- 2022年09月14日
- くすのきカイロプラクティックオフィス
- 整体の考え方
![](https://kusunoki-chiro.com/wp-content/uploads/2022/09/sleep.9-300x169.jpg)
カイロプラクティックや整体というと、背骨をボキボキ鳴らして背骨の歪みやズレを矯正するってイメージがありますよね。
僕のところではそのような施術は行っていません。
カイロなのに矯正しない?って開業当時はビックリされた事もあります。
23、4年前はまだまだボキボキする整体屋さんが主流でしたから。
今でもボキボキ矯正する整体やカイロは決して少なくありませんけどね。
では、僕がどうしてボキボキ矯正をしないかというと、背骨のズレという事自体が無いからです。
世間では普通にズレや歪みを指摘する事がありますよね。
でも、それは違うのです。
先入観無く考えてみて下さい。
背骨のズレというのは、脱臼ですよね。
背骨が脱臼を起こせば半身不随、首の頸椎だと全身麻痺になると思いませんか?
また、肩関節等が脱臼した場合もその時点で炎症が起き、元に戻しても炎症の痛みは数日続きます。
仮に背骨のズレが本当にあった場合でもボキボキやって、「はい!スッキリ!」とは絶対にならないのです。
つまり、背骨のズレは存在しないという事です。
ただし、歪みは存在します。
筋肉は骨に付着していますので、その筋肉がこる事によって筋肉が収縮し、骨をも歪めるのです。
1番いい例が骨盤の歪みです。
右利きの人の場合は左足が軸足になりますので、普段立っている時は左足に体重が乗ります。
よって、左の骨盤周りの筋肉は右に比べて固まっている為筋収縮を起こし骨盤が歪んでいます。
その歪みが原因となって左の足の長さが数ミリ短いのです。
これもボキボキ矯正をするのではなく、臀部の筋肉のこりを深部から取れば自然と歪みは消えて行きます。
〈骨盤の歪みは左右の働きの違いから生ずるものなので、臀部の痛みや足のしびれが無ければ無理に正す事はないと僕は考えています。)
それでは、あのボキボキしているのは何?という話ですが、ただボキボキ鳴っているだけという答えになってしまいます。
指の関節をボキボキ鳴らしても関節がズレたり戻ったりしませんよね。
そういう事なんです。
あの音は何が鳴っているの?という話ですが、関節は関節包という膜で覆われています。
そこは液体が入っていて、関節の動きを円滑に行う働きがあります。
そこに圧を加えると関節包内の内圧が高まり液体が気化するんです。
その時の音がボキッという音として聞こえるんです。
ただそれだけの話です。
では、ボキボキ矯正は全く効果が無いかというとそんな事はありません。
一つは、関節内で液体が気化するので容積が増える為、関節の可動範囲が広がり動きやすくなります。
もう一つはゲートコントロールという神経的に痛みを遮断する効果がある事が報告されています。
それらも、気化した体液が液化する20分程度で効果は無くなります。
そしてボキボキ矯正の最大の効果がプラシーボ効果です。
つまり、ボキボキ矯正してもらう事で楽になったと暗示に掛かることです。
ボキボキ矯正をする整体屋さんがこれらの事実を知って矯正しているのがどうかはわかりませんが、施術を受ける側はこれらの事実は知っておいた方がいいと思います。
開業当時からこれらの事をホームページやブログで発信していますがなかなか広まりません?
せめて僕のところに来てくださっている方には本当の事を知っておいて頂きたいので改めて書きました?
温泉に行くと色々と効能が書いてありますね。
肩こり、腰痛、坐骨神経痛、疲労回復等々。
殆どが僕がやっている整体と効能が重なります。
自宅のお風呂では、なかなか実感が出来ない効能も温泉なら変化がわかるという方も多いかと思います。
これって気のせいなのでしょうか?
それとも何か理由があるのでしょうか?
