目からうろこの整体コラム

冬になると肩こり・腰痛・膝痛が悪化する理由とは?

冬になると、

「肩こりがいつも以上につらい…」

「腰痛が悪化した気がする…」

「膝の痛みが強くなる…」

そんな経験はありませんか?

寒くなると「年齢のせいかな」「冬だから仕方ない」と思われる方も多いのですが、寒い季節には筋肉への負担が増え、症状が強くなりやすい理由があります。

今回は、冬に肩こりや腰痛、膝痛が悪化しやすい理由と、自宅でできる簡単な対策についてお話しします。

 

寒さだけが肩こりや腰痛を作るわけではありません

寒くなると、私たちは無意識に肩をすくめたり、体を縮めたりします。

外を歩いている時などを思い浮かべてみてください。

寒い日は自然と肩が上がり、首をすくめ、体全体に力が入っていませんか?

この状態では、首や肩、背中などの筋肉がいつも以上に働くことになります。

ただ、私は寒さだけが肩こりや腰痛を作っているわけではないと考えています。

慢性的な肩こりや腰痛がある方では、それまでの長期間の負担によって筋肉の深部にコリが形成され、少しずつ蓄積しています。

すでに筋肉の余裕が少なくなっているところへ、寒さによる筋肉の緊張がさらに加わる。

そのため、冬になると肩こりや腰痛をいつも以上に強く感じる方がいるのだと考えています。

寒くなると筋肉への血流も低下しやすくなります

寒くなると、体は体温を逃がさないように皮膚の血管を収縮させます。

さらに、先ほどお話ししたように寒さによって体に力が入り、筋肉も緊張しやすくなります。

もともと深部に強いコリがある方では、こうした寒さによる変化が加わることで、いつも以上に筋肉の硬さや重さを感じることがあります。

これは腰でも同じです。

寒い日に体を縮めたり、腰周辺に力を入れた状態が長く続けば、すでにコリが蓄積している腰の筋肉にはさらに負担が加わります。

膝についても、もともと太ももや膝周辺の筋肉に強いコリがある方では、寒さによって筋肉がさらに硬くなることで、動きにくさや痛みを強く感じることがあります。

冬の対策は「冷やさないこと」

そこで冬の肩こりや腰痛対策として私がおすすめしているのが、

「筋肉を冷やさないこと」

です。

「温シップを貼っています」

という方も多いのですが、私は約30年間の施術経験から、慢性的な肩こりや腰痛では、使い捨てカイロなどでしっかり保温した方が楽に感じる方が多いという印象を持っています。

もちろん、感じ方には個人差があります。

肩こりには肩甲骨周辺を温める

肩こりがある方には、肩甲骨の内側、やや上のあたりを冷やさないようにすることをおすすめしています。

貼るタイプの使い捨てカイロを衣類の上から使用すると、肩周辺を保温することができます。

特に屋外にいる時間が長い方は、マフラーなどで首元を冷やさないことも大切です。

寒さによって無意識に肩をすくめ続けないようにすることも意識してみてください。

腰痛には腰周辺の保温を

腰痛がある方も、腰周辺を冷やさないようにしてみてください。

貼るタイプの使い捨てカイロなどを衣類の上から使用し、腰周辺を保温するのも一つの方法です。

特に慢性的な腰痛がある方では、もともと腰や臀部の深部にコリが蓄積しています。

冬はそこへ寒さによる筋肉の緊張が加わりますから、普段以上に腰を冷やさないことを意識するといいでしょう。

膝痛には保温性のあるサポーターも

膝は肩や腰と違い、使い捨てカイロを使いにくい場所です。

そのため、ウール素材など保温性の高いサポーターを利用するのもいいと思います。

膝そのものだけでなく、太ももやふくらはぎなど、膝を支えている筋肉を冷やさないことも大切です。

カイロを使う時は低温やけどに注意してください

使い捨てカイロは便利ですが、一つ注意があります。

背中や腰などに貼ったまま眠ってしまうと、長時間同じ場所が温められたり、体重で押さえつけられたりすることで、低温やけどを起こすことがあります。

そのため、カイロを貼ったまま就寝することは避け、日中の活動時に使用してください。

また、肌へ直接貼らず、必ず製品に書かれている使用方法を守って使いましょう。

「寒いから仕方ない」と諦めないでください

冬になると肩こりや腰痛、膝痛が強くなる方は少なくありません。

ただ私は、寒さだけが原因なのではなく、もともと長期間の負担によって深部にコリが蓄積しているところへ、寒さによる筋肉の緊張が加わることで症状が強くなると考えています。

ですから冬は、

体を冷やさない。

筋肉を温かく保つ。

寒さで体に力が入りすぎないようにする。

こうしたちょっとした工夫も大切です。

そして、すでに慢性的な肩こりや腰痛、膝痛がある方は、保温するだけではなく、長年かけて筋肉の深部に蓄積してきたコリを少しずつ減らし、筋肉に余裕を取り戻していくことも大切だと私は考えています。

「冬だから仕方ない」と我慢せず、寒い季節だからこそ体を冷やさないようにして、上手に冬を乗り切っていきましょう。

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朝起きると肩こりや腰痛がひどい…その原因とは?

