そのため、前脛骨筋への負担が増えやすくなります。

過去に捻挫をした経験がある方では、履き物にも少し注意してみることをおすすめします。

 


セルフチェック

次の項目に当てはまりませんか?

☑ 昔、足首を捻挫したことがある

☑ 最近つまずきやすくなった

☑ 足先が上がりにくいと感じる

☑ 足の甲が痛くなることがある

☑ スネの外側を押すと痛い

当てはまる項目が多い方は、前脛骨筋の負担が関係している可能性があります。

 


まとめ

私は約30年間の施術経験から、足首の捻挫は「痛みがなくなれば終わり」というものではないと考えています。

傷んだ靱帯の働きを補うために筋肉が頑張り続け、その負担が何年、何十年後に症状として現れることがあります。

当院では、痛みがある場所だけではなく、その原因となっている筋肉の負担まで考えながら施術を行っています。

 

 

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高濃度酸素を取り入れた理由 ~整体との組み合わせで目指すこと~ 【高濃度酸素シリーズ②】

「先生、どうして整体で酸素を吸うんですか?」

患者さんからよくいただく質問です。

整体院で高濃度酸素を取り入れているところはまだ多くありませんので、不思議に思われるのも当然です。

私が高濃度酸素を導入した理由は、とてもシンプルです。

整体と組み合わせることで、より良いコンディションづくりをサポートできると考えたからです。

 


筋肉には酸素が欠かせません

人の体は、食べた栄養を酸素と結び付けることでエネルギーを作っています。

つまり酸素は、生きていくために欠かせない存在です。

筋肉も例外ではありません。

長時間のデスクワークやスマートフォンの使用、仕事のストレスなどによって筋肉が緊張すると、血流が悪くなります。

すると筋肉へ運ばれる酸素や栄養も不足しやすくなり、

  • 肩こり
  • 首こり
  • 疲れやすさ
  • 重だるさ

などにつながることがあります。

 


整体だけでも血流は変わります

当院では、深部の筋肉のコリを丁寧に緩める施術を行っています。

施術後に

「体がポカポカしてきた」

「手足まで温かくなった」

とおっしゃる患者さんが多いのは、そのためだと考えています。

筋肉がやわらぐことで血流が改善し、体が本来の働きを取り戻しやすい状態になるからです。

 


だから高濃度酸素を組み合わせます

そこで私が考えたのが、高濃度酸素との組み合わせです。

筋肉がやわらぎ、血流が良くなった状態で高濃度酸素を吸入することで、より効率よく酸素を体内へ取り込めるのではないか。

そう考え、高濃度酸素を導入しました。

高濃度酸素は、スポーツの分野でもコンディションづくりや疲労回復のサポートとして利用されています。

当院でも、施術中にリラックスしながら吸入していただいています。

 


このような方におすすめです

高濃度酸素を組み合わせた整体は、

  • 慢性的な肩こり・首こり
  • デスクワークで疲れがたまりやすい方
  • 眼精疲労が気になる方
  • 忙しく、十分に休んでも疲れが抜けにくい方
  • リフレッシュしたい方

などにおすすめしています。

※効果の感じ方には個人差があります。

 


私が高濃度酸素を導入した理由

約30年間、延べ数万人の施術を行う中で感じてきたことがあります。

それは、多くの不調には筋肉の緊張と血流の低下が深く関係しているということです。

だから私は、筋肉を緩める施術だけで終わるのではなく、その良い状態をさらにサポートできる方法はないかと考え続けてきました。

その答えの一つが、高濃度酸素でした。

整体と高濃度酸素、それぞれの良さを組み合わせることで、患者さんの健康づくりを少しでもお手伝いできればと思っています。

 

関連記事

「ストレスが続くと、なぜ体調を崩しやすくなるのでしょう? ~筋肉・血流・自律神経の意外な関係~【シリーズ①】」

高濃度酸素や、当院の施術についてさらに詳しく知りたい方は、こちらのページもぜひご覧ください。

👉高濃度酸素のページはこちら

 

ストレスで体調を崩す理由とは? ~筋肉・血流・自律神経の関係~ 【高濃度酸素シリーズ①】

「ストレスは体に悪い。」

誰もが一度は聞いたことがある言葉です。

では、なぜストレスが続くと肩こりや疲れ、体調不良につながりやすくなるのでしょうか?