「気分的なものだよ」という方もいますが、実はこれは化学的にも効果が証明されています。
その効果の理由は硫酸ナトリウムという成分の働きです。
43度という少し熱めのお風呂を普通の水道水と硫酸ナトリウムが入った温泉水とを用意し、入り比べる実験をしたところ、温泉水の方が長い時間入浴をする事が出来たのです。
これは何を意味するのかというと、水道水に比べて温泉水の方が水温を低く感じるという事です。
つまり温泉水の方がぬるく感じる為、水道水のお風呂よりも長くお風呂に浸かっていられ、血流がさらに良くなるのです。
何度も温泉に入ると湯あたりを起こす事がありますが、あれは筋肉の緊張が取り除かれ交感神経よりも副交感神経の方が優位に立つ事で起こる現象だと考えられます。
もっと単純に言えば、溜まった疲れが表面に出て来たという言い方でもいいのかと思います。
昔は1週間以上逗留する湯治をする方もいましたが、そうする事で精神的だけではなく肉体的にも筋肉の弛緩により、疲労を回復して行ったのです。
玉川温泉等はがん患者の方が湯治をする事で有名ですが、その効果の理由も岩から出る微量の放射線というよりは、疲労が回復し免疫機能が高まることによる効果の方が高く、がんにも効果があると言われているのではないかと思います。
免疫をつかさどるT細胞の働きが活発になるという事だと思います。
現代人は忙しく長期間湯治等は出来ませんが、筋肉のこりがない状態、つまりは自律神経(交感神経と副交感神経)が正常な状態が睡眠の質を上げ、免疫力を高め、さまざまな病気の予防にもなるという事が言えるのです。
決して肩こりや腰痛の改善だけの話ではないのです。
よくテレビ等で「〇〇配合!患部に届いて痛みを取る‼︎」って湿布薬のCMがあったりしますが、あれって本当なんでしょうか?
肩こりに湿布を貼ると肩こりが楽になるという事も聞きますがそれはどういう事なのでしょう?
そもそも湿布薬ってどういうものなのでしょう?
ちょっと考えてみましょうか。
最近はロキソプロフェンやフェルビナクなどを配合し強い鎮痛効果をうたった湿布薬が薬局等で販売されています。
CMなどを見ると患部まで浸透し痛みを取るというイメージ図が出て来ます。
あれがどうも僕には信じられない‼︎
湿布薬は水分を含んでいますがそれが皮下の痛みの原因まで届いて痛みを取るなんてハッキリ言って不可能だと思います。
多少浸透はするでしょうが、そんなに深いところまで浸透していくとは到底考えられない。
今話しているのは急性の痛みについての話です。
鋭い痛みですね。
じゃあ、肩こりが辛くて湿布薬を貼るって事もよく聞きますけど、これって効果あるのでしょうか?
肩こりや慢性腰痛の原因は筋肉のコリです。
仮に本当に浸透力があり、皮下まで入ったとしても肩こりには痛みの患部が無いんですよね。
だって筋肉の硬直した状態が痛みを出しているのですから。
じゃあ、僕の考える湿布薬の効能ってなに?って話ですが、急性と慢性とではその理由が変わって来ると考えます。
最初に書いた急性、具体的に言うとぎっくり腰や寝違え、捻挫等ですがこれは痛みに伴って患部に熱を持ちます。
炎症を起こしている状態ですね。
湿布薬を貼る事によって患部の熱を奪う消炎効果!これだけでしょうね。
そういう熱を持っている箇所に湿布薬を貼っていると数時間すると乾燥してるでしょ。
つまり熱に対してその熱を奪って炎症を押さえる働きと考えていいです。
整体をやっていてよくあるのがぎっくり腰ですが、その場合僕も「できればアイスノンノような物で冷やして下さい。それがなければ湿布薬でも構いません」という言い方をしています。
ただ、ぎっくり腰の場合痛みの患部が深いケースが多いので、足首や膝の捻挫等のように効果が必ず認められる物ではないと思いますが。
では、慢性の肩こり等に対して湿布の効果はというとハッキリ言ってありません。
でも、肩こりでも湿布薬を貼ると痛みが治まったという話を聞きますがあれは何かというと気化熱です。
湿布薬を貼るとスースーした感じがしますよね。
湿布を貼ることで皮膚の表面の熱を奪っているんですが、そのスースーする感じでコリ感が緩和した感じがするんです。
コリ感がまぎれるという事ですかね。
〇〇ヨコヨコなる商品もありますが、あれも気加熱でコリ感を紛らわすという事です。
おそらく、アルコール等の揮発性のあるものなら同じ効果が得られると思います。
あとはそれを貼った、塗った事によりこれで少しは改善するという気になるプラシーボ効果です。
案外これが大きいかもしれません。
では温湿布は?という疑問が出て来る方もいらっしゃるかもしれません。
温湿布もサーモグラフィーで見ると湿布を貼ったまわりの熱を奪っています。。
つまり、皮膚自体は温まっていません。
僕は冬場など温めた方がいいケースではホッカイロのような使い捨てカイロの使用をおすすめしています。
湿布薬が万能薬のように扱われている感がありますが、決してそうではなく使用範囲が限られるという事を覚えておいた方がいいと思います。
コリ感を紛らわすという点ではストレッチ等の方がいいと思います。
そのストレッチにも限界はありますが。
(ストレッチの限界についてはまた今度書きますね)
突然ですが、サルコペニアという言葉を聞いた事はありますか?