「朝起きると肩がガチガチ…」

「寝る前より腰が痛くなっている…」

このような経験はありませんか?

こうした症状があると、多くの方は

「枕が合わないのかな?」

「マットレスが悪いのかな?」

と考えます。

もちろん寝具が影響するケースもありますが、私は約30年間の施術経験から、寝具そのものが主な原因であるケースは、それほど多くないと感じています。

では、なぜ朝になると肩こりや腰痛が強くなるのでしょうか?

朝に症状が強くなる理由

朝起きた時に肩こりや腰痛がひどくなる方の多くは、もともと慢性的なコリを抱えています。

夜眠っている間は活動量が減り、心拍数もゆっくりになります。

そのため筋肉への血流は日中より少なくなり、慢性的にコリがある筋肉はさらに硬くなりやすい状態になります。

その結果、

「朝起きた時が一番つらい」

という状態になるのです。

時間が経つと楽になるのはなぜ?

「朝は痛いのに、お昼頃には楽になってくる。」

このような方も多いのではないでしょうか。

起床後は体を動かし始めることで血流が徐々に改善し、硬くなっていた筋肉が少しずつ柔らかくなります。

そのため、朝感じていた肩こりや腰痛も軽くなっていくのです。

ぎっくり腰が朝に多い理由

ぎっくり腰は、朝から午前中に起こることが少なくありません。

私はその理由も、朝の筋肉の硬さが関係していると考えています。

慢性的にコリがある筋肉は、朝は特に硬くなっています。

その状態で、

  • 顔を洗う
  • 靴下を履く
  • 荷物を持ち上げる

といった何気ない動作をした時に、筋肉へ急な負担がかかり、ぎっくり腰につながることがあります。

そのため、朝は特に無理な動きをしないよう注意することが大切です。

改善の目安は「朝」です

施術を続けている患者さんにも、私はよくお話ししています。

朝起きた時の症状は、改善の一つの目安になります。

朝の肩こりや腰痛が少しずつ気にならなくなってきたら、それだけ深部のコリも改善してきていると私は考えています。

逆に、

「朝だけはまだつらい」

という場合は、深部のコリがまだ残っているサインかもしれません。

朝の痛みを当たり前にしないでください

「朝だけだから大丈夫。」

そう思っている方も少なくありません。

しかし、朝に症状が強く出るということは、慢性的なコリが積み重なっている可能性があります。

放っておくと、肩こりや腰痛がさらに悪化したり、ぎっくり腰などを起こしやすくなることもあります。

朝の肩こりや腰痛が続いている方は、「寝具が悪い」と決めつける前に、一度筋肉の状態にも目を向けてみてください。

慢性的なコリを改善することが、朝のつらさを軽減する近道になると私は考えています。

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中指の痛みの原因は、中指ではありませんでした

「中指に違和感があるんです。」

現在、肩こりと首こりの施術で来院されている私と同年代の女性患者さんから、このような相談を受けました。

詳しくお話を伺うと、約半年前から左手の中指に違和感があり、手首を反らすと痛みが出るとのことでした。

すでに3件ほど整形外科を受診し、レントゲン検査やリウマチの検査も受けたそうですが、特に異常は見つからず、湿布を処方され「安静にしてください」と言われただけだったそうです。

肩こりと首こりが改善してきたこともあり、

「先生だったら、この中指の痛みをどう考えますか?」

と相談してくださいました。

半年前に何があったのでしょうか?

私はまず、

「違和感が出る前に、何か普段と違うことをしませんでしたか?」

とお聞きしました。

すると、

娘さんの引っ越しを手伝い、荷造りの際に、中指と親指を使って大量の荷物を結んでいたとのことでした。

このお話を聞いた時点で、私は原因がおおよそ見えてきました。

原因は前腕の筋肉でした

私の臨床では、指や手首の痛みは、痛い場所そのものではなく、前腕の筋肉のコリが関係しているケースを数多く経験しています。

実は、指を動かしている筋肉は指にはありません。

その多くは前腕にあり、そこから伸びる腱が指を動かしています。

スター・ウォーズを見るとよく分かります

少し話はそれますが、映画**『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』**で、ルーク・スカイウォーカーが義手を装着する場面があります。