今回は、約30年間、筋肉を中心に施術を続けてきた私の考えも交えながら、できるだけ分かりやすくお話しします。

 


ストレスを感じると体は「戦う準備」をします

私たちの体は、強いストレスや緊張を感じると、身を守るための防御反応を起こします。

例えば、暗い夜道で突然物音がしたとします。

「何かいるかもしれない。」

そう思った瞬間、体には自然と力が入り、周囲に意識を集中します。

これは人間が昔から持っている大切な防御反応です。

短時間であれば問題ありません。

しかし、この状態が仕事や人間関係などのストレスによって毎日続くとどうなるでしょうか。

 


筋肉は緊張し、血流も悪くなります

ストレスが続くと、筋肉は常に力が入った状態になります。

肩や首が張る。

背中が硬い。

腰が重い。

こうした症状は、多くの方が経験していると思います。

約30年間施術を続けてきて感じるのは、慢性的な肩こりや腰痛の方ほど、深い部分の筋肉が硬くなっているケースが非常に多いということです。

筋肉が硬くなると血流も悪くなり、酸素や栄養が十分に届きにくくなります。

その結果、

  • 疲れやすい
  • 回復しにくい
  • 体が重い

と感じやすくなります。

 


自律神経にも影響すると考えられています

ストレスが続くと、自律神経にも影響を与えることが知られています。

特に緊張状態では交感神経が優位になりやすく、

  • 筋肉が緊張する
  • 血管が収縮しやすくなる
  • 心拍数が上がる

などの変化が起こります。

これが長く続くと、リラックスしにくくなり、

「疲れているのによく眠れない」

「寝ても疲れが取れない」

という状態につながる方も少なくありません。

 


免疫との関係も研究されています

近年では、自律神経と免疫の関係についても研究が進められています。

白血球には体を守るさまざまな役割がありますが、自律神経の状態によって白血球の働き方が変化する可能性も報告されています。

免疫の仕組みは非常に複雑で、まだ研究が続いている分野ですが、ストレスが長期間続くことは、体全体のコンディションに影響を及ぼす可能性があると考えられています。

 


施術中に体が温かくなる理由

施術後、

「体がポカポカしてきました。」

「手足まで温かくなりました。」

と言われる患者さんは少なくありません。

私は約30年間の施術経験から、筋肉がやわらぎ、血流が改善することで、体が本来の働きを取り戻しやすくなるためではないかと考えています。

もちろん、それだけですべての不調が改善するわけではありません。

しかし、筋肉や血流を整えることは、健康な体づくりの土台になると私は考えています。

 


まとめ

ストレスが続くと、

ストレス・緊張

筋肉が硬くなる

血流が低下しやすくなる

疲れやすさや睡眠の質の低下など、体調に影響が出やすくなる

このような流れになる方を、私はこれまで数多く見てきました。

だから私は、肩こりや腰痛だけではなく、

まず筋肉を深部からやわらげることを大切にしています。

そして、その良い状態をさらにサポートできる方法はないか。

約30年間考え続け、その一つとして導入したのが高濃度酸素です。

次回は、

「なぜ当院では高濃度酸素を取り入れているのか?」

について、できるだけ分かりやすくお話ししたいと思います。

 

 

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「なぜ当院では高濃度酸素を取り入れているのか?」【シリーズ②】

 

マッサージチェアは長く使うほど効果がある?実は逆かもしれません

昔、銭湯などに20円で動くマッサージチェアがありましたよね。

普通の椅子に背中や腰を押す突起が付いていて、数分間だけ動くあのタイプです。

最近のマッサージチェアは本当に進化しました。

リクライニング機能が付き、ローラーが背中を動き回り、腕や脚まで空気圧で刺激してくれます。

空港などにも設置されていて、待ち時間につい利用したくなる方も多いでしょう。

昔とは比べものにならないほど性能は良くなっています。

 


どうして10分くらいで止まるのでしょう?