これは運動不足による筋力の低下を皮切りに、体の機能が低下していくというものです。
具体的に言うと、
1.外出を自粛することにより運動不足に陥る
2.運動していないので食欲がわかない
3.栄養が足りなく、運動もしないので筋力が低下する
これが悪循環となり筋力が低下し、運動機能障害を起こすというものです。
私は痩せてないから大丈夫と思われる方もいるかもしれませんが、運動していない状態で食欲が落ちなければ、サルコペニア肥満になっている可能性もあります。
基本的にサルコペニアは高齢者に対する言葉なのですが、整体的に見た時には決して高齢者だけの問題ではありません。
働き盛りの方でも、リモートワークが定着し外出の機会が減るとどうしても運動不足になりがちです。
私事ですが、最近アップルウォッチをつけて仕事をしているんですが、仕事をしている日と休みの日では総カロリー数が全く違います。
私の場合は体を使う仕事なのでなおでしょうが、普段の通勤でもそれなりの運動にはなります。
それが無くなると筋力低下やコリの原因にもなって来ます。
この2年間で特に高齢者の方では膝や腰回りの筋力低下によるコリからの痛み、それ以外の方は運動不足や同一姿勢の継続による肩こりや腰痛というところでしょうか。
弱い筋肉にいきなり負荷をかけると、固まって痛みが出ます。
徐々に慣らしながら運動をすることです。
固まったものはほぐせば、よっぽど時間が経過していなければ取り除くことが出来ます。
腰が曲がってしまった、背中が丸まってしまった、膝が痛くて歩くのがつらいという症状でも決して諦めることはないのです。
「今年身長を測ったら2センチも縮んでたんですよ~」と患者さんがおっしゃったんです。
「身長が縮む理由ご存知ですか?」と聞くと「背中が丸まるからですか?」との返答を頂きました。
うーん、全く外れではないですが、それで2センチも縮みます?
答えをお教えしたら「へ~!」との事。
「みなさん知らないと思うので教えてあげてください。」と言われたので今こうして書いています(笑)
答えを言う前に、どうして身長が縮むのかみなさん考えてみてください。
背中が丸まったり、膝が曲がっても身長を測る時は背筋を伸ばして測りますから、数ミリ程度低くなることはあっても数センチという事は考えにくいですよね。
では答えですが、
答えは椎間板なんです。
背骨には椎間板がいくつもあります。
この椎間板はほとんどが水分で出来ています。
年齢と共に水分が減っていくことでそれぞれの椎間板の間隔が狭くなり、身長が縮んでいくのです。
そういう僕も学生時代は179.8センチあった身長が今では178センチを少し切るくらいになっています。
きんさんぎんさんの姉妹も若い時は160センチ後半の身長があったというのを聞いたことがあります。
腰が曲がっていたのもありますが、とても小さく見えますよね。
予防方法は?と言われてもこればかりは本当の加齢による現象なので予防方法はありません。
少しでも記録上だけでも高く保とうとすれば、前の晩に水を大量に飲んで朝起きてすぐ測れば一日の中で一番高い身長を測ることが出来ますよ。
今年の冬は寒いですね。
年が明けてから2週間くらい施術をさせて頂いていますが、肩こり等が強めに出ている方が多いように思います。
みなさん気を付けて下さいね。
この2週間で寝違いを起こしたという方が何人かいらっしゃいました。
寝違いについてもどういう原因で起こっているのか一般にはあまり言われていないのでちょっと書いていきますね。
寝違いを考えた時に、ぎっくり腰との違いは何?という事ですが、どちらも筋肉繊維の損傷で炎症を伴う痛みという点では類似します。
違いと言えば、寝ている時に起こすのか朝起きた後に起こすのかの違いでしょうか。
では寝違いはどのような経緯で発症するのでしょう。
寝違いは寝ている時に発症します。