指を動かすたびに、前腕部分の機械が連動して動いている描写があります。

あのシーンを見ると、

「指を動かす仕組みは前腕にある」

ということが、とてもイメージしやすいと思います。

もちろん人体と機械は同じではありませんが、前腕の筋肉が指の動きに大きく関わっていることを理解する一つの例として、私はよく思い出します。

前腕を施術すると…

実際に前腕の筋肉を施術したところ、

中指の違和感は軽減し、手首を反らした時の痛みはなくなりました。

ただし、一度の施術で改善したのは表面の筋肉が緩んだ部分です。

深部のコリはまだ残っているため、このままでは再発する可能性があります。

今後、深部のコリまでしっかり改善していけば、さらに安定した状態になると考えています。

痛い場所と原因は違うことがあります

肩こりや腰痛だけではありません。

「指が痛い」

「手首が痛い」

という場合でも、原因が痛い場所とは別の筋肉にあることは少なくありません。

もちろん、指や手首の痛みの中には、骨折や腱の損傷、関節の病気など医療機関での診断が必要なケースもあります。

しかし、検査では大きな異常が見つからないにもかかわらず症状が続いている場合には、筋肉の状態が関係している可能性も考えられます。

痛みがなかなか改善しない時は、「痛い場所」だけでなく、「原因がある場所」にも目を向けてみることが大切です。

肩こりや腰痛以外の症状でも、気になることがありましたらお気軽にご相談ください。

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子どもの肩こりが増えています。その原因とは?

「子どもでも肩こりになるんですか?」

最近、このような質問を受けることが増えました。

実は私の整体院にも、小学生や高校生の患者さんが来院されています。

一昔前であれば、「子どもが肩こりなんて」と驚かれたかもしれません。しかし今では、「子どもに肩を揉んでと言われる」「私が肩を揉んであげています」という親御さんの話も珍しくありません。

なぜ近年、子どもの肩こりがこれほど増えてきたのでしょうか。

 

運動不足による体力・筋力の低下

私は、その大きな要因の一つが運動不足による筋力の低下ではないかと考えています。

もちろん野球やサッカーなど、クラブ活動で体を動かしている子どももいます。

しかし、私たちが子どもの頃のように、毎日外で走り回って遊ぶ子どもは本当に少なくなりました。

道路では車の危険があり、防犯上の理由から子どもだけで遊ばせる機会も減っています。

公園へ行っても、みんなで体を動かすのではなく、ベンチに座って通信ゲームをしている光景を見かけることもあります。

筋肉は使わなければ十分に発達しません。

首や肩を支える筋肉が十分に発達していなければ、長時間同じ姿勢を続けた時の負担も大きくなります。

そして、そのような負担が長期間続けば、子どもであっても首や肩の筋肉の深部にコリが形成され、少しずつ蓄積していきます。

子どもを取り巻く生活環境の変化

もう一つ大きいのが、生活環境の変化です。

  • ゲーム
  • スマートフォン
  • タブレット
  • 習い事

今の子どもたちは、私たちが子どもの頃とは比べものにならないほど、座って過ごす時間が長くなっています。

ゲームやスマホは眼精疲労を起こしやすく、首や肩への負担も大きくなります。

さらに塾や習い事では、長時間机に向かう時間が増えます。

こうした生活が毎日のように続けば、首や肩の筋肉には長期間にわたって負担がかかり続けます。

その結果、筋肉の深部にコリが形成され、それが少しずつ蓄積していくことで、子どもでも肩こりを感じるようになると私は考えています。

わが家でも同じことが起きています

実は、これは患者さんだけの話ではありません。

高校2年生の娘も、肩がつらくなると「肩を押して」と言ってきます。

小学5年生の息子は肩こりの自覚はありませんが、実際に肩を触ってみると、すでに筋肉は硬くなっています。

自分の子どもたちを見ていても、子どもの肩こりは決して特別なことではなくなってきたと感じています。

これからさらに増えていくかもしれません

ゲームやスマホの時間は家庭である程度調整できます。

しかし、塾や習い事は将来のために必要なことも多く、簡単に減らすことはできません。

そう考えると、今後はこれらが子どもの肩こりを引き起こす大きな要因になっていく可能性があります。

私は約30年間、多くの患者さんを施術してきましたが、近年は肩こりの低年齢化を強く感じています。

子どもだから肩こりにならない時代ではありません。

大人と同じように、子どもでも首や肩への負担が長期間続けば、筋肉の深部にはコリが形成され、蓄積していきます。

もしお子さんが首や肩を気にする様子があったり、「疲れた」「頭が重い」と訴えることが増えてきたら、一度肩や首の状態にも目を向けてあげてください。

子どもの頃から筋肉の状態を整え、コリを蓄積させないようにすることは、大人になってからの肩こり予防にもつながると私は考えています。

 

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スマホ首は、本当にスマホだけが原因なのでしょうか?