町中のコイン式マッサージチェアを見ると、多くは約10分で終了します。

「もう少しやりたいな。」

そう感じたことがある方も多いと思います。

もちろん回転率や料金設定などの理由もあるでしょう。

しかし私は、それ以上に筋肉への刺激時間が関係していると考えています。

 


約30年間の施術経験で感じていること

私は約30年間、さまざまな肩こりや腰痛の患者さんを施術してきました。

その経験から感じているのは、

筋肉は長時間刺激し続ければ良くなるわけではない

ということです。

むしろ、同じ場所に刺激を与え続けることで、一時的には気持ち良く感じても、その後かえって筋肉が硬くなってしまう方を数多く見てきました。

 


自宅のマッサージチェアは注意が必要です

実際に問題になりやすいのは、自宅のマッサージチェアです。

テレビを見ながら。

そのまま寝てしまう。

終わってもまた動かす。

これを繰り返してしまう方が少なくありません。

すると、

筋肉が硬くなる

さらに気になる

またマッサージする

という悪循環に入ってしまうことがあります。

 


マッサージガンも同じです

最近人気のマッサージガンも同じです。

コリが強い場所だからといって、

ずっと当て続けてしまう方がいます。

しかし、強い刺激や長時間の刺激は、かえって筋肉が緊張しやすくなる場合があります。

※マッサージガンの正しい使い方については、別の記事で詳しくご紹介します。

 


実は施術でも同じ考えです

患者さんから、

「今日は2コマ続けてお願いできますか?」

と相談されることがあります。

しかし私は、お断りしています。

理由はシンプルです。

続けて施術するよりも、一度筋肉を休ませてから施術した方が効果が高いからです。

筋肉には刺激を受け止め、変化する時間が必要です。

私は約30年間の施術経験から、

続けて長時間施術するよりも、

1日〜数日空けてもう一度施術した方が、筋肉は良い反応を示すことが多い

と考えています。

 


セルフチェック

次の項目に当てはまりませんか?

□ マッサージチェアで20分以上座ることが多い

□ マッサージチェアで寝てしまう

□ マッサージガンを同じ場所に何分も当てている

□ 「長くやるほど効く」と思っている

一つでも当てはまる方は、刺激を与え過ぎている可能性があります。

 


まとめ

マッサージチェアもマッサージガンも、使い方次第では体を楽にしてくれる便利な道具です。

しかし、

「長くやればやるほど効果が高い」というわけではありません。

大切なのは、

  • 強さ
  • 時間
  • そして刺激する方向です。

私は約30年間の施術経験から、力や時間よりも「筋肉を正しく捉えること」の方がはるかに重要だと感じています。

適度な刺激と十分な休息。

その積み重ねが、筋肉を良い状態へ導く近道だと考えています。

 

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腹筋をしても、お腹は引っ込みません。

患者さんから、

「先生、お腹を引っ込めたいので腹筋を頑張っているんです。」

というお話をいただくことがあります。

テレビや雑誌でも、お腹を引き締めるために腹筋運動をしている映像をよく見かけますよね。

でも実は、腹筋運動だけでお腹の脂肪を減らすことはできません。

今回は、その理由についてお話ししたいと思います。

 

なぜ中年になるとお腹が出てくるのでしょう?

「中年太り」という言葉があります。

若い頃は気にならなかったのに、40代、50代になると急にお腹周りが気になり始める方は少なくありません。

その大きな理由の一つが、筋力の低下です。

年齢とともに筋肉量が少しずつ減ると、基礎代謝も低下します。

つまり、若い頃と同じ食事をしていても、消費するエネルギーが減るため脂肪がつきやすくなるのです。

特に手足の筋肉は年齢とともに落ちやすく、お腹周りに脂肪がつきやすくなります。

 

腹筋をしても脂肪は筋肉になりません

ここでよくある勘違いがあります。

「腹筋をすれば脂肪が筋肉に変わる」

そう思っている方が意外と多いのですが、それは違います。

脂肪と筋肉はまったく別の組織です。

脂肪が筋肉に変わることも、筋肉が脂肪に変わることもありません。

筋トレとは、筋肉に負荷をかけて筋肉を発達させる運動です。

つまり、腹筋を鍛えれば腹筋は厚くなりますが、お腹の脂肪が直接減るわけではないのです。

 