大体が朝方なのですが、その原因は身体が起きる準備をする為に伸びをします。
その伸びには凄い力が加わります。
こむら返り等も朝起きる準備の伸びをした時が多いですよね。
普段起きている時、足に力を入れたくらいで足攣らないでしょ。
歯軋りなども起きている時にはどんなに力を入れても歯軋りは出来ませんよね。
それくらい寝ている時には強い力が加わるのです。
その力が加わった時に筋肉が硬い状態だと筋肉を痛めてしまって炎症を起こし寝違いの症状を発症するのです。
以前、ぎっくり腰の原因を書いた時にも同じことを書きましたが、寝ている時は心臓の動きもゆっくりになるので凝っている部分はより固まる方向に行きます。
今年のように寒く、コリが増す状態だと寝違いのリスクも上がるのです。
あと寝違いの場所は首だと思っている方が多いですが、首ではなく背中の上部の筋肉を痛めて起こります。
首を動かす時には背中の上部の筋肉も連動して動くので、そこが炎症を起こせば首が動かなくなります。
ですから首を痛めたと錯覚してしまうのです。
では、寝違いを起こした時にはどのような対応をすればいいのでしょう?
基本的には筋肉の炎症なので冷やすのが正解です。
ほとんどの方が湿布を貼ると思いますが、湿布を貼る場所は先程書いた通り首ではなく肩甲骨の内側の上部です。
炎症期に患部に触ってはダメと一般的には言われますが、首周りや背中の筋肉を弛緩させる事で痛みはある程度軽減するので整体の施術を受けていいと思います。
ただ、炎症を起こしていますので完全に痛みが消えるのはその炎症が治まってからです。
炎症が治った時点でしっかりと筋肉の深部からコリを取り除き、寝違いを起こしにくい身体にしていく事です。
深部からのコリが無くなれば普段の肩こりや首の違和感もなくなりますからね(^^)
人の体は左右対称ではありません。
利き目があり、利き手があり、利き足があります。
最近は「左右対称に」という意見を聞きますが、元々が左右で働きが違うので左右非対称が当たり前ということが言えます。
その差を縮めることは悪いことではないですが、対称にというのはいかがなものかと僕自身は思います。
左右で働きが違うものを変えてしまうと必ず弊害が起きます。
利き手や利き目がを変えるというのはよっぽど意識しなければ出来ませんが、利き足を変える、もしくは変わってしまうというのは日常の中でよくある事です。
一般的に右利きの人は右足が利き足になり、左足が軸足となります。
普段、何気なく立っている時右利きの人は左足に体重を乗せて立っている場合が多いのはそういうわけです。
ですから、常に体重が乗っている左の臀部や腿まわりは右に比べてコリやすいのです。
しかし、この軸足がひょんな拍子に変わってしまう事があります。
例えば、若い時に足首の捻挫をした、膝の靭帯を痛めたなど、軸足側を痛めた場合利き足に体重を乗せて生活せざるを得ません。
この場合、足首や膝の痛みが治っても利き足に体重を乗せる癖がついてしまい、利き足が軸足も兼ねるようになるのです。
本人は全く気付いていないので、何十年も軸足と利き足が片方の足で兼ねる事になり、負担が増えコリが蓄積していきます。
僕のところにいらっしゃる方でもそういう方は少なくありません。
顕著な症状は臀部の張りからくる坐骨神経痛と膝の痛み、腰痛などです。
本来であれば、軸足と利き足で分担しているものが片側だけに負担を掛け、何年も過ごした結果です。
そういう場合は、長年に渡っての疲労の蓄積で深部から固まっていますので、深い所からのコリを取り除き、軸足を元に戻し再発を防止します。
何気なく立っている時にどちらの足に体重が乗っているか少し意識してみてください。
もし、利き足側に体重が乗っている場合には身体全体のバランスが崩れており、いずれ上にあげた症状が出てくる事が考えられます。
ぎっくり腰を起こすシチュエーションを想像してみて下さい。
どのような場面を想像しますか?