パソコンが一般家庭に普及して約20年。私は約30年間、多くの患者さんを施術してきましたが、この間に肩こりや首こりの「出方」は大きく変わってきたと感じています。

パソコンが広く使われる以前は、肩こりは男性より女性に多く、右肩より左肩が凝る方が目立ちました。

ところが、長時間のパソコン作業やマウス操作が当たり前になるにつれ、男女差はほとんどなくなり、今では右肩のコリが強い方が増えています。

そして、この2〜3年でさらに変化を感じるようになりました。

それが**「スマホによる首のコリ」**です。

パソコンとスマホではコリ方が違います

パソコンを長時間使用する方は、姿勢の影響に加え、眼精疲労が強く出やすいため、首の上部が硬くなり、頭痛につながるケースが多く見られます。

一方、スマホを長時間見続ける方は、首全体にコリが広がり、とくに首の下部まで強く硬くなる傾向があります。

この状態が悪化すると、

  • 手のしびれ
  • 肩甲骨の内側の痛み

といった症状へ変化していくことがあります。

MRIやレントゲンで異常が見つからない理由

私は、このような症状の多くは神経そのものではなく、**筋肉の深部にできたトリガーポイント(深部のコリ)**が関連痛を引き起こしていると考えています。

そのため、MRIやレントゲンを撮っても異常が見つからないケースは少なくありません。

もちろん、すべての手のしびれや肩甲骨の痛みが筋肉だけで説明できるわけではありません。実際には頸椎や神経の病気が隠れている場合もありますので、そのような可能性は医療機関で確認することが大切です。

しかし、検査で大きな異常が見つからないにもかかわらず症状が続く方の中には、筋肉のコリが大きく関係しているケースを、私は日々の施術で数多く経験しています。

スマホを見る姿勢が首に負担をかけます

電車の中を見渡すと、多くの人が頭を前に倒してスマホを見ています。

頭は5kg前後あると言われています。

その重い頭を前に倒した状態では、首から背中にかけての筋肉が常に支え続けなければならず、筋肉は休むことができません。

この状態が続けば、首や肩のコリが強くなるのは当然です。

特に首の前側や付け根付近にトリガーポイントができると、手のしびれや肩甲骨内側の痛みとして現れることがあります。

根本的に改善するには

症状の原因が深部のコリであれば、そのコリを取り除くことで改善が期待できます。

逆に、一時的に痛みやしびれが軽くなったとしても、深部のコリが残ったままであれば、再び症状が出やすい状態は続いてしまいます。

私の臨床では、深部まで硬くなったコリが自然に消えていくことはほとんどありません。

だからこそ、症状だけではなく、その原因となっている筋肉の状態を改善することが重要だと考えています。

スマホ首=ストレートネックなのでしょうか?

最近では「スマホ首がストレートネックを作る」という説明をよく目にします。

しかし、この点については、私は少し違う考えを持っています。

筋肉が硬くなることで首に負担がかかることは十分考えられますが、それだけで首の生理的なカーブが失われるほど変化するとは、私自身は考えていません。

この点については様々な考え方があり、施術者によって意見が分かれるところでもあります。

私は約30年間の施術経験から、まず注目すべきなのは首の形よりも、筋肉の深部のコリを改善することだと考えています。

まとめ

スマホは現代生活に欠かせないものです。

だからこそ、「使わないようにしましょう」という話ではありません。

大切なのは、長時間同じ姿勢を続けないこと。

そして、すでに首のコリや手のしびれ、肩甲骨の痛みが出始めている場合は、症状だけでなく、その原因となっている筋肉の状態にも目を向けてみてください。

スマホを使う人が増え続ける限り、このような首のコリや二次的な症状は、これからさらに増えていくのではないかと私は感じています。

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首をボキボキ鳴らす癖、本当に大丈夫ですか?

首を自分でボキボキ鳴らす癖がある方はいませんか?

鳴らした瞬間は首がスッキリしたような感覚になりますよね。

そのため、「気持ちがいいから」と何度も鳴らしてしまう方も少なくありません。

実は私も、学生時代は首を鳴らす癖がありました。

今思い返すと、一日に何回鳴らしていたのかわからないほどです。

しかし整体の仕事に携わるようになり、首を鳴らすことのリスクを知ってからは意識してやめるようになりました。

癖になっていたので完全にやめるまでには時間がかかりましたが、気を付け続けることで一年ほどで自然と鳴らさなくなりました。

 

首を鳴らすと気持ちが良い理由

パソコンやスマートフォン、仕事中の姿勢などによって首の筋肉に長期間負担がかかり続けると、筋肉の深部にはコリが形成され、少しずつ蓄積していきます。

こうして首の筋肉に余裕がなくなってくると、首の重さや動かしにくさ、違和感などを感じるようになり、「首を動かしたい」「ボキボキ鳴らしたい」と感じる方もいます。

実際、鳴らした後はスッキリしたような感覚になります。

これはホームページでもご紹介していますが、「ゲートコントロール」という働きによって、一時的に痛みや違和感が軽減されるためだと考えられています。

しかし、その効果は長く続くものではありません。

首を鳴らしたからといって、長期間の負担によって深部に蓄積したコリがなくなったわけではないからです。

そのため、しばらくするとまた首が気になり、何度も鳴らしたくなってしまいます。

ボキッという音は何なのでしょうか?