部分痩せは基本的にできません

「お腹だけ痩せたい。」

「二の腕だけ細くしたい。」

このようなご相談もよく受けます。

しかし、残念ながら部分痩せは基本的にできません。

脂肪は全身から少しずつ減っていくため、お腹だけ、二の腕だけというように狙って脂肪を落とすことは難しいのです。

 

お腹を引っ込めるために大切なこと

お腹周りをすっきりさせるためには、

  • 食事内容を見直す
  • 全身の筋肉を鍛えて基礎代謝を上げる
  • ウォーキングなどの有酸素運動を取り入れる

この3つを組み合わせることが大切です。

筋トレはとても大切ですが、脂肪を減らす主役は食事の見直しです。

その上で筋肉量を維持・向上させることで、太りにくい体づくりにつながります。

 

中高年の筋トレは少し考え方が違います

若い頃と同じような筋トレを始めると、かえって筋肉を痛めたり、コリが強くなってしまうことがあります。

特に中高年では、筋力の低下した筋肉に急激な負荷をかけるよりも、無理のない運動を継続することの方が大切です。

このあたりは少し奥が深いので、また別の機会に詳しくお話ししたいと思います。

 

まとめ

「腹筋をすればお腹が引っ込む。」

そう思われがちですが、実際はそう単純ではありません。

お腹周りを引き締めるためには、食事の見直しと全身の筋力維持、そして適度な運動を続けることが大切です。

健康的なダイエットや中高年に適した筋トレについても、施術の際にご相談いただければ、これまでの経験をもとにアドバイスさせていただきます。

 

 

中高年の筋力維持や運動については、こちらの記事でも詳しくお話ししています。
「40歳を過ぎたら筋力維持を始めましょう」

首をボキボキ鳴らすクセ、続けても大丈夫?

首や肩がこると、つい自分で首を「ボキボキ」と鳴らしてしまう方がいらっしゃいます。

施術中にも、

「先生、つい首を鳴らしちゃうんですよ。」

というお話をよく伺います。

その瞬間は少し楽になるような気がしますが、本当に続けても大丈夫なのでしょうか?

 

首を鳴らしたくなる理由

首をボキボキ鳴らしたくなる一番の理由は、首や肩にコリが蓄積しているからです。

筋肉が緊張し続けると首が重く感じたり、動かしにくく感じたりします。

その違和感を何とかしたくて、無意識のうちに首を鳴らすクセがついてしまう方は少なくありません。

 

なぜ鳴らすと楽になるのでしょう?

首を鳴らした直後に「少し楽になった」と感じることがあります。

これは骨が元の位置へ戻ったからではありません。

現在考えられている理由としては、次のようなものがあります。

  • 関節が一時的に動きやすくなる
  • 神経の働き(ゲートコントロール)によって、一時的に痛みや違和感を感じにくくなる
  • 「楽になった」という心理的な安心感(プラシーボ効果)

これらの作用によって、一時的に症状が軽く感じられることがあります。

 

でも、コリの蓄積はそのままです

ここで大切なのは、

首をボキボキ鳴らしても、首や肩に蓄積したコリが減ったわけではない

ということです。

例えるなら、警告ランプを一時的に消しただけで、原因そのものは残っている状態です。

そのため、しばらくするとまた違和感が出てきて、もう一度鳴らしたくなります。

これを繰り返しているうちに、「鳴らさないと気持ち悪い」と感じるクセになってしまう方も少なくありません。

 

鳴らし続けることには注意が必要です

一日に何度も首をボキボキ鳴らすことを長期間続けると、関節やその周囲の組織に負担がかかる可能性があります。

体は関節を安定させようとして、周囲の筋肉や靱帯を緊張させることがあります。

その結果、かえって首の動きが悪くなったり、首や肩のコリが強くなったりすることも考えられます。

「楽になるから」と繰り返していることが、結果的に悪循環になってしまうこともあるのです。

 