顔を洗っていて、歯を磨いていて、物を拾おうとして、ソファーから腰を上げた瞬間、くしゃみをした拍子、ラジオ体操をしていて等々。
パッと思いつくのは特に重い物を持ったわけではないのにぎっくり腰を起こすものばかりです。
なぜこのようなちょっとした日常生活の動作で起こすのでしょう?
元々腰に柔軟性があればぎっくり腰を起こす事はありません。
その証拠に子供がぎっくり腰を起こしたという話は聞いたことがないはずです。
長年の座り方や運動不足などで腰の筋肉が硬くなりちょっとした拍子にぎっくり腰を起こしてしまうのです。
ぎっくり腰とは骨や関節の問題ではなく筋肉を痛めてしまっての炎症ですから柔軟性があればぎっくり腰を起こすリスクは格段に下がります。
上にあげたようなちょっとした拍子に起こすぎっくり腰には起こしやすい時間帯があるというのはご存知でしょうか?
顔を洗っていてや歯を磨いていてに代表されるようにぎっくり腰は朝起こすリスクが他の時間帯と比べて格段に高いのです。
眠れば疲れが取れ身体が回復すると思われるでしょう。
一般的にはそうなのですが、普段からコリが酷くある場所はそうではなく、朝起きた時にコリが増しているということが起こります。
寝ている時は心臓の動きもゆっくりとなり血流は起きている時よりもゆっくりとなります。
言い換えれば血流が悪くなっているので慢性的にコリが強い場所はコリが増す方向に行くのです。
寝起きに腰が痛いとか肩こりが強く出てしまうのはその為です。
決して布団や枕のせいではなく、慢性的に腰や肩が凝っているという事なのです。
朝、腰が重いという症状が出る方も2〜3時間で軽減する事が多いのは血流が良くなり腰のハリが多少緩和するからですが、逆に言えばぎっくり腰を起こすリスクとしてはその2〜3時間が危険な時間帯と言えます。
ネコ体操のように上半身の重さを加えないストレッチやカイロなどを貼って最初に腰を温めてから動くという工夫が必要になります。
そして根本からぎっくり腰のリスクを下げるには腰の深部からコリを取り除き柔軟性をつけるしか方法が無いというのが現実です。
COVID-19への措置として社会的にリモートワークの推奨が叫ばれましたが、その結果肩・首・背中・腰にコリの症状や痛みにまで発展した人が少なくないように思います。
元々、職場でもノートPCではあったと思いますが自宅では机や椅子が仕事用にはなっておらず食卓で仕事をしたり床に座って仕事、ひどいケースではベッドの上で仕事をしていたという話も聞きました。
職場でノートPCを使っていても肩や首、背中に負担が掛かるのに自宅の環境だとさらに拍車が掛かってしまいます。
今後はリモートワークも一般的になって行くでしょうからデスクと椅子を買ってという人もいるかもしれませんが、日本の住宅事情を考えた時にそんなスペースがあるのか?
という疑問も出て来ます。
その前に仕事用のデスクや椅子を揃えたところでノートPC自体がコリを助長させやすい代物だという事も言えます。
出来ればデスクトップを使いたい。
デスクトップなら目線も水平に保てるのでずっと下を向き続ける事はない。
モニターを覗き込む事と肩をすくめる事を注意すればコリはそこまでひどくは出ません。
でも今更デスクトップなんて置けるわけもない。
で、あればノートPCで同じ状況を作ってあげればいいと言えます。
今はこのようなノートPC用の台が売っています。
ここにノートPCを置けばいいのです。
でも、そうするとキーボードを打つのに腕がずいぶん上がってしまいその状態が続くと肩こりや背中のコリが出て来てしまいます。
そこで使いたいのがBluetoothで接続するキーボードです。
これなら目線は水平を保て、腕も下げられます。
有線のようにサクサク打てない場合もありますが、少なくてもそのままひどい姿勢で長時間仕事をするよりははるかに体へ対する負担は軽くなると思います。
肩や首のコリを我慢していると頭痛が出たり、腕が痺れたりという二次的な症状を引き起こします。
そうなると深部のコリを取り除くしか改善方法は無くなってしまいます。
そうならないように日々の姿勢には気をつけて仕事をして行きましょう。
診療時間:9:00~20:00
休診日:火曜・祝祭日
駐車場:なし(近くにコインパーキング有)
当院の施術を受けて頂きやす
いように初回限定クーポンを
ご用意しております。
バナーをクリックして印刷して
お持ちください。