関節は「関節包」という袋に包まれ、その中には関節液が入っています。

この関節に急な力が加わることで、関節液の中に気泡が発生し、その現象が「ボキッ」という音になると言われています。

そのため、鳴らした直後は関節が軽く動くような感覚になることがあります。

しかし、その状態は永続的なものではありません。

時間が経つと元の状態に戻るため、再び鳴らしたくなってしまいます。

この繰り返しが癖になってしまうのです。

何度も鳴らすことが問題です

一度や二度鳴らしたからといって、すぐに大きな問題になるわけではありません。

しかし、一日に何度も何度も首を鳴らす習慣が続くことはおすすめできません。

私自身も以前はその状態でした。

「気持ちいいから、また鳴らす。」

これを繰り返してしまうのです。

私は長年の施術経験から、首をボキボキ鳴らす癖はできるだけやめた方が良いと考えています。

そして大切なのは、なぜ首を鳴らしたくなるのかということにも目を向けることです。

首を鳴らして一時的にスッキリしても、それまで長期間かけて筋肉の深部に蓄積してきたコリが取れたわけではありません。

何度も鳴らして一時的に楽にするのではなく、首を鳴らしたくなるほど蓄積している筋肉のコリを少しずつ改善していくことが大切だと私は考えています。

まとめ

首をボキボキ鳴らすと、一時的に楽になったように感じることがあります。

しかし、その気持ち良さが癖となり、一日に何度も鳴らしてしまう方も少なくありません。

その背景には、長期間の負担によって首の筋肉の深部に蓄積してきたコリが関係していることもあります。

私自身も以前は首を鳴らす癖がありましたが、整体の仕事に携わるようになってからやめました。

もし首を鳴らすことが習慣になっている方は、ただ鳴らすのを我慢するだけではなく、なぜ首を鳴らしたくなるほど首の筋肉が硬くなっているのかにも目を向けてみてください。

長期間かけて蓄積したコリを少しずつ減らし、首の筋肉に余裕を取り戻していくことが大切だと私は考えています。

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ぎっくり腰は、なぜ朝に多いのでしょうか?

「ぎっくり腰(急性腰痛)」を経験したことはありますか?

突然腰に激痛が走り、その場から動けなくなってしまう…。

数日間寝たきりになったり、少し動くだけでも恐る恐るになってしまったりと、本当につらい症状ですよね。

では、ぎっくり腰は腰で何が起きているのでしょうか。

私は約30年間の施術経験から、多くのぎっくり腰は筋肉を痛めることで起こると考えています。

患者さんにはよく、

「腰に寝違えが起きたようなものだと思ってください。」

とお話ししています。

 

ぎっくり腰は朝に起こりやすい

実は、ぎっくり腰には起こりやすい時間帯があります。

それはです。

なぜだと思いますか?

慢性的な腰痛がある方では、長期間の負担によって腰の筋肉の深部にコリが形成され、少しずつ蓄積しています。

コリが蓄積していくと、筋肉は次第に柔軟性や余裕を失っていきます。

さらに寝ている間はほとんど体を動かさないため、もともと深部にコリが蓄積している方ほど、朝起きた直後は腰が固まった状態になります。

その状態で、

  • 顔を洗おうと前かがみになった時
  • 靴下を履こうとした時
  • ソファから立ち上がろうとした時

このような何気ない動作をした時に筋肉へ急な負担がかかり、ぎっくり腰の最後のきっかけになることがあります。

つまり、顔を洗ったり靴下を履いたりしたことだけが原因なのではありません。

それまで長期間にわたって腰の筋肉へ負担がかかり、深部にコリが蓄積して筋肉の余裕が少なくなっていたところへ、何気ない動作が最後のきっかけとして加わったと私は考えています。