大切なのはコリの蓄積を減らすことです

首をボキボキ鳴らしたくなる原因は、首そのものではなく、首や肩に長年蓄積したコリにあります。

当院ではボキボキと音を鳴らす施術ではなく、筋肉の深部に蓄積したコリを一つひとつ減らしていくことを大切にしています。

コリの蓄積が減ってくると、

  • 首が動かしやすくなる
  • 肩こりが軽くなる
  • 首を鳴らしたいというクセが自然と減ってくる

という方も少なくありません。

 

まとめ

首をボキボキ鳴らすと、一時的に楽に感じることはあります。

しかし、それは根本的な改善ではありません。

本当に大切なのは、首を鳴らさなくても楽に過ごせる状態をつくることです。

そのためには、首や肩に長年蓄積したコリを少しずつ減らしていくことが重要だと私は考えています。

 

 

 

当院がボキボキする施術を基本的に行わない理由については、こちらの記事でも詳しくお話ししています。
「カイロプラクティックなのに、ボキボキしないんですか?」

肩こりについて詳しく知りたい方は、ホームページの「肩こり」ページもご覧ください。


「施術を受けたら、別の場所が気になってきた…それはなぜ?

施術を受けていただいた患者さんから、こんなお話をいただくことがあります。

「腰はずいぶん楽になったのですが、今度は肩こりが気になるようになりました。」

あるいは、

「肩こりは良くなったのですが、今度は膝が痛く感じるんです。」

「痛みが移ったのでしょうか?」

そう不安に思われる方もいらっしゃいますが、当院では痛みが移ったわけではないと考えています。

 

一番つらい場所に意識が向きます

私たちの体は、不調がいくつもあっても、一番つらい場所に意識が集中するようになっています。

例えば腰痛が強ければ腰ばかり気になりますし、肩こりが強ければ肩ばかり気になります。

しかし、だからといって他の場所にコリがないわけではありません。

実際には、腰痛で来院される方の多くが肩こりも抱えていますし、肩こりの方でも首や背中、膝などにもコリの蓄積が見られることは珍しくありません。

 

一番つらい場所が楽になると、次の場所が気になってきます

施術によって一番つらかった場所のコリの蓄積が減ってくると、それまで気にならなかった二番目、三番目の不調を感じるようになることがあります。

これは新しい痛みが出てきたのではなく、以前からあったコリの蓄積に気付くようになったということです。

患者さんからすると「痛みが移った」と感じることがありますが、実際には体の状態が悪くなったわけではありません。

 

長年のコリの蓄積は、一か所だけではありません

肩こりや腰痛は、一か所だけに起こるものではありません。

長年にわたって生活習慣や姿勢の影響を受けることで、体のさまざまな場所に少しずつコリが蓄積していきます。

そのため、一番つらい場所が改善すると、今度は次にコリの蓄積が多い場所が気になってくることがあります。

これは慢性的な肩こりや腰痛の方によく見られる経過です。

 

一つひとつコリの蓄積を減らしていくことが大切です

当院では、その場の痛みだけを追いかけるのではなく、体全体の状態を確認しながら施術を行っています。

もちろん、その日の一番つらい場所には重点的に施術を行いますが、他の部位のコリの蓄積にも目を向けながら、全体のバランスを考えて施術を進めていきます。

そして、一つひとつコリの蓄積を減らしていくことで、筋肉に余裕が生まれ、体全体が少しずつ楽な状態へと変わっていきます。

 

当院が大切にしていること

「肩が良くなったら、今度は腰。」
「腰が楽になったら、今度は首。」

このような変化があっても、必要以上に心配する必要はありません。

長年蓄積したコリは、一か所だけにあることの方が少ないからです。

当院では、一番つらい場所だけを見るのではなく、体全体のコリの蓄積を少しずつ減らしていくことを大切にしています。

それを積み重ねることで、肩こりや腰痛だけでなく、体全体が以前より軽く感じられるようになっていく方が多くいらっしゃいます。

 

 

 

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「昔のケガは、本当に治っているのでしょうか? ~筋肉が代わりに働き続けるという考え方~」

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