一方、午後以降に起こるぎっくり腰は、重い物を持ち上げた時など、大きな負荷がかかった場面で起こることが多い印象です。

痛みは時間が経ってから強くなることもあります

ぎっくり腰というと、

「グキッ!」

という瞬間に、その場へ倒れ込んでしまうイメージを持つ方も多いでしょう。

もちろん、そのようなケースもあります。

しかし実際には、

「ピキッと違和感があっただけなのに、時間が経つにつれて痛みが強くなり、翌朝には動けなくなってしまった。」

というケースも少なくありません。

これは、筋肉を傷めたあとに炎症が広がっていくためです。

温めるより、まずは冷やしましょう

ぎっくり腰になると、

「温めた方がいいのでは?」

と思われる方も多いのですが、受傷直後は炎症を抑えることが大切です。

そのため、まずは患部を冷やすことをおすすめします。

湿布でも構いませんが、可能であれば保冷剤やアイスノンなどをタオルで包み、患部を冷やす方が効果的です。

また、炎症が強い間は長時間の入浴も控えた方がよいでしょう。

一般的には炎症は約72時間続くと言われていますので、最初の2〜3日間は無理をせず、炎症を落ち着かせることを優先してください。

痛みが治まっても終わりではありません

痛みが軽くなると、

「もう治った。」

と思ってしまう方も少なくありません。

しかし、炎症が治まったからといって、腰の筋肉が元の状態に戻ったわけではありません。

ぎっくり腰を起こす以前から、長期間の負担によって筋肉の深部に蓄積していたコリは残っています。

さらに、ぎっくり腰で傷めた部分や、それをかばって働いていた周囲の筋肉にも硬さが残ります。

私は約30年間の施術経験から、こうした状態をそのままにしていると、慢性腰痛へ移行したり、ぎっくり腰を繰り返しやすくなったりすると考えています。

だからこそ、痛みが落ち着いた後に筋肉の状態をしっかり整え、深部に蓄積したコリを少しずつ取り除いていくことが、再発予防につながると考えています。

まとめ

ぎっくり腰は突然起こるように見えますが、私はその背景に、長期間の負担によって腰の筋肉の深部に形成・蓄積してきたコリがあることが多いと考えています。

コリが蓄積して筋肉の柔軟性や余裕が少なくなり、さらに睡眠中に長時間体を動かさないことで、朝は腰が固まった状態になります。

そこへ前かがみになるなどの何気ない動作が加わり、それが最後のきっかけとなって、ぎっくり腰を起こすことがあります。

そして大切なのは、

「痛みが引いた=腰が元の状態に戻った」ではない

ということです。

痛みが落ち着いた後も、以前から深部に蓄積していたコリや、傷めた部分をかばって働いた周囲の筋肉の硬さは残っています。

ぎっくり腰を繰り返している方や、腰に不安を抱えている方は、痛みだけではなく、その背景にある筋肉の状態にも目を向けることが大切だと私は考えています。

 

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「背骨のズレ」は本当にあるのでしょうか?

~当院がボキボキ矯正を行わない理由~

「先生、以前ほかの整体院で『背骨がずれていますね』と言われたことがあるんです。」

このようなご相談を受けることがあります。

整体院や接骨院で、

「背骨がずれています。」
「骨盤がずれています。」

と言われた経験のある方も多いのではないでしょうか。

また、テレビなどでは整体師が背骨をボキボキと鳴らし、

「これで背骨のズレが戻りました。」

という場面を見ることもあります。

では、本当に背骨はそんな簡単にずれてしまうものなのでしょうか。

 

 


私は「痛みの原因を背骨のズレだけで説明することは難しい」と考えています

私は約30年間、多くの患者さんを施術してきました。

その経験から、肩こりや腰痛などの痛みを**「背骨がずれているから」という一つの理由だけで説明することは難しい**と考えています。

もちろん、姿勢の変化や左右のバランスの違いはあります。

しかし、それだけが痛みの原因とは限りません。

私が重視しているのは、筋肉の状態です。

 


本当に背骨が大きくずれたらどうなるのでしょう?

「背骨がずれた」と聞くと、

骨が本来ある場所から大きく動いてしまったようなイメージを持つ方も多いと思います。

もし関節が本当に大きくずれてしまえば、それは脱臼のような状態になります。

肩を脱臼すると、強い痛みが出て自由に動かすことはできません。

そのため、一般的な肩こりや腰痛でみられる状態とは区別して考える必要があります。

私はこのことからも、

「背骨がずれているから痛い」

という説明だけでは十分ではないと考えています。

 


ボキボキ鳴る音は何なのでしょうか?

では、施術中に聞こえる「ボキッ」という音は何なのでしょう。

これは骨が元の位置へ戻る音ではありません。

関節は関節包という袋に包まれており、その中には関節液があります。

関節に瞬間的な力が加わると関節内の圧力が変化し、気泡が生じます。

この現象によって「ボキッ」という音が鳴ると考えられています。

一度指の関節を鳴らすと、すぐにはもう一度鳴りませんよね。

これも同じような仕組みです。

つまり、音が鳴ることと、骨が元の位置へ戻ることは別の話なのです。

 


ボキボキする施術を否定しているわけではありません

ここで誤解していただきたくないのは、

ボキボキする施術そのものを否定しているわけではないということです。

施術を受けたあとに、

「体が動かしやすくなった。」

「楽になった。」

と感じる方もいらっしゃいます。

ただ私は、

音が鳴ったこと=痛みの原因が改善した

とは考えていません。

そのため、当院では音を鳴らすことを目的とした施術は行っていません。

 


私が重視しているのは筋肉です

骨は筋肉によって支えられています。

筋肉に長年コリが蓄積すると、その筋肉が骨を引っ張り、姿勢や体のバランスに影響を与えることがあります。

私は約30年間の施術経験から、肩こりや腰痛、体のバランスの変化には、筋肉の状態が深く関係しているケースを数多く見てきました。

そのため施術では、

「骨を動かすこと」ではなく、「筋肉のコリを丁寧に取り除くこと」

を最も大切にしています。

筋肉の状態が改善すれば、それまで筋肉に引っ張られていた体のバランスも、自然に変化していくケースを多く経験しています。

 


まとめ

「背骨がずれている」と言われると、不安になってしまう方も少なくありません。

しかし私は約30年間、多くの患者さんを施術してきた経験から、肩こりや腰痛では筋肉の状態が大きく関係しているケースを数多く見てきました。

だからこそ、当院ではボキボキと音を鳴らすことを目的とするのではなく、痛みの原因となっている筋肉を丁寧に確認し、深部のコリを取り除く施術を行っています。

「背骨がずれているから」と決めつける前に、一度筋肉の状態にも目を向けてみてください。

痛みの原因を丁寧に探ることが、改善への第一歩になると私は考えています。

 

 

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「坐骨神経痛」は本当に神経が原因なのでしょうか?

腰痛に加えて、お尻から足にかけて痛みやしびれが出ると、多くの方が思い浮かべるのが**「坐骨神経痛」**ではないでしょうか。

「神経痛」という名前が付いているくらいですから、「神経が悪いんだろう」と考えるのも無理はありません。

実際、私の整体院にも、

「整形外科で坐骨神経痛と言われました。」

という患者さんが多く来院されます。

では、この「坐骨神経痛」とは、一体どのようなものなのでしょうか。

 

「坐骨神経痛」は病名ではありません

実は、坐骨神経痛は病名ではありません。

お尻から太ももの後ろ、ふくらはぎ、足先にかけて現れる痛みやしびれなどの症状をまとめて「坐骨神経痛」と呼んでいます。

例えば、MRIで椎間板ヘルニアが確認されれば、その原因はヘルニアと考えられます。

しかし、レントゲンやMRIを撮っても特に異常が見つからないにもかかわらず、お尻から足へ痛みやしびれが出る方も少なくありません。

そのような場合にも、「坐骨神経痛」という言葉が使われます。

つまり、「坐骨神経痛」という言葉だけでは、痛みやしびれが出ているという状態を表しているだけで、原因までは分からないということです。

私は原因の多くがお尻の筋肉にあると考えています

私は約30年間、多くの坐骨神経痛の患者さんを施術してきました。

その中で私がたどり着いた答えは、坐骨神経痛の原因の多くは腰ではなく、お尻の筋肉にあるということです。

もちろん、椎間板ヘルニアなどが原因となるケースもあります。

しかし、私が日々施術している中では、原因がお尻の筋肉にある方が圧倒的に多いと感じています。

では、なぜお尻の筋肉にコリができるのでしょうか。

大きな原因の一つが、長時間同じ姿勢を続けることです。

長時間座っていると、お尻の筋肉には体重がかかり続け、長い時間圧迫された状態になります。

反対に、立ち仕事などで長時間立ち続けている場合には、直立姿勢を維持するために中臀筋などの筋肉が長時間緊張し続けます。

また、座っている時に足を組む癖がある方では、左右の臀部にかかる負担にも偏りが生まれます。

こうした負担が毎日のように長期間続くことで、臀部の筋肉の深部にコリが形成され、少しずつ蓄積していきます。

一方、歩いている時にも臀部の筋肉は使っています。

ただ、歩行では筋肉を動かしながら使っているため、同じ姿勢で長時間座ったり立ったりしている場合と比べると、コリは蓄積しにくいと私は考えています。

もちろん、歩いていれば絶対にコリができないということではありません。

同じ筋肉を長時間固定した状態で使い続けるよりも、動かしながら使っている方がコリは蓄積しにくいということです。

トリガーポイントという考え方があります

私が施術の中で大切にしているのが、トリガーポイントという考え方です。

長期間の負担によって筋肉の深部に形成・蓄積したコリは、その場所だけではなく、離れた場所へ痛みやしびれを飛ばすことがあります。

坐骨神経痛のような症状も、その代表的な例の一つです。

実際に施術をしていても、お尻の深いコリを取り除いていくことで、足の痛みやしびれが軽くなっていくケースを数多く経験してきました。

腰ばかり施術しても改善しない理由

坐骨神経痛と言われると、多くの方は腰ばかり気にしてしまいます。

しかし、原因がお尻の筋肉にあるのであれば、腰だけ施術していても思うような変化は期待できません。

私は、痛みやしびれがどこに出ているかだけではなく、本当の原因がどこにあるのかを見極めることを大切にしています。

その結果、お尻の筋肉へ施術を行うことで改善していく患者さんを、これまで数多く診てきました。

まとめ

「坐骨神経痛」と言われると、神経そのものが悪くなっているように感じてしまうかもしれません。

しかし、「坐骨神経痛」は症状を表す言葉であり、原因は人によって異なります。

私は約30年間、多くの患者さんを施術してきましたが、坐骨神経痛の原因の多くは、お尻の筋肉にあると考えています。

特に長時間の座位や立位、足を組む癖などによって臀部への負担が長期間続けば、筋肉の深部にはコリが形成され、少しずつ蓄積していきます。

そして、この深部に蓄積したコリが、臀部だけではなく、太ももやふくらはぎなど離れた場所へ痛みやしびれを飛ばしている方を、私は数多く診てきました。

長年蓄積したお尻のコリを一つひとつ取り除いていくことで、痛みやしびれが改善していく患者さんも数多く見てきました。

腰痛や足のしびれでお悩みの方は、「腰だけ」が原因と決めつけるのではなく、一度お尻の筋肉の状態にも目を向けてみてください。

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夜中に足がつる…夏に増える「こむら返り」の原因と対処法

毎日暑い日が続いていますね。

この時期になると、患者さんから本当によく聞かれるのが、

「先生、夜中に足がつるんです。」

というご相談です。

いわゆる「こむら返り」です。

私は約30年間、多くの患者さんを施術してきましたが、夏場はこの相談が明らかに増えます。

では、なぜ夜中に突然足がつってしまうのでしょうか。

 

寝ている時の「伸び」がきっかけになることが多い

私が患者さんからお話を伺っていて感じるのは、寝ている時の「伸び」がきっかけになっているケースが非常に多いということです。

人は寝ている間、無意識に何度も伸びをしています。

その時にふくらはぎへ強い力が加わり、筋肉がつってしまうのです。

「寝ているだけでそんなに力が入るの?」

と思われるかもしれません。

でも、実は寝ている時の体には、自分が思っている以上に力が入っています。

例えば歯ぎしりです。

歯ぎしりをする方は、歯がすり減るほど強い力で噛みしめています。

しかし、「今、その歯ぎしりをしてください。」と言われても、ほとんどの方は同じ力ではできません。

それくらい、睡眠中には無意識の強い力が働いているのです。

こむら返りが起こる時間にも特徴があります

ところで、こむら返りが起きた時間を覚えていますか?

私が患者さんからお話を伺っていると、午前3時から4時頃だったという方がとても多い印象があります。

もちろん全員ではありませんが、この時間帯に起こるというお話は本当によく耳にします。

ふくらはぎに蓄積したコリに、疲労や水分不足が重なります

では、寝ている時に伸びをするだけで、誰でも足がつるのでしょうか。

もちろん、そうではありません。

私がまず気になるのは、普段からふくらはぎにどれだけ負担がかかり、筋肉が硬くなっているかということです。

立ち仕事や歩き過ぎ、運動などによる負担が長期間続けば、ふくらはぎの筋肉の深部にはコリが形成され、少しずつ蓄積していきます。

そこへ、その日の疲労や水分不足などが重なることで、筋肉がつりやすい状態になり、寝ている時の強い「伸び」が最後のきっかけになることがあると私は考えています。

特に夏は大量の汗をかくため、水分不足になりやすい季節です。

さらに、お酒を飲んで寝る日は注意が必要です。

アルコールには利尿作用があります。

さらに、アルコールを分解するためにも体内の水分が使われます。

つまり、お酒を飲んで十分な水分補給をしないまま寝てしまうと、こむら返りを起こしやすい状態になってしまうのです。

足がつった時はどうすればいい?

では、実際につってしまった時はどうすればいいのでしょうか。

ふくらはぎを必死に伸ばしている方も多いと思います。

しかし、急に強く伸ばすと筋肉を痛めてしまうことがあります。

私がおすすめしているのは、思い切って立ち上がってしまうことです。

「そんなことをしたら危ないのでは?」

と思われるかもしれません。

もちろん転倒には十分注意が必要ですが、立ち上がることで体重がかかり、ふくらはぎを無理なく自然に伸ばすことができます。

痛みが落ち着いたら、水を飲んだりトイレへ行ったりして、水分補給もしておきましょう。

そして、ふくらはぎを伸ばす時は、急に伸ばすのではなく、ゆっくりと伸ばすことが大切です。

慌てて一気に伸ばそうとすると、筋肉を傷めてしまうことがあります。

まとめ

夏は、一年の中でもこむら返りが増えやすい季節です。

私は約30年間、多くの患者さんを施術してきましたが、普段からふくらはぎに負担が蓄積しているところへ、夏場の水分不足や疲労などが重なり、夜中に足がつる方が増えると感じています。

日頃からふくらはぎに負担をため込み、深部のコリを蓄積させないこと。

そして、お酒を飲んだ日は特に水分補給を意識すること。

それだけでも、こむら返りの予防につながります。

もし何度も足がつるようでしたら、「年齢のせいだから」と諦めず、一度ふくらはぎの筋肉の状態を見直してみることをおすすめします。

 

当院の施術についてさらに詳しく知りたい方は、こちらのページもぜひご覧ください。